ロンドン行き深夜便　JAL41便　ビジネスクラス搭乗記

増便就航キャンペーン企画なのか、大手旅行代理店でロンドンAクラス（中級）ホテル朝食付き5泊セット＋ホテルまで送迎付きフリープランで30万円弱と超お買い得価格で利用しました。
正直言うと、30年前の事故に起因した不愉快な体験以来JALは好きでないし、787機体・搭載エンジンの信頼性に不信感を払拭できず787は可能な限り避けてきましたが、Cクラス運賃相当額25万円以下という安さの前にひれ伏してしまいました。
北海道から夕方到着し、ラウンジ（詳しくは別のクチコミに投稿しています）2箇所で夕食と夜食をいただき、出発まで長時間のんびり過ごし、定刻2時45分！の25分前に搭乗開始です。
搭乗した便のCクラスは早くからキャンセル待ちで当日は満席、意外にもCクラス乗客の東洋人は私たち夫婦と女性２人組だけだったようで、他はビジネス客らしい西洋人ばかりでした。
ウエルカムドリンクはサービスされるものの、離陸7時間後の食事までサービスは基本的に希望客のみという、完全なミッドナイトフライトです。ベルトサイン消灯と同時にマットレスを敷いて即就寝、6時間近く爆睡しました。前方キャビンでしたが、777や747と比較するとエンジン音が低めに抑えられ、A380にはかないませんが、比較的静かな機内でした。
SKY-SUITEのシートは、フルフラットシートにしては横幅が広く足許まで同じ広さ、睡眠に理想のシートでした。（ⅡとⅢは詰め込みのフルフラットエコノミーですね）ただ、中央列は収納スペースが少なく、離陸時にミネラルウオーターのボトルを押さえていないと、転がってしまいます。
食事は和食を選択しましたが、昨年冬と同じ料理では？弁当箱のような箱に入った数々の料理は美味で、シャンパーニュや白ワインのアテに最適。
ヒースロー到着時も到着ラッシュ前で、バゲージ受取りまでスムーズに進みました。
就寝時間中に移動し、早朝から時間を活用できますが、その為には機内でいかに良質の睡眠を長く確保するかに掛かっています。機内サービスを楽しむより、「寝台飛行機」と割り切るのが、このフライトの特徴でしょうか。