新鉛温泉 愛隣館

愛燐館へ1泊させていただきました。
大規模な旅館でしたので団体さんが多いだろうと思っていましたが
時期的なものもあるのかそれほどの混雑もなくお風呂もノビノビと入れました。
お風呂は「おずな」と「おばな」の大浴場が日替わり男女入れ替え、
「川の湯」という新しいお風呂が1日のうち時間性で男女入れ替えになっています
貸切風呂「ちゃぷん」という家族風呂もあります

大浴場にある立ち湯は男湯側は深さ130センチまでお湯を入れてあるそうですが女湯側は100センチしかお湯を張らないらしく、立ち湯を期待していた私はかなりガックリしました。
立ち湯を楽しむとしたら鉛温泉藤三旅館へ行くべきなのかもしれません。

大浴場の浴槽のうち気泡風呂とバイブラバスとなっているはずの浴槽が
おずな、おばな共に稼動していませんでした。
昨日今日壊れたってわけじゃないでしょうから、ずーっと修理していないのかもしれませんね。
大浴場の方はやはり若干年季が入ってる感じは否めませんでしたが、
川の湯の方は新しいだけあってきれいでした。
ただこの季節は落雪の心配があるので、川の湯のウリ？である
川沿いの露天部分のお風呂には入れません。
内湯と腰湯という半露天ところだけ入れます。
夜は川原がライトアップされていて雪景色もなかなかきれいでした。

貸切風呂「ちゃぷん」は45分間で2000円必要です。
貸切風呂付の宿泊プランもあります。
貸切風呂は内湯と外湯があり、内湯は1人しか入れません。
二人入るとお湯があふれて脱衣所まで浸水するそうで、
1人で入ってくれという注意書きがあります。
身体が冷え切っていたせいもあり、もともとの源泉温度が高いこともあり
この貸切風呂の温度が熱すぎてしばらくの間加水しつづけてやっと入ることができました。源泉掛流しなので仕方ないのかもしれません。

それから飲む温泉所も大浴場の入り口近くにあります。
糖尿やら通風やらに効き目ありということです。

大浴場等の露天風呂は外を歩く人がいる季節は（今は雪で歩けません）
絶対外から見えるんじゃないかな～と不安を覚える作りでありました。

食事の方は私達は「かまどダイニングプラン」でした。
ちょっとした刺身と白金豚のしゃぶしゃぶ、その後その鍋にタレをいれ野菜と前沢牛のつくねを入れて食し、残った汁に白飯をいれ雑炊にして食べるというのがありその雑炊がとても美味しかったです。
他にはミニおむすびと揚げたての天ぷら(たらの芽、ウルイ、こごみ等)と、焼きたてトントロを運んできてくれます。
それ以外に5つのかまどに前沢牛汁、ふかひれ牛煮込み、鯛の粗煮、おでん、ずんだ餅があり好きなだけとって食べていいのですが、とても全部食べきることはできませんでした。
最後に抹茶ロールケーキとイチゴ、メロンがデザートで出ました。

食事に関してはまあこんなもんかな？という気もしますがお腹はいっぱいになりました。
違う宿泊プランだと和食御膳みたいなものもあるようです。
朝食はバイキング形式ですが、「ひっつみ」とか「盛岡冷麺」とか「わんこ蕎麦」とかとりあえずの名物類もだしてくれていました。

お部屋は月(本館？)と花（新館）があるらしく、
我らは月のほうだったので古さを感じるものがありましたが
部屋からの眺めは良かったと思います。

宿側からのお勧めでもありますが、温泉自体を楽しむつもりなら
2泊位はしたほうが良い所なんじゃないかと思われます。

クチコミ投稿日：2006/02/17