地下鉄 竹田から 徒歩約20分の鳥羽離宮公園
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- 旅行時期:2011/09(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
伏見 クチコミ:48件
鳥羽離宮公園の付近一帯は幕末の鳥羽伏見の戦いの古戦場跡となった場所でもある。地下鉄 竹田から 徒歩約20分、近鉄電車 竹田からも徒歩約20分で行ける。
慶応三年(1867)十月、将軍徳川慶喜の大政奉還後も、薩摩の大久保利通や公家の岩倉具視らはあくまで武力による倒幕を計り、十二月の王政復古の大号令を発令、幕府の事実上の廃絶が決定されその後も薩摩藩の挑発行動が続いたことから、大阪城にいた徳川慶喜はついに幕府の強硬派の意見に従って薩摩を討つため上洛を決意し幕府軍は鳥羽街道と伏見街道に分けて京都に進軍した。
明治元年(1868)正月三日の夕方、鳥羽街道を北上した幕府軍1万5千と、これを阻止しようと竹田・城南宮周辺に布陣した官軍6千は、現在の離宮公園から西北、小枝橋付近で激突これが鳥羽伏見の戦いの発端となった戦闘だった。秋の山には薩摩軍の大砲が配置されていて、最初の砲撃が行われた。
現在、離宮公園には、秋の山の頂上付近に明治四十五年(1912)に建てられた「鳥羽伏見戦跡碑」があり、また平成十年(1998)に建てられた「鳥羽伏見の戦勃発の地小枝橋」の石碑や戦いの戦闘図等が設けられている。
- 施設の満足度
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3.5
- 施設の快適度:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/02/25
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