上総国分寺跡

　車で訪れました。駐車場は道を挟んであります。
　8世紀に聖武天皇の詔により全国に建立された国分寺の一つです。上総国は桓...  続きを読む武天皇の皇子が国守となる親王任国の一つだったそうで、上総国の国分寺は日本最大規模だそうです。
　旧国分寺は室町時代までには衰退したとのことですが、江戸時代中期に同じ場所に現国分寺が再興されました。その際に、建立された薬師堂と仁王門が現存しており、仁王門の阿形が室町時代に、吽形が江戸時代の作だそうです。これらは市原市の文化財に指定されています。
　現在の正門に当たる場所が、かつての西門で、基壇の一部が復元されていました。現国分寺を囲むように広大な芝生のエリアがあり、如何に当時の国分寺が大きかったのかがわかります。国の史跡に指定されています。
　なお、北東方向1km弱の場所に市役所を挟んで国分尼寺跡があります。往時の中門と回廊等が遺跡の上に当時の材料、技法でちゃんと復元されており、また資料館も併設されています。なぜ国立の寺を作ったのか、なぜ衰退したのか等の説明もあり当時の理解が深まりますので、併せて訪問されることをお勧めします。  閉じる

投稿日:2021/01/26

千葉県の市原市。
中々行く機会のない場所ですが、五井駅からバスで20分のところに市原市の中心地となる市役所があります。
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市役所を挟んで上総の国府、国分寺と国分尼寺があり、どちらも部分的に往時の建物が再建されています。

桧皮ぶきの国分寺は、とても趣があります。
堂々とした山門や周囲の寺領の広さからも、そのスケールを感じられます。

国分尼寺には資料館があり、往時の寺領と寺を中心とした町の形成がよくわかります。
国分寺と違う色彩豊かな建物は、尼寺のイメージを変えるものです。

こんなところで、歴史を感じる散歩ができました。
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投稿日:2018/04/09

市原の五井界隈の代表スポットというようなこともあって、かなり期待していきましたが、意外なほど質素でシンプルな遺跡でした。市...  続きを読む役所に近い場所で、市民会館の裏手に立地していて、現在の国分寺の境内を含めて、かなり広い面積をようしていたお寺ですが、その形跡は復元された門跡だけです。いまいちな感じと言わざるを得ません。それでもすぐ近くに説明板が設置されており、この地がかつて上総の中心だったことは、なんとなく想像できます。  閉じる

投稿日:2017/09/22

　休日にふらっと出掛けた。
　国分寺としては規模が大きく伽藍も整っていると聞いていたが、パンフレットとにらめっこでも伽藍...  続きを読む配置が余り分からなかった。　国指定史跡なのでもっと工夫すれば良いのにと思った。　ただ七重塔跡 (七重塔心礎石) のところには解説板があったが・・・・。
　近くの市役所のロビーには七重塔の復元模型が展示されているので、ぜひご覧になることをお勧めします。　朱塗りでとても綺麗なものです。  閉じる

投稿日:2012/12/03