旧金子家住宅

旧金子家住宅は呉市豊町御手洗地区の奥まった所、御手洗天満神社の参道入り口近くにあります。江戸時代に庄屋を務めた金子家が来客...  続きを読む用に作った屋敷との事。中には入れませんでしたので、外から壁だけ見ることになりました。江戸末期にはあの坂本龍馬も訪れたと説明板に書いていました。  閉じる

投稿日:2022/05/29

　豊町御手洗重要伝統的建造物群保存地区を散策している際に、街の奥まったところに、この旧金子家住宅がありました。それほど大き...  続きを読むくはない町年寄，庄屋役を勤めた金子家の屋敷ですが、とてもきれいに保存されていることに感心させられます。ここに来るまでは知らなかったのですが、幕末に重要な会議が開かれるなど歴史を動かす表舞台となっていた事に驚きました。
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投稿日:2021/09/09

　広島県呉市大崎下島・御手洗地区の観光スポット「若胡子屋」斜め向かいにある金子家住宅。建物そのものというより、歴史にとても...  続きを読む関係ある建物でした。そのひとつが坂本龍馬とのつながり。いろは丸事故で紀州藩と交渉するため長崎に向かう途中、御手洗に立ち寄った際の宿舎がこの金子家住宅でした。豪商兼庄屋の家でした。また、長州藩軍と広島藩軍はこの家で倒幕に向けた御手洗条約を締結していました。場所を提供したにすぎないといっても、残っていること自体がなかなかですよね。
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投稿日:2021/03/20

旧金子家住宅は、御手洗市街の奥まった場所。江戸時代に御手洗の町年寄や庄屋役を勤めた金子家が文人墨客や広島藩の要人などを接待...  続きを読むするために建てた屋敷。最近公開されたばかりの施設です。
御手洗条約という条約についての説明がありましたが、慶応3年（1867）10月の大政奉還直後の11月のこと。討幕の決意を固めた長州藩兵が京に上るため御手洗に立ち寄った際、長州藩と広島藩が結んだ軍事協定がここで結んだ条約。鳥羽伏見の戦いは翌年1月のこと。事態が緊迫した局面だったと思われます。
ただ、屋敷は小ぶりで穏やかな数寄屋風書院造。そして、千利休や古田織部の指導を受け、広島藩の国家老でもあった上田宗箇。その上田宗箇流で唯一現存する江戸時代の茶室があるのも大きな価値かと思います。
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投稿日:2020/10/23