~景色の移り変わりを楽しむ廻遊式庭園~琉球王国のグスク及び関連遺産群 世界遺産 識名園
- 5.0
- 旅行時期:2011/08(約14年前)
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by でかドラさん(非公開)
那覇 クチコミ:30件
識名の御殿(しちなぬうどぅん)とも呼ばれ、1799年に完成した琉球庭園としても知られています。中国の様式と沖縄独自の文化を取り入れた折衷様式で建築された庭園で、現在でいう迎賓館と同じで中国大使をもてなすためにも利用されていました。
また琉球王最大の別邸でもあり、池の周辺を歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とした廻遊式庭園といった形式で造営されました。中国の影響も受けながら沖縄独自の色を感じさせてくれる庭園には国の天然記念物指定される淡水産の紅藻類「シマチスジノリ」が生える「育徳泉」、沖縄らしい赤瓦屋根の木造建築の「御殿」、池に浮かぶ島に作られた六角形のあずまや「六角堂」、那覇市街地を眺望できる「勧耕台」などがあります。
現在は世界遺産に登録されていますが、1945年第二次世界大戦にて「識名園」は破壊されてしまったという沖縄の悲しい歴史も感じさせる場所のひとつでもあります。1975年に7億8千万事業費をかけて復興し現在に至ります。
園内は那覇市内と思わせない程静まり返っていて世界遺産に選定されただけの沖縄文化を取り込んだ独特な風景は趣と歴史を感じさせてくれました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2011/09/06
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