国指定重要文化財 渡邉邸 【豪商豪農の館】
名所・史跡
3.32
国指定重要文化財 渡邉邸 【豪商豪農の館】 クチコミ・アクセス・周辺情報
えちごせきかわ温泉郷 観光 満足度ランキング 1位
古の米沢街道を彷彿とさせる外観。当時の贅と知恵が集まった邸宅と名勝庭園は必見。映画「峠 最後のサムライ」のロケ地にもなりました。館内ガイド有。 渡邉家の初代儀右エ門善高は、村上藩の郡奉行をしていたが、藩主国替えのとき、家督を譲り桂村に隠居、その後寛文7(1667)年に現在の場所に転居して以来の旧家です。 三千坪の広大な敷地に堀と塀をめぐらし、五百坪の母屋には、厳選された無節の柱や丸桁などが惜しみなく随所に使われています。往時には十二あったとされる蔵のうち、残っている六つの蔵もまた豪農を思わせる作りとなっています。 母屋の最も特徴的な造りの一つが、石置木羽葺屋根です。屋根には木羽二十万枚と石一万五千個が使われています。 この母屋と土蔵は、昭和二十九年に国の重要文化財に指定されました。 また、庭園は回遊式となっており、元禄末期から享保初期にかけて京都から遠州流の庭師を招いて構築されたもので、昭和三十八年に国の名勝に指定されています。 【上杉家と渡邉家】 渡邉家三代善久は、享保十一年(1726)財政難に苦しんでいた米沢藩に融資、その後幕末までに総額十万両以上を用立てた。その功により五代英良以降、同藩の勘定奉行格の待遇を受けた。その後、七代善映のときには、寛政十年(1798)に四百五十石の知行が与えられた。 また、七代善映は、上杉鷹山公から弓矢の玩具を拝領している。この弓矢は、幼き頃鷹山公が手遊びをしていたもので、天明6(1786)年、幼少の善映登城の折に拝領したもので、現在は歴史とみちの館に展示されている。 【平成の大改修】 現在渡辺邸は6年をかけて行われた大修理が終了しました。 生まれ変わった豪壮な姿をどうぞご覧ください。
クチコミ・評判
1~15件(全15件中)
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圧巻の土間
- 5.0
- 旅行時期:2021/09(約4年前)
- 2
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関川にある豪農の館
- 4.0
- 旅行時期:2021/06(約5年前)
- 0
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往年の威勢が伝わってきます
- 5.0
- 旅行時期:2021/06(約5年前)
- 0
JR米坂線「越後下関」駅から徒歩5分ほど。
渡辺家は荒川を利用した廻船業や酒造業で財を成し、上杉鷹山の米沢藩藩政改革にも... 続きを読む協力したという豪商で大地主。米沢藩から勘定奉行格の待遇を受けた武家としての側面も持つそう。
堀を巡らせた広大な外観からも往年の威勢が伝わってきます。
屋敷内は商家としての作業空間だったのか太い梁が通った広い土間と板敷の広間、武家屋敷のような畳敷きの居住空間に分かれてます。なかなか面白い造り。
数寄屋造りの大座敷から眺める庭園の景観も素晴らしい。
この辺りは旧米沢街道に面していて宿場町でもあったらしく商家の津野家邸や庄屋の佐藤家邸も並んでいます。 閉じる投稿日:2021/06/24
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こんな大きな土間は見たことがない
- 4.0
- 旅行時期:2018/07(約7年前)
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歴史を見て聞いて感じられる渡邊邸
- 5.0
- 旅行時期:2018/05(約8年前)
- 0
街中の一角にある渡邊邸。入ってみると奥がとても広く、昔の人々の住まいのようすがよく分かります。
行った時には説明をしてく... 続きを読むださるガイドさんがいたので、おはなしを聞きながら隅々まで案内していただきました。ドラマ?映画なのか、撮影で使われたこともあるそうです。
中に入ると土間があり、靴を脱いで二階へ。昔の職人さんたちの技術の素晴らしさがうかがえる欄間や襖絵、階段の急さ加減や、棚に込められた生活の知恵など、現代にはない面白さがたくさん詰まっています。
こちらの渡邊邸はその昔この辺一帯の大地主様だったようで、庭を出るといくつも蔵があります。
蔵の中はひんやりとしていて、そちらの中にも農機具などの展示物がありました。
蔵はお宝が詰まってそうなくらい立派です(笑)。
こちらはお手洗いもあるので、休憩がてらのんびり見て回るのもいいと思います。 閉じる投稿日:2019/04/11
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関川村の原風景です
- 3.0
- 旅行時期:2018/05(約8年前)
- 0
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言わずと知れた豪農の館
- 4.0
- 旅行時期:2018/05(約8年前)
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NHKドラマ「蔵」のロケ地
- 4.5
- 旅行時期:2017/05(約9年前)
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関川村にある豪商の館
- 4.0
- 旅行時期:2016/03(約10年前)
- 0
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関川村豪商の邸宅
- 4.5
- 旅行時期:2015/08(約10年前)
- 0
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渡邉邸
- 4.0
- 旅行時期:2015/06(約11年前)
- 0
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豪商の家を見学できる
- 4.5
- 旅行時期:2014/05(約12年前)
- 0
豪商渡邉家は3,000坪の敷地に500坪の大邸宅。
広い土間、高い天井、重々しい梁組み、いろりのある茶の間、趣のある庭園... 続きを読むなど豪商の生活がうかがい知れます。
渡邉家の初代は村上藩主の家臣で郡奉行として活躍。
渡邉家の子孫は、廻船業や酒造業、新田開発などで富をなし、財政難に苦しんでいた米沢藩に幕末まで融資をして、米沢藩勘定奉行格の待遇を受けたそうです
米沢藩は財政難でとても苦しんでいたところですが、かなり貢献していたのがわかります
全盛期には75人の使用人を抱え、約1,000haの山林を経営、約700haの水田から10,000俵の小作米を収穫したそうです。すごい豪商ですね!! 閉じる投稿日:2014/05/10
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「平成の大修理」中の越後の豪商
- 4.5
- 旅行時期:2012/09(約13年前)
- 0
この渡邊邸は、目の前を旧米沢街道が走る、宿場町の中に位置しており、
酒造業や金融業などを行って財を築いた豪商です。
... 続きを読む
写真ではスケール感がわかりにくいかもしれませんが、
道路に面している部分(主屋)だけで約40メートルはあります。
敷地は約3千坪もあります!
現在は平成の大修理をしており、建物全てを見学することはできませんが、
逆に古き家屋の解体を見られるのは希少かもしれません。
個人的には、四方鎌継ぎといった柱の継ぎが大変興を惹かれました。
完成してしまうと見られないとのことなので、今のうちにぜひ。
なお、平成の大修理は平成21年1月から6年間かけて行われるとのことです。
また、見学する際は、東桂苑・せきかわ歴史と道の館との
3館共通観覧券600円がおススメです。 閉じる投稿日:2012/09/30
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平成の大改修中(見学可) 国指定重要文化財 渡邉邸
- 4.0
- 旅行時期:2012/05(約14年前)
- 1
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豪農の館
- 2.0
- 旅行時期:2011/12(約14年前)
- 0
1件目~15件目を表示(全15件中)
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