白樺湖夏祭り花火大会は、蓼科高原の白樺湖畔で毎年8月10日に開催されます。この地域では8月15日に開催される諏訪湖祭湖上花...
続きを読む火大会が有名です。諏訪湖は打ち上げ総数40,000発、来場者数約50万人と国内最大規模なのに対し、白樺湖は1,500発、15,000人と比べ物にならないローカルな花火大会です。ただ、諏訪湖の混雑は幼児連れには厳しいと思い、初めてこちらの花火見物に訪れました。孫たちには花火大会そのものが初めて。
ちの旅案内所に電話で照会すると親切に教えてくれます。①打ち上げは午後7時30分から1時間。5時頃には駐車場が満杯になるので4時半頃、現地に到着すると良い、②白樺湖周辺には東・西・南の3つの駐車場があり、すべて無料、③東と西の駐車場からは観覧場所まで1~3分程度、南駐車場からは5分程度歩く必要がある、④南駐車場には屋台が出る、等々。
避暑で滞在中の別荘地からビーナスラインを車で30分、現地到着は午後5時前。流れのまま車を走らせると西駐車場に到着。ちょうど満車になるタイミングでしたが、目の前の1台が偶然出て行ったので最後のスペースに運よく車を止めることができました。なお、池の平ファミリーランドの駐車場は午後6時から無料開放されるとのことです。
駐車場を出てすぐの舗道にスペースを見つけ観覧場所を確保。人出はほどほどなので場所探しに苦労することはありません。打ち上げまでの1時間ちょっとをすぐそばの白樺湖観光センター駐車場に設営された小規模な屋台村で過ごしました。トイレもここで借りることができます。清潔です。
規模こそ大きくはありませんが、最大号数7号玉、水上スターマインもあり、見所十分です。
ここの花火を経験して気づいたのは、花火大会で重要なのは規模ではなく、花火との距離の近さということ。花火は私たちの観覧場所から100mほど沖合にある小島から打ち上げられるので、レジャーシートに寝転がって見上げると真上で次々と展開します。アウトドアチェア不要。これほどの迫力は今まで経験したことがありません。高原の風は寒いくらいですが、シートを通して伝わる地熱は適度な岩盤浴状態。周囲の蓼科山や霧ヶ峰からこだまする反響音も相まって至福の時間が過ぎていきます。
帰路の混雑・渋滞を心配する必要がないので、最後の水上スターマインや超特大スターマインまで思う存分楽しむことができました。これも他の花火大会では滅多に経験できないことです。有名な大規模花火より数倍楽しい、ローカルな花火大会でした。
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投稿日:2019/08/12