家族連れ（高齢者、乳幼児や低学年）にはお薦めではない。

■接客
ホテルに到着したときから？な感じが付きまとう。
ホテル下の駐車場に車を停め、荷物をたくさん持ちながら階段を上がっていると
別のルート（坂道）から従業員らしき人が登ってくる。
こちらを見るが、一言も発せずそのままホテルの入り口から中へ入っていった。
ペンションなんだし、荷物を持てとは言わないが何か一言あるのでは？
（いらっしゃいませ、とか）
この？な感じは後に確信に変わる。

■部屋
ホテルの趣味が優先された何とも気持ち悪い部屋。
和室に後付されたであろうカーテンレールはヨーロッパ風のカーテンレール。
和室にはバスとトイレがあるのだが、そのトイレの横にある洗面台もヨーロッパ風。
しかし浴室のドア、浴室は純和風。
ヨーロッパ風の洗面台には、キレイな花びら型のライトが２つ。
点灯させると片側が点かない。
ライトの内側を確認してみると、電球が抜かれている。
せっかくの豪華なヨーロッパ風洗面台なのに、なぜこんなケチなことをするのか？
泊まった和室は変則的な作りで、廊下がL字型になっていて和室自体よりも廊下の面積のほうが広い。
その長い廊下のライトも電球が１つ抜かれている。
その御蔭で廊下の奥が大変暗くなっている。
なぜ宿泊すると客が不便になるのであろう場所の電球を抜くのか？
ペンションに宿泊しているとわりきってはいるので、ある程度は我慢するつもりでいたが
電球抜かれたり、和室にヨーロッパ風装飾など
とても我慢出来るレベルでない状況。
隣の話し声も聞こえる（普通に話をしている声が聞こえる）
少し子供が歩き回るだけで、下の部屋からウルサイとクレームを言われる。
布団シーツには髪の毛がついていて（他人）、しっかり洗濯されているのか疑問。
ペンションではなく、プチホテルと名乗っているが
その分部屋数が多いのだとは思うのだが、従業員数が足りてなくてこのような惨状なのではないだろうか。
洗面台はお世辞にもキレイと言えない。何かの汚れカスが残っている。
せっかくのヨーロッパ風洗面台、一番目立つのがその汚れカスという惨状。
ここを掃除するマンパワーすらないのだろうか。

部屋の備え付け浴室は、まずドアがカビで黒く汚れている。
ここはキレイにしてくれ
なぜなら、この部屋のトイレはユニットバスではないのだが
洗面台のある脱衣所にトイレが置かれているので、トイレの便座に座ってると
浴室のカビのドアが嫌でも目に入る。
カビキラー１発でキレイになると思うんだけどな。
そもそも浴室自体はお世辞にもキレイとは言えず、入ろうとは思わないのだが。

■アメニティ
バスタオルが固い。
元々は値段の高いバスタオルだったと思われるのだが
長年使い込んだことに加え、洗濯の方法がハミングなどの柔軟剤を使ってない
もしくは全く効かないほどバスタオルの生地がダメになっているため
バリバリになっていてとても体を拭けるようなタオルではなくなっている。
畳んでいるときに気づきそうなものだけど、これで宿泊者が体を拭いてどう思うのか
ホテルの方々は考えたことがないのだろうか？

部屋に備え付けのティッシュ
クリネックス系の箱型ティッシュ箱に、カバーを付けて置いてあったのだが
そのカバーが変形してしまっている為に、ティッシュを取り出し口から取り出すことが出来ない。
カバーが変形していて、ティッシュ箱本体を押しつぶしているからティッシュが出てこないのだ。
こんなのは箱入れ替えた時、すぐに気づくだろ・・・・と思うのだが。
宿泊者が困るとは考えないのだろうか。

＠１２０００円の値段の割に、まあペンションなので
部屋着などはない。歯磨きはあったが、アメニティといえばそれだけ。
割高感は否めない。

■料理
肉料理、魚料理、前菜、白飯（食べ放題）、デザート：夜
卵料理、サラダ、パン、ヨーグルト：朝
料理は不味くはないし、美味しい部類。お腹も一杯になる。
しかし、ここでもホテルの趣味の押し付けが辟易する。
飲み放題のドリンクコーナーには、夜も朝もこのホテルオリジナルの珈琲が置かれている。ナッツ系の豆を使った珈琲で、この珈琲の為にわざわざ宿泊する人もいるそうだ。
しかし好みの別れるお味。
普通の人は一般的な豆の珈琲のほうが好むと思われる。
現に宿泊した日、その珈琲はあまり減ってはいなかった。

■全体
スキー場まで徒歩で行ける。
スキーを目的とする場合は、立地的に最高である。
だからこそ、部屋や食事、サービスなど内容を重視しなくても
満足する宿泊者が多いのかも知れない。

ただうちはそれ系ではないので
ただの観光客としてこのホテルを評価した場合、低評価にならざる得ない。
これなら白樺湖にあるパイプのけむりに宿泊したほうが全然マシだ。

クチコミ投稿日：2019/05/02