気仙沼湾の最奥部がかつての中心市街地だった魚町・南町です。港には漁船や定期船が戻ってきていますが、陸地はまだ空地だらけです...
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市街地の背後の高台にあって校舎の上に体育館が載っているユニークな建物が、2014年3月で閉校が決まっている気仙沼女子高校です。直接の被災はなかったようですが、生徒数の激減が閉校の原因のようです。
魚町・南町では2012年に復興街づくりのコンぺが行われ、平常時は海底に潜み、津波襲来時に出現する直立浮上式防波堤やウッドデッキなどの親水空間整備を提案した案が最優秀賞に選ばれました。しかし、結局は土地区画整理事業によって土地を1.3m~1.8m程度嵩上げし、高さ5mを超える防潮堤を建設するという普通の案が計画されているようです。それでもまだ(2013年夏の時点)、事業には着手できていません。
計画の内容はともかく早く町を再生しないと、町から若者が消えてしまうかも知れません。
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投稿日:2013/07/18