初体験の太平燕は旨かった!
- 4.0
- 旅行時期:2008/09(約16年前)
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by 山菜迷人さん(男性)
熊本市 クチコミ:3件
太平燕の元祖は中華園(熊本市桜町「くまもと阪神」8階)と言われているが、会楽園(熊本市新町)や紅蘭亭(熊本市安政町)を発祥とする説もあり、定かではない。いずれにしても、元は中国福建省福州市の郷土料理で、アヒルの卵を入れたスープワンタンのようなものであるらしい。明治時代に華僑が伝えたと言われているが、入手しにくいアヒルの卵が鶏卵に、扁肉燕(豚肉を叩き潰して薩摩芋澱粉と一緒に練り込んだワンタン用の皮)の代わりに春雨を用いるようになったようである。
初めの一つであるくまもと阪神8階の中華園で太平燕を喰う。地鶏のだしに、白菜、豚肉、海老、椎茸、葱、野菜の旨味、甘味、胡麻油の香り、椎茸の匂い、あっさりした塩味、深みのあるスープはすごく旨い。飽きのこない味だ。そこに春雨の食感。そう短くもない人生の中で初体験の一杯である。しかも、この太平燕、僕のお気に入りの一品になってしまった。
○太平燕 945円
○評価 ☆☆
- 施設の満足度
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4.0
- 一人当たり予算:
- 1,000円未満
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
クチコミ投稿日:2008/09/18
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