もうすぐ12月がやってくる。
街の中はクリスマスカラーに彩られ、耳に入る音楽もなんとなくクリスマスチックなモノが多い。
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そんな雰囲気下にいるとクリスマスを派手に賑やかに過ごすのが当たり前のように思えてきてしまうのが怖いところ。
そんな風に思いはじめたら、もう一度初心に帰りクリスマスはどの様な意味を持つ行事なのかを考えてみることも良いかもしれない。
そんな気分の時にお勧めなのが、その前に立つだけで気分が落ち着き穏やかな心に戻れる場所だ。
今の時期ならば、教会のステンドグラスなどが良いかもしれない。
教会のステンドグラスには聖書の内容が分かりやすく図解してあり、その詳細までは分からなくともなんとなくの意味ならば分かると思う。
冬の太陽光はそんなに強くはないのでステンドグラスを通過する光も柔らかで、室内に降り注ぐステンドグラス越しの光は穏やかで、心も落ち着いてくるだろう。
都内にある教会で美しいステンドグラスと言えば、青の色が鮮やかな聖イグナシオ教会が有名だ。
7枚のステンドグラスが納骨堂への階段の窓枠に嵌められていて、天気の良い日にはステンドグラスを透過した光が螺旋階段のステップを彩る。
納骨堂はクリプタと呼ばれ、その入口は大聖堂へと入って左手の端。
小さな扉を開けると、その向こうには螺旋階段とステンドグラスの世界が待っている。
大聖堂や納骨堂には多くの信者の方がお祈りにいらしていて、カメラのシャッター音すらその邪魔になりそうな場所だ。
写真を撮るならば、シャッター音は消音設定にする方が良いと思う。
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投稿日:2016/11/19