2017/06/28 - 2017/06/28
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のーとくんさん
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用事のあった堺から、足をのばして天野山金剛寺をお参りしました。
南北朝時代には、同時に南朝と北朝双方の行在所となった歴史的にも重要な役割を果たした寺院です。
そんな歴史を持つ金剛寺、いまでもその格式の高さをのこしていて、その雰囲気けっこう気に入っています。
【写真は、客殿前の竹の龍の手水鉢です。】
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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本坊の方の駐車場に車を停め、受付にやってきました。
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本坊表門をくぐると、正面に大玄関が。
拝観で入るのは、そこからではなく、右のガラス戸から。 -
客殿の前の庭園へ。
まず目につくのがこの手水鉢。
古竹が龍になっています。 -
客殿からの庭園です。
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子の廊下を通って、奥殿の方へ。
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見事な松。
緑もきれい。
五葉松、ここは鶴島です。 -
奥殿が見えてきます。
北朝の御在所だったところです。 -
途中、門があります。
石柱に北朝光厳(こうごん)天皇行在所と刻まれています。 -
雨水の通り道。
良いですね。 -
光厳(こうごん)・光明(こうみょう)・崇光(すこう)の三上皇と皇太子直仁の四方が、正平九年(1354)三月から正平十二年二月の間、ここが行在所として使用されました。
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引き戸に猫の絵。
スズメをからかっている子猫、かわいいですね。 -
明かりとりなのでしょうね。
これは瓢箪ですが、色々な形があります。 -
この子犬もかわいいですね。
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弘法大師の掛け軸。
前に置いてあるのは香炉でしょうか。
すごいですね。 -
奥殿の周囲には、人一人が歩ける細いですが縁側があります。
そこを歩いていきます。
そこからの庭園です。 -
奥殿の横でパチリ。
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裏側には池が。
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細い縁側を戻ってきて、向こうに客殿が見えます。
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鶴島です。
先ほどの松、こちらから見ても良いですね。
客殿のとなりに持仏堂が。 -
振り返ります。
奥殿からの渡り廊下です。 -
奥殿ほぼ全景。
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客殿を持仏堂の方へ歩き、鶴島の方を振り返りました。
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持仏堂からの客殿の屋根。
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持仏堂を回ると枯滝。
宝物館へ入ります。
大黒さま、大日如来、観音菩薩など良いですね。 -
出船入船。
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こちらは亀島です。
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トンボです。
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本坊を出て、金堂の方へ。
天野川です。 -
この塀と天野川の間の道を歩いていきます。
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先ほどは内から見た門、外から撮ります。
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楼門が現れます。
本坊の方が北朝ゾーンであれば、この楼門を入ったエリアは南朝ゾーン。 -
楼門には仁王さまではなく、持国天さま。
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こちらは増長天さま。
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修理中の金堂です。
金堂の手前には、天野殿と呼ばれる食堂があります。
食堂は、正平9年(1354)から14年の間、後村上天皇が正殿として大政を執られた建物です。
金剛寺で、南北朝が同座されていたことになります。 -
金堂の正面、きれいになっています。
今年の三月、国宝に指定された、木造大日如来坐像と木造不動明王坐像、木造降三世(ごうざんぜ)明王坐像は、金堂の修理に伴い、お出かけされています。
大日如来と不動明王は、京都国立博物館へ、降三世明王は、奈良国立博物館へ。 -
金堂、来年の春に落慶を迎えます。
大日如来、不動明王、降三世明王も戻ってこられます。
屋根の獅子も誇らしげ。 -
金堂が修理の間、五大堂が仮本堂になっています。
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振り返って、五大堂の正面には、獅子が刻まれた石灯籠。
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五大堂の左には、薬師堂。
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斜め後ろには、先ほどの修理中の金堂が。
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五大堂と観月亭を結ぶ渡り廊下です。
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廊下から観月亭を見ます。
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観月亭の隣には、御影堂が。
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五仏堂の裏の鮮やかなアジサイの花。
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閼伽井屋の屋根の瓦の獅子です。
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御影堂を横から。
向こうに金堂、さらに楼門が。 -
五大堂の方に目を向けると、多宝塔の屋根が見えます。
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天気予報は雨のち曇り。
五大堂の上には、青空が見えています。 -
護摩堂の方から音が聞こえてきます。
三宝の戸が半分ほど開いています。
そこからお不動さまが。 -
護摩が始まっているようです。
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護摩堂から、鐘楼が見えます。
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護摩堂からは護摩の煙が。
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金堂まえの水面に、金堂の屋根が映っています。
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多宝塔に向かいます。
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多宝塔の寅です。
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鳥も。
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そこから薬師堂が見えます。
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右から楼門、納経所(受付)そして食堂(天野殿)です。
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一時、後村上天皇の正庁とされた、食堂(天野殿)です。
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楼門から出て、車の方へ。
こちらが北朝の行在所の奥殿です。 -
塀沿いに歩いていきます。
天野山金剛寺、金堂の落慶にあわせて、またお参りしたいです。
(おしまい)
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