最近公開されたばかりの施設です
- 4.0
- 旅行時期:2020/01(約6年前)
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by たびたびさん(男性)
大崎下島・豊島・下蒲刈島 クチコミ:48件
旧金子家住宅は、御手洗市街の奥まった場所。江戸時代に御手洗の町年寄や庄屋役を勤めた金子家が文人墨客や広島藩の要人などを接待するために建てた屋敷。最近公開されたばかりの施設です。
御手洗条約という条約についての説明がありましたが、慶応3年(1867)10月の大政奉還直後の11月のこと。討幕の決意を固めた長州藩兵が京に上るため御手洗に立ち寄った際、長州藩と広島藩が結んだ軍事協定がここで結んだ条約。鳥羽伏見の戦いは翌年1月のこと。事態が緊迫した局面だったと思われます。
ただ、屋敷は小ぶりで穏やかな数寄屋風書院造。そして、千利休や古田織部の指導を受け、広島藩の国家老でもあった上田宗箇。その上田宗箇流で唯一現存する江戸時代の茶室があるのも大きな価値かと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/10/23
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