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時音の宿 湯主一條のクチコミ
48件-
駐車場は宿から離れた場所にあります。「送迎車で迎えに行くので電話してください」という看板がありましたが、駐車場にスタッフの方が待機していて送迎車でスムーズに宿へ。
入口のすぐ近くのテーブルにつき、ウエルカムドリンクのビールを頂きながらチェックイン。お部屋は一番安いタイプのベッド和室でしたが、近代的にリフォームされていて快適でした。お部屋にはネスプレッソがあってお茶菓子は地元の竹鶏ファームのシフォンケーキが冷蔵庫に入っていましたが、卵の味が濃くて美味しかったです。
温泉はかけ流しの薬湯が素晴らしかったです。すぐにポッカポカに温まって効果が高い濃い温泉、という感じがしました。もうひとつの露天風呂付大浴場は循環ですが塩素くさいということはなく悪くはなかったですが、薬湯が素晴らしすぎて薬湯ばかり入ってました。
ミシュラン宮城の三ツ星プラスを獲得したことがあるお料理はどれも美味しくて、上品な味でよかったです。日本酒もいくつか飲みましたがどれも美味しい。残念なことは値段が高い笑。半合で1,000円くらいのものが多かったです。
スタッフの方は皆さん日本人で若い方も多かったですが、社員教育が行き届いている感じで気持ちよく滞在することができました。
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宮城県の鎌先温泉にある宿です。白石駅から送迎していただきました。昔の湯治場の雰囲気が残る本館と別館に分かれており、客室は別館にあります。通された部屋は和室8畳（ツインベット）＋広縁付き。掃除も行き届き快適でした。浴室は1階に男女別の内湯と露天風呂。鎌先の湯はナトリウムー塩化物・硫酸塩泉（旧含芒硝ー食塩泉）。加温していますが源泉かけ流し。洞窟の湯は低張性弱アルカリ性冷鉱泉。加温しており湯量が少ないため循環・濾過しています。お風呂は鎌先の湯の方が風情があり好みでした。
夕食は本館の個室で頂きます。当日の献立は…
●食前酒 自家製梅酒
●前菜 蓮根黄身揚げ／穴子棒寿司／鮪角煮／百合根煮凝りなど
●お造り 鯛（湯引き）、アカイカ、サーモン
●蓋物 蓮根餅 野菜餡
●焼物 黒毛和牛焼 or 鰆の芹包み焼き
●鍋物 和牛のしゃぶしゃぶ or 鰤のしゃぶしゃぶ
●栗ご飯 芋煮汁 季節のお新香（大根甘酢、らっきょうワイン漬け）
●水菓子 自家製チーズケーキ フルーツ添え（柿とシャインマスカット）
美しい盛り付けの前菜から始まり、手の込んだ料理が続き大変美味しかったです。ただお値段を考えれば、一品はズバ抜けて旨い品があってもよかったのではと思います。
登録有形文化財に指定された、大正から昭和に建てられた木造3階建ての本館の趣はなかなか。加えてスタッフの方の対応が非常に良く、心地よく過ごすことができました。また伺いたい宿の一つです。 -
冬に東北の温泉巡りで行きました。湯主一條はもう一度泊まりたいと思った宿で、お風呂も良く食事も美味しくサービスも良い3拍子揃った宿。ただ館内にはエレベーターがなく足腰の弱い方にはちょっと不向きかも。でも、この静寂の中の温泉と美味しいご飯は病みつきになりそうです。
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口コミ評価がよいので泊まってみました。温泉は数か所ありどれも小ぶりですが良いお湯です。お食事が朝夕とも個室で素晴らしくおいしいです。専用の執事のような方が案内してくれて至れり尽くせりでした。和室のお部屋のお布団もふかふかで良く眠れました。
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お迎えの方、お部屋への案内、お食事の案内など、男性のスタッフの方が丁寧に対応してくださいました。毎食お迎えに来てくださるので、その際色々お話もでき楽しかったです。
食事を頂いた個室のお部屋のある建物は400年前からの建物だそうで、趣がありお食事とともに楽しめました。お食事も美味しかったです。
女性の大浴場のすぐそばのお部屋でしたので、便利でした。お部屋風呂の感覚でささっと入れましたし、人がいないのを確認して入ることもできました。この時期、やはり混んでいる状況は避けたいですよね。お湯もよかったですよ。
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湯主一條はJR白石駅・東北新幹線白石蔵王駅からの送迎があります。
ルートとしては、15時に白石駅発でそこから白石蔵王駅に向かい、最終的に15時25分くらいに旅館につきます。
白石駅着の電車は、福島からは14:17、仙台からだと14:48着、
新幹線の方は、福島からは14:47、仙台からだと14:57着となっており、福島方面からの在来線以外にぴったりあわせた時間設定になってます。
ただ、東京から来るとなると、お先にトクだ値スペシャルの設定が東京ー白石蔵王間はないので、
福島で降りて昼食でも食べてから白石でも在来線で向かおうかとなり、14:17着という送迎まで微妙な残り時間になるのですね。
というわけで白石で時間を潰してバスの時間に合わせ、ようやく鎌先温泉の一番奥に位置する湯主一條に到着、、、と思いきや、
宿の駐車場で送迎用のバンから別の車に乗り換えます。
宿の前の急な坂はバンでは登れないんでしょうね。若干の面倒くささを感じました。
で、やっとのことでついたロビーでのチェックイン時に出されたのはりんごジュース。非常においしかった。
この日泊まったのは和室の部屋。10畳といってますが、8畳と広縁が2畳という感じ。
広縁に置いてあるソファはわりとくつろげる感じで、外をみながら過ごすことができました。
アメニティとしてはネスプレッソがあるので、まずはカプセル無しで経路の洗浄をしようとするとなんかおかしい。
何度洗浄してもお湯に色がつくのです。
なんかおかしいなこの水が変なのかなと思ってると、どうもネスプレッソは冷蔵庫の中の水を使えという指示があったみたいで、
流しの水を使うはなんかの成分が入ってたりするんでしょうかね。
冷蔵庫の水で淹れると変な色はつかず、ネスプレッソもおいしく飲めました。
次は大浴場の話。
湯主一條には源泉が2つあります。
1つ目の薬湯は1階にあります。
内湯のみで眺望とかは期待できないのですが、源泉かけ流しのようでこちらの湯は非常にポカポカしてよかった。
2つ目の洞窟湯は男性用が2階で女性用が3階にあります。
こちらは眺望は多少あるのですがそんなによいものではなく、泉質も微妙でした。
ちなみに大浴場にはタオルなどないので、部屋からタオルはもっていかないといけないです。
さて夕食です。
今回夕食は料理アップグレードのプランでお願いしました（+4200円）
アップグレードすると、前菜・お造り・メインの選択肢の内容がグレードアップ。
あと品数が増えるとのことですが、これはおそらくお椀のこと。
アップグレードしないとお椀がないのは残念ですし、アップグレード後のお造りはかなり良さげですので、迷わずアップグレードで予約しました。
まず前菜と食前酒。
食前酒といいつつ何故か梅酢ドリンク。。
前菜はどれもちゃんと作っていて、特別においしいものはないのですが非常に好感がもてます。
お椀はちょっと旨味が強すぎますが悪くない感じです。
今月は蟹の茶巾と長芋素麺という感じだったのですが、種がごっつりと入っていて食べごたえがあります。
まぁ強すぎる吸い地と多すぎる種という感じでマッチしていて、これはこれで良いのではないでしょうか。
そしてアップグレードされたお造り。
ガゼウニは岩手産とのことですが、産地に近く鮮度がいいのかおいしい。
そのほかのお造りもどれもよいものでアップグレードしたかいはあったかなと感じました。
とまぁわりと悪くないここまでの料理を日本酒とともにちびちびゆっくりやっているペースと比べると、料理をもってくるタイミングは早いです。
お造りの次の冷し鉢ですが、最初にもってきたときは、吸い物すら終わってない状態だったので、一度さげてくれました。
本当はお造りもってきたときにペース調整してほしかったですよね。
温かい料理だったら出し直すとか難しくなるんだから。。
冷し鉢は焼き野菜にビシソワーズをかけたもの。焼き野菜がそっけなくしっかり味を含められていないので微妙と感じました。
ここらへんから料理の印象が悪くなっていきます。
選べる焼物は、和牛ヒレステーキを選択。多分60gくらいのポーション。
ヒレ肉？なんですかねなぜかクセが強かった。ハラミのような香り。
まぁでも客に焼かせるような陶板焼きとか石焼の台のものよりは遥かにマシでおいしくいただけました。
選べる鍋物は、鱧を選択。
これは完全に失敗。鱧は骨切りがうまくできておらず骨があたる上に、身も固くしまっている感じ。
全くおいしくなかった。
茗荷ご飯は茗荷の香りがほとんどなくこれまた残念な感じ。
デザートはトマトのムースとトマトのジュレという前菜のような料理。
トマトのムースとトマトのジュレはそれぞれ単体で食べるとまだ食べれるのですが、
あわせて食べると完全に食べられない（これは個人の好き嫌いなので料理に罪はないのですが）味になってしまいほぼ残してしまいました。
と、アップグレードされた範囲はかなり楽しめたのですが、その後はちょっとつらかったです。
全体的な印象として、技術が必要な繊細な料理は苦手なのかなって印象なので、
今後もっとわかりやすい派手な味の濃い料理を狙っていくといいのではと思いました。
その軸となるようないい素材も手に入りやすそうな環境ですし。
朝食は珍しく洋食を選択しました。
洋食は非常に見た目がよく楽しめました（味はそれなり）。
昨晩、刺し身のツマの人参が非常においしく感じたのですが、朝食にも温野菜として人参が出てきてこちらも素晴らしくおいしかったです。
昨晩の夕食も朝食も登録有形文化財になっている本館の個室料亭でいただきました。
随所に拘りの設えで、これはこの旅館の素晴らしい特徴ですね。
ただ、客室のある別館はそれとかなり趣が異なっており、宿としての統一感がないのが残念でした。 -
古い木造建築の個室料亭でいただく食事は、趣向を凝らしてあり味も最高でした。雰囲気も大変良く接客も良好です。2泊5食付きでしたが、どれも手抜きが無く満足できました。
部屋は10畳８畳だったか、続き間の和室がとても良かったです。縁側の廊下、床の間なども古い日本建築を十分に味わえ、ゆったりできました。 -
【アクセス】
新幹線白石蔵王か在来線白石駅まで往復の送迎あり。
そこから車で２０分ほど。
運転手の方も気さくなお話をされたり、
到着前から期待が高まる。
【チェックイン】
車の到着からスムーズな流れで、チェックイン。
ウェルカムドリンクでお茶とずんだ餅が。
このずんだ餅、最高に美味でした。
その後室内への案内。
少し迷路のような廊下を辿っていくのもまた趣がある。
【部屋】和室１０畳
いろいろな部屋タイプがあったが、
歴史ある本館の眺めが楽しめるこのタイプに。
一番安い部屋で、古めかしい部屋を事前に想像していたが、
部屋に入るとい草の匂いが気持ちいい、
適度にリノベートされた落ち着く部屋。
大きな窓から紫陽花と本館が見えて眺めも良い。
銅の洗面台など、伝統を感じる部分を残しながら、
ネスプレッソマシンなどもあり、
快適に過ごせる空間づくりへの思いを感じられた。
【温泉】
大浴場と薬湯の２箇所あり。
大浴場は広めで、脱衣場のロッカーが手前に低く作られているなど、
ここにもおもてなしの心がしっかりと。
心地よいジャズが空間を引き立てていて、
また、露天風呂からは緑が気持ちよく見える。
薬湯は狭めだが、
男湯からは本館の建物も見えてこれまた良い感じ。
【夕食・朝食】
部屋ごとに本館の個室でいただけるのが
このコロナ時代にはたまらなくいい。
また、前菜からメイン、デザートまで
創作的なメニューでありながらも、
素材のハーモニーを感じられるものばかりで、
大満足だった。
（若い人には若干量的な物足りなさはあるかも）
【総評】
６００年の伝統ある宿でありながら、
付かず離れずのちゃんと現代的なニーズにアップデートされている
心地よいおもてなしが非常に印象に残った。
毎年でも行きたくなるオススメの宿だと思う。 -
鎌先温泉の最奥にある老舗の宿。
旅籠の風情が残る本館と比較的新しい本館からなっています。
泊まったのは別館のほうです。
滞在中は、宿の方にとても丁寧な応対をしていただきましたし、朝、靴が温められていたのは、寒い季節には嬉しい心遣いでした。
部屋以外の館内には、心地よい音楽が流れて癒されます。
温泉は二つの泉質があり、浴室の場所が異なっています。
開湯以来の薬湯と呼ばれる湯は、無色透明でしたが、なかなか良い湯です。
ただ、近くの他の宿は茶褐色の湯で、そちらのほうが良い湯だったので残念でした。
食事は、部屋まで迎えに来てくれ、本館の個室へ案内されました。
料理は、焼き物と鍋物が選択できるなど悪くありませんでしたが、全体的に少なめで、味自体も感動するほどでは無かったです。
朝食には、白石名物の温麺があり、これは美味しかった。
本館は、現在、宿泊用には使われていないようでしたが、館内の見学は自由で、文化財に登録されている建物を拝見できます。
なお、最寄りの白石駅からのバスは平日のみの運行ですが、白石駅と白石蔵王駅までの送迎がありました。 -
温泉街手前の駐車場に車を置いて宿の迎えの車でほんの200メートルを進んで到着しました。
まずスタッフの多いこと、エントランス、ロビーの設えに驚きます。
失礼ながら 狭い敷地に文化財の木造建築 外からは想像できません。旅人には迷路のような廊下です。食事場所への案内をするためスタッフが部屋に迎えに来てくれます。
照明は少し落として静かです。落ち着いて技を尽くした料理を美味しくいただきました。
ハープ演奏がホールであるとのことで、行くとこんなに大勢宿泊してたんだとびっくりしました。そのくらい人と会いません。何か工夫があるのかもしれません。綺麗な演奏家の女性が素敵でした。
温泉は好みは分かれるかもしれません。眺望と濁り湯が好きなものであまり魅力は感じませんでした。
総じてとても洗練された美食の宿です。その意味ではコスパの良い素晴らしい宿です。
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