由布島　：　地上の楽園のような島です。

5.0
旅行時期：2010/12（約15年前）

by ニッキーさん（女性）

西表島クチコミ：1件

由布島は島全体が亜熱帯植物園になっています。
その昔台風で全滅した由布島に、ある夫婦が1本1本ヤシの木を運んで植え島を蘇らせたのが由布島亜熱帯植物園の元になったそうです。
まるで地上の楽園のような美しい島です。亜熱帯植物が茂る島とは言え、人の手できちんと整備されていますから気持ちよく散策できますよ。

西表島から海の浅瀬を水牛車や歩きで渡ることはよく知られていますが、島の反対側、イーストビーチからは小浜島が望めます。干潮の時は潮が引いてまるで小浜島まで歩いて渡れるのではないかと思うぐらい広大な干潟が現れます。干潟では小さな魚やヤドカリが足元でごそごそ動いているのを観察することができるので、お子さんも楽しめるのではないでしょうか？

島にはヤシの木やガジュマル、シダ類などの亜熱帯植物が茂り、ハイビスカスを始め色とりどりの花が咲いて南国の楽園のような雰囲気を楽しむことができます。他にもマングローブ林、ブーゲンビレア・ガーデン、蝶々園などがあります。
蝶々園ではオオゴマダラという大型の蝶が人を恐れず飛び交っています。ここではオオゴマダラの世にも珍しい金のさなぎを見ることもできます。

水牛もこの由布島で飼われています。水牛は汗をかくことができないため水に入ることを好むのだそうで、ここ由布島では水牛が池の水に肩までじっと浸かっているのを見ることができます。

小さな島なのでヤシの道を歩いたり展望台へ登ってみたり浜辺を散策したり、隅から隅まで歩き回ってみると楽しいと思います。
レストランもあり、八重山の郷土料理を味わうことができますよ。