可もなく不可もなくごく平均的ごくです

3.0 旅行時期：2018/05（約8年前）

イメ・トラさん（女性）

串本・古座川のクチコミ：1件

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閉鎖したホテルをリニュアルしてゴールデンウイークウイークにオープンしたばかりの大江戸温泉物語です。
多少不慣れなところもあるようですが、皆さん一生懸命頑張っている姿は好感度が高いです。
新築でないので、部屋の柱とか古いところも多々ありますがそれほど気になりません。
大阪からホテルまで直行の送迎バスは往復で￥2980と安く、快適です。
料理はごく平均的。バス代+宿泊料で￥9000は格安です。

駅まで徒歩10分少々ですが、駅までの送迎バスもあり。公共交通機関を利用しても
不便はありません。

お風呂は洗い場のシャワーが少し少ないかもしれませんが混雑時を外せば
大丈夫です。
泉質はかすかに、硫黄の匂いがします。嗅覚の鈍い人や、おしゃべりに夢中だと気が付かないぐらい、かすかな匂いなので、消えそうなにおいを手繰り寄せるように、静かにまったりとお湯を楽しめました。
浴室の外の庭に赤い花が満開で緑の木々と岩とのコントラストが美しかったです。

庭の景色にも癒されますが、
露天風呂からの展望は一工夫されて、外からは見えないけれど、中からは見えるという、目隠しが使用され海と大島を眺めながらゆったりと入浴できます。
窓の外は道路なのですが、入浴中人や車の通行はありませんでした。

肝心の食事ですが、肉じゃがは甘すぎ、別のものは辛すぎ味は濃いようです。
飲むヨーグルトは甘すぎて、牛乳で割ったら美味しくいただけました。
レジャー施設としての漫画コーナーは座布団ぐらいあってもいいのではないかしら？　落ち着きません。
卓球台が2台の有料卓球コーナーも廊下の端を少し囲ったという感じで、
やってみようかなという気が起きませんが、一組だけゲームをしていました。
温泉卓球なので、短時間以内は無料とかのサービスがあれば、
廊下を通った人もやってみようかなという気が起き、楽しい雰囲気が演出できるのでは？
お部屋の給湯設備は傑作です。スーパーやドライブインなどで見かける水の入ったビニールタンクが取り付けられたもので、お茶や、水などのボタンを押して各自好みの物が飲めるシステムです。
情緒はないけれど、友人にお茶を頼むこともなく、気軽に飲めるのはいいです。

玄関入り口前にある巨大な吉野杉の置物は、何の記述もないので、誰も気にせず通り過ぎていますが、あれだけの見事な大木をもっと宣伝しないのはもったいないのでは、とおもいます。
何か看板でも立て建てたら、お客さんが「ホー」と言いながらひと撫でしていくと思います。
従業員の方はみんな頑張っていますが、インパクトのあるものが少ない。
巨樹好きな私としては、あれも生かせるのではと思います。