仙覚律師遺跡
名所・史跡
3.21
仙覚律師遺跡 クチコミ・アクセス・周辺情報
小川・嵐山 観光 満足度ランキング 34位
仙覚は建仁3年(1203年)常陸国(茨城県)に生まれ、天台宗の僧侶で万葉集研究の先駆けとして知られています。寛元4年(1246)、仙覚は源親行の書写本を底本に万葉集の読み方のわからなくなっていた152首を読めるようにしました。建長5年(1253年)後嵯峨上皇に奉献したところ、上皇は喜んで仙覚の歌1首を続古今和歌集に載せたといいます。文永6年(1269)に本格的な万葉集の註釈本として学問的価値の高い「萬葉集註釈」全10巻を完成させました。 そして、この画期的な大業績を成し遂げた場所が小川町であると言われています。 なお、この石碑は昭和3年4月、仙覚律師保存会によって建てられました。撰文は国文学者で、万葉集研究者の第一人者である佐々木信綱、書は岡山高蔭です。また、この旧跡のある地は、中世の城跡「中城跡」でもあります。周囲に土塁が残され、かすかに当時の様子を偲ばせます。
クチコミ・評判
1~3件(全3件中)
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仙覚律師遺跡碑に行きました
- 3.5
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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万葉集研究の地
- 3.0
- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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解読書『万葉集註釈』を完成させた、感謝の記念碑です。
- 3.0
- 旅行時期:2017/02(約9年前)
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仙覚律師は難解で読めなかった万葉歌を生涯かけて読み解き、初めての解読書『万葉集註釈』を1269年(文永6年)、小川町麻師... 続きを読む宇郷(ましうごう)の地で成し遂げた。現在の「小川町増尾」辺りになります。
仙覚律師遺跡は仙覚律師遺跡保存会が昭和三年に小川町大字大塚に建てた石碑です。室町時代後半の15世紀後半に築造された中城跡(なかじょうせき)で、周囲に土塁と深い堀が現在も残っています。
中城跡が遺跡の名に相応しいとのことでここに石碑を建てたそうです。一般の遺跡を頭に描かず、平たく言えば仙覚律師が小川町で解読書『万葉集註釈』を完成させた、ことに対する感謝の記念碑です。過去に仙覚律師の遺物・遺構・旧跡・古跡があった場所ではありません。山中に記念の石碑とその案内があるだけです。関心がある人だけが訪れる所で、人影はありません。何人かで訪れることをお勧めします。 閉じる投稿日:2018/09/10
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