施設情報
行基建立四十九院のひとつで、現在の観音堂は古くは「観音寺」「木積観音（こつみかんのん）」などと呼ばれ、孝恩寺とは別の寺院だった。観音寺は大正3年（1914）、廃寺して当寺に合併したが、寺伝によると、奈良時代の神亀3年（726）、行基によって開創された七堂伽藍をもった寺院だった。その後、さまざまな混乱を経て観音堂のみを残して現在に至る。この観音堂は、大阪府下で最古の木造建築物のひとつに上げられ、鎌倉時代後期に建てられた密教様式を現在に伝える貴重な建物。釘を1本も使わずに建てられたので、「木積の釘無堂」とも呼ばれ、国宝になっている。「木積」（こつみ）とは、孝恩寺のある貝塚市の地名のことで、行基が「観音院」をはじめ、関西に49の院を建てる際、山から切り出した木材置き場にしたことに由来する。また、境内の宝物館には、雨乞い祈祷の本尊として知られる「難陀竜王増像」や鎌倉初期の阿弥陀如来立像など国指定の重要文化財19点も。
クチコミ（3件）
- 岸和田・貝塚 観光 満足度ランキング 30位
- 3.27
- アクセス：
- 3.75
- 人混みの少なさ：
- 5.00
- バリアフリー：
- 0.00
- 見ごたえ：
- 4.50
-
満足度の高いクチコミ（2件）
すばらしい仏像がたくさん
4.5
- 旅行時期：2023/03
- 投稿日：2024/04/16
国宝の観音堂（本堂で釘無堂とも呼ばれる）のある孝恩寺、その観音堂の修復工事が完成したことで、文化財収蔵庫が公開されました。... 続きを読む
-
-
by のーとくんさん（男性）
岸和田・貝塚 クチコミ：2件
-
すばらしい仏像がたくさん
- 4.5
- 旅行時期：2023/03（約1年前）
- 3
-
釘無堂
- 3.0
- 旅行時期：2021/08（約3年前）
- 0
-
こんなところにあるなんて
- 4.5
- 旅行時期：2012/12（約11年前）
- 0
1件目～3件目を表示（全3件中）
このスポットに関するQ&A（0件）
孝恩寺について質問してみよう！
岸和田・貝塚に行ったことがあるトラベラーのみなさんに、いっせいに質問できます。
-
のーとくんさん
-
umaro64さん
-
pkenpさん
