① お～やまぁ！なんて素敵♪栃木の旅～満開のローズ・ガーデンをたずねて～

2017/05/20 - 2017/05/21

八戸の旅から帰って数日後の夜、母がぽそっと
「どっか旅行に行きてな～」とつぶやきました。
青森からは直行便があるということで最初はソウルに行くつもりだったのですが、親子ともにパスポートの手続きをしなくてはならないことに気づいてしまったのです。
国内で他にいいとこないべが？
ということで色々探していたら、幻想的な藤のライトアップ写真を発見。

よし、ここに行こう。

と言うことで栃木行き決定！！

…残念ながら旅立つ日には大藤のシーズンが過ぎてしまいましたが、青空の下、満開色とりどり、競うように咲き誇るバラの花を見ることができました。

エリア 足利(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この写真のような光景をテレビで見てしまったのです。
アメリカのCNNにも
Amazing!!
と言わしめたそうです。
この藤があるのは、栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」。
でも5月中旬は藤の花はあらかた終了、ライトアップも終了…
でもバラは満開！！とのこと。

新青森駅から仙台で乗り換え、小山（おやま）へ向かいます。
2泊3日、小山駅前のホテルを利用しました。

新青森駅 駅

フラワーパークのWebサイトによると、7:00から開園、午前中の早い時間と夕方は空いているとのことだったので、早起きしてJR両毛線に乗り、最寄駅の富田へ。富田駅からはゆっくり歩いて15分ほど。
フラワーパークを示す矢印付き看板の通りに進みます。
富田はとても小さな駅なので、降りる人はだいたい目的地が同じだと思います。他の人について行けば良い気がします。
海外からのお客様も多かったです。

入園料は花の咲き具合によって毎日変わります。
私達が訪問した日はひとり1,200円でした。

この日は快晴、おまけに7月並の暑さ…でも青空に映えるバラの花は、ため息が出るほどに美しかったです。

あしかがフラワーパーク 公園・植物園

壁一面のバラ。蜷川実花さんの写真のようです。

白、赤、黄色、ピンク、お花の大きさもいろいろ。
どれもキレイに咲いています。

ちょっと遠くから壁のバラを撮ってみる。

写真におさめたくなりますよね。

黄色いバラのプチトンネル♪

中にもバラが咲いてる～

いやぁ～バラって本当に、エレガントですね～

園内には様々な花が咲いていて、藤やバラが終わっても他の花が楽しめるようにしているそうです。

日陰でひと休み。
ブルーのお花も素敵です。
黄色がアクセント。

今年の藤は終了しました…

が、これはこれで良いなぁと思いましたよ。
…と言えば負け惜しみに聞こえますかね（笑）
本当は満開ライトアップの藤を母に見せたかったです。

樹齢150年の藤に、
「また来年おいで」
と言われたような気がするような。

30度近くまで気温が上がったこの日、緑の藤棚はいい日陰になってたくさんの人が足をとめていました。

お花発見。

大藤棚と水上ピラミッド花壇とペールピンクのバラ

スタッフさんは胴長靴を履いて水上花壇のお花のお世話をしていました。水汲み放題。

唯一残っていたキバナフジ。
花の見ごろは過ぎているものの、園内の藤で開花時期が一番遅いため、見ることができました！！

一般的な紫色の藤よりも花が小ぶりのような気がしました。

花びらが時々ひらひらと散ってくるのも、風情があってよかったですよ～

トンネルになっています。

見上げてごらん。

黄色と緑も青空に映えます。

自然が織り成す色はちんちくりんにならない。

ここだけ切り取るとイギリスの田舎のようです。
栃木だとバレないかも知れません…

んー？？
なんかいるぞ～？？

カモちゃん！！カモちゃん！！
クエっクエっと言いながら何かを無心に食っております。

足、川の底についてます。

一目でモネだと分かります。
造園した方スバラシイ～

そして天気が良いって最高ですね。

石…

じゃなーい！！

カメちゃん！！カメちゃん！！
甲羅干ししていました。

ポピーの花はキュートですね。
撮り忘れましたが、クレマチスも最盛期でした。

ペチュニアもこぼれそうなくらい、咲いていました。

赤いバラのアーチを遠くから眺める。


花たちが最高にきれいでいられるよう、手入れをしてくださっているみなさんに感謝です。

足利フラワーパーク、また来たいです。
今度は藤の時期にね！

足利フラワーパークを後にし、佐野市へ向かおうと富田駅に戻ると…電車が1時間に1本しかないですねぇ。
しかもさっき出発したばかりですねぇ(TдT）ﾋｰﾝ
着いた時点で時刻表をチェックするのを忘れてしまいました。

お腹が空いていたのでタクシーを呼び、佐野駅へ連れて行ってもらいます！（2,000円ちょっとかかってしまった…でも時間をお金で買ったつもりで）

運転手さんの研修中ということで、助手席には先輩ドライバーさんが同乗していました。
先輩ドライバーさんに、
「ノープランなので駅に近いところでそこそこ美味しいところ」
と一番困るリクエストをしたにも関わらず、親切に教えてくれました！
（結構悩ませてしまいましたけど…）
佐野市名物、佐野ラーメンの日光軒を紹介してもらいました。

でもドライバーさんお気に入りのお店は駅から離れた場所にあるようで、

「こんだけ佐野ラーメンアピールするなら、もっと駅前に来いよー！…って感じです（汗）」

と言ってました。

日光軒の前で降ろしてもらいましたが、店構えが…オシャレ南国エスニックのお店のようです（汗）
中に入るとやっぱりオシャレ。
壁には主に海外から来た方が書き残していったメッセージがびっしり！
なんと日光軒、イスラム教徒対応ハラルメニューがあった！！
どおりでフロムインドネシアが多いわけだ～

日光軒 グルメ・レストラン

とりあえず生ビールとおつまみメンマです。
車を運転しない旅は昼から飲みます。
これも旅の醍醐味♪

おまたせしました。手打ち佐野ラーメン！

麺は平打ちのちぢれ。
トッピングは程よい歯ごたえのチャーシュー、ネギ、なると、のり。
鶏ベースのあっさりしょうゆ味スープは飲み干せる一杯です。
しみわたる美味しさでした。

近くの席には頭にスカーフを巻いた留学生の女性が座っていました。
イスラム教徒の方にも受け入れられる日光軒のラーメン。

ごちそうさまでした！！
また食べたいなぁ～。

佐野駅前からはバスに乗り、プレミアムアウトレット佐野へ。
市営バスではない方を利用し、料金は210円でした。
土曜日ということで、家族連れで賑わっていました。

セールの時期でもなく、親子ともにブランド物へのこだわりもないため（じゃあ何でアウトレットに来たんだ）地元のショッピングモールにも入っている店で服を1枚買い、レモネードを飲みながらメープルシナモンのプレッツェルを食べてさくっと佐野駅に戻りました。

佐野プレミアム アウトレット アウトレット

アウトレットの次は、佐野駅から歩いて5分のところにあるお店で「いもフライ」をいただきました。

アウトレットへ向かうバスの中で何度か目にした黄色い「いもフライ」のぼり…
佐野市のゆるキャラ、「さのまる」が腰に刺している串カツっぽいもの…

これはもしや…

アウトレットでプレッツェルを食べながら検索すると、佐野ラーメンと並んで佐野市が推しているB級グルメではありませんか！
これは食べねば！！
ということで駅から一番近く、1本から注文できる飯島商店に突撃です。
お店はゲームセンターCXの「たまゲー」に出てきそうな雰囲気。

厨房ではおばあちゃんが、常連さんと和やかにおしゃべりをしながら、使い込まれた鍋でフライを揚げていました。
イカ天などもあり、晩ご飯のおかずに持ち帰る方もいるようです。

いいなぁ、こういう空気感大好きだ。

ゲーム筐体をテーブルに、揚げたてのいもフライをいただきます。
衣サックリ、いもホクホク。
ソースは自家製だそうです。
スパイスとフルーティー感が良い♪
コロッケともまた違うんだよなぁ。
これは弘前のさくらまつりで出したら売れるよ～

帰り際におばあちゃんに「おいしかったです」と伝えると、最高にチャーミングな笑顔を返してくれました。
1本60円でこの上ないシアワセを味わいました。

個人的にアウトレットより飯島商店の方が好き（笑）
また食べたいなぁ～

飯島商店 グルメ・レストラン

いもフライポスター貼ってました。
左下にいるのが「さのまる」。

「おもいがわ」温泉と読みます。
ロマンテックな響きです。

いったん小山のホテルに戻り、買ったものを置いたら温泉～♪おんせん～♪
ホテルの目の前から無料バスが出ているので、利用しない手はありません。

この温泉バスはハーヴェストウォークという小山の巨大ショッピングモールにも停まるため、高校生くらいの人たちがたくさん使っていました。
思川温泉も、たぬきのお腹もふとっぱら。

小山 思川温泉 温泉

温泉いい湯でした！
熱すぎず、ぬるすぎず…
露天風呂からは夕暮れの思川が見え、心も体も癒されました。
海外からの方も入っていましたが、つぼ湯を満喫していました。どうやら小山周辺に住んでいる方のようです。

小山市のウリは日本酒です。
思川や、日光連山から流れるきれいな水があるからなんですね～。
利き酒セットがあったので迷わず注文。
8種類くらいから選べました。
左から鳳凰美田、ハゲ親父の隠し酒、雄東正宗。

美田は華やか、オヤジはさらり上品系、雄東は辛く力強い感じでした。

おつまみはきゅうりの塩麹漬けです。

思川温泉の中庭はキラキラです☆

外にもテーブルがあったので、地元の親子連れはそこで夕食を楽しんでいました。

ん？？
なんかいる？？

ツバメちゃん！！ツバメちゃん！！
か～わ～いいなぁ～

「今年も」ということは、去年も巣作りしたんですね～。
温泉は夜遅くまでやってるけど寝不足にならないのでしょうか…

ツバメの巣を見上げていたら、地元から通うおじさんが
「おぉ～（卵から）かえったかぁ～」
と言ってにっこりしていました。

思川温泉は、本当に心も体もほっこりする温泉です。

親ツバメ発見。
らぶらぶ。

いいお湯とおいしいお酒でした♪

ホテルに帰ったらコンビニで買った栃木名物・レモン牛乳を飲む。
イチゴミルクをレモンにしたような感じです。
酸っぱくはないです。
だって、無果汁だもん。
初めて飲んでも懐かしい味、に納得。私は好きです！

②へつづく…