MOA美術館 意味のある豪華さ
- 5.0
- 旅行時期:2008/06(約18年前)
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by kimitakeさん(男性)
熱海 クチコミ:1件
まず感じたのは、新幹線どころか普通列車で、東京からわずか2時間半、片道2,050円しかかからずに行ける程、熱海は近いこと。
さて、MOA美術館へは、JR熱海駅から直通バス(160円、8分)がある。なお、駅前で割引券(1,300円?)で買えるはずなので、時間に余裕のある方は買っておくと良いと思う。
大きな美術館である。山の上にあり、長い通路をエスカレーターで上る。その天井の色は、赤、紫など色が変わる凝ったもの。
まず、本館3階に入る。この階には中国と日本の絵画、彫刻、壷などがある。特に有名なのは「色絵藤花文茶壷」(国宝)、「湯女図」(重要文化財)。
下って本館2階は洋画。このように階を分けているのがいい。「睡蓮」(モネ)、「自画像」(レンブラント)がある。この自画像は遠目に見ても光の使い方からレンブラントだと明らかにわかる。
尾形光琳の「紅白梅図屏風」(国宝)は毎年2月のみの展示だそうで、今回は見られなかったが、他の展示物が素晴らしく、全く不満は感じなかった。
全体的な印象としては、とても広く、ゆったりしている。椅子も立派で座り心地がいい。客数は結構いて、この時間帯(12時~2時)で200人は超えていそう。
今日の特別展は「第16回 MOA岡田茂吉賞展」。特に気に入ったのは陶磁の今泉今右衛門氏の美しく斬新な作品。
その上、光琳屋敷という数寄屋作りの家屋、立派な能楽堂がある。メインロビーからの海が見える眺望も素晴らしい。
大人1600円。
- 施設の満足度
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5.0
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2008/06/15
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