北アフリカのモロッコへ！！ その７ マラケシュの旧市街にあるバヒア宮殿へ。

2017/04/29 - 2017/05/03

エル・バディ宮殿を出てからあまりの暑さのためにカフェで休息。
その後バヒア宮殿へ。

19世紀末、アラウィー朝ハッサン１世の宮廷の高官だったアリ＝バハメットが建てた邸宅です。
スペインのアルハンブラ宮のようで、国王もたびたび宿泊したようです。

フランスの植民地であったころは、フランスの将軍が住んでいたこともあったようです。

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

パディ宮殿を出てバブ・エル・メッラ広場へ。

広場には観光客相手の馬車もいます。
昨日行ったフナ広場の入口よりは馬車の数は少ないです。

交通量の多い道を通ってバヒア宮殿に向かいます。

あまりの暑さに少し休息することに。

このカフェに入ります。

店内に先客はいません。
家内がオレンジジュースをオーダー。
英語でオーダーしますが、先方の答えは「Oui（ウィ）」

冷えていてメッチャ美味しいオレンジジュース。
氷抜きでオーダーしたのですが、入ってきちゃった。
でもあたることはありませんでした。

席から外を見るとこんな景色。

外はめっちゃ暑いのですが、湿度が低いため中は涼しいのです。

コクがあって美味しい。

馬車が通ります。

カフェを出て、

さあバヒア宮殿へ。。

「Palace Bahia」の小さな白い紙のサイン。
入口を見落とすところでした。

入ってすぐの右側のプレハブがチケット売り場。

２枚購入。
10DH×２人＝20DH＝260円

オレンジかな？

宮殿は庭園の中になり、たくさんの柑橘系の木が植わっています。

たくさん生っています。

エル・バディ宮殿に比べて観光客が多いです。

ここから宮殿の建物の中へ。

家内もフランス人観光客のあとを進みます。

タイル張りの廊下を進むと、、

こんな所に出ます。

この中庭を囲んで王様の４人の奥様達の部屋があったとのこと。
スマホでググりながら中を二人で進みます。

ここを抜けます。

こんな庭に出ます。

北アフリカ独特のムーア式の建物が周りを囲みます。

ムーア式建築とは？
スマホでググると、
「アラビア風の幾何学模様が有る建物のこと。北アフリカ特有の建築のひとつ」（英訳）

緑豊かな中庭です。

天上の彫刻

緑豊かな中庭を囲むように部屋があります。

ここは女性だけに解放されていたエリアだそうです。

天上や壁の彫刻が美しいです。

確かにスペインのアルハンブラ宮殿に似ている部分もあります。

この天上の彫刻は見事！
ググると、
アトラス山脈で自生する杉である、アトラスシーダの彫刻のようです。

説明が聴きたく、いくつかの団体の説明に耳を凝らしますが、皆フランス語。
さっぱり判らず、、、、残念。。。

綺麗だなー

モロッコのアルハンブラ宮殿と言われているのが判ります。

この鏡は当時の物？？
恐らく違いますね。

石のタイルのマントルピース。

船底天上になっています。
これもアトラスしーダの木でしょうね。

スマホで検索していると、
４人の王の奥方の中で、一番王のお気に入りであったのがバヒア。
彼女の名前が宮殿の名前になっているとのこと。

見事な床のタイル。

こんな感じで部屋と部屋が区切られています。

見事です。

４人の王の奥様方の部屋の中心はパティオになっており、噴水があります。

４人の奥様達がこの噴水を囲んでそれぞれ住んでいたわけです。

色々大変だっただろうなぁー

鮮やかなタイルに囲まれた噴水。

酷暑の夏は４０度を超え、真冬は０度を下回ることもあるマラケシュ。
４人の妃の住む建物は夏は扉は全開とし、冬の扉は一部分だけ開くように工夫されていました。

さらに奥へ。

ここは王の側室たちがいたエリア。

スマホでググりながら歩きますが、なんと２４人もの側室がここで暮らしていたようです。
なんとまぁー

２４人もの側室がいたら、色々な意味で大変だったことでしょうね。

それにしても広い！！！

暑いのですが涼しげな感じがします。

暑いので日なたには人が少ないです。

再び庭園に戻ってきました。

庭園から先ほどの側室エリアが見えます。

家内が撮っていたのは

この写真。

こんなステンドグラスがありました。

床のタイルにステンドグラスの光が、、、

ここは王様の部屋かな？

ググってみると、今でもここに王様が宿泊することもあるようですね。

かなり凝った天井です。

ちなみに今のモロッコ国王の奥様はお一人のようです。

細かい。。

永遠を通って入ってきたところに戻ります。

やっと外に。
じっくりと２人で宮殿内を堪能しました。

ググりながらゆっくり拝見したのですが、ここは英語でもいいからガイドさんがいた方が良かったなぁー