② お～やぁ！神秘的☆栃木の旅～まるで地下神殿の採石場、取材拒否のまさし＆有名キャラけんた～

2017/05/22 - 2017/05/22

母のヒトコエで決定した栃木旅行。
2日目は宇都宮市へ移動し、ミュージックビデオや映画などのロケ地として有名な「大谷（おおや）資料館」へ。

ランチタイムは宇都宮市民にこよなく愛される餃子店のひとつ、「ぎょうざ専門店・正嗣（まさし）宮島店」の行列に並びました。
さらに宇都宮駅でおみやげを買った後は、駅の中にある「宇都宮餃子館」で健太水餃子をいただきました。

しかし…ローマの町外れの地下教会といい、ポーランドの岩塩坑道といい、本当によく地下に潜るなぁ。

エリア 宇都宮(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

小山から宇都宮駅へ移動し、大谷資料館までは20分ほど路線バスで移動します。宇都宮は「都会であり田舎である＝とかいなか」をうたっているだけあって、中心部を離れると、ちょっとのどかな雰囲気になってきます。

路線バスは大谷資料館の敷地内に入らないので、駐車場を抜けて森林浴をしつつ、少し歩きます。途中から空気がひんやりしてきます。
観光バスは11時前後から増え始めてきたので、朝早い時間か、閉館前がねらい目。

大谷資料館 美術館・博物館

愛などいらぬ！！
…と叫んだら危ない人だと思われるので、黙って写真だけ撮りました。

資料館のある場所での採掘は大正初期から始まったそうで、昔採掘に使われた道具などを展示している部屋もありました。
今も他の場所で採掘は行われているようで、バスで来る途中石材店を何件か見かけました。

階段を下りていった地下の気温は10度くらい。ちなみにこの日の外気は29度。コンパクトに持ち運べるライトダウンを持って来て良かったです。

こんな感じでロケ地ガイドも貼ってあります。

あの岩の前でB'zの松本さんがギターを弾いたんですね～

石を掘ってぇ掘ってぇ、この空間ができました。

三点倒立オブジェ発見。モデルはエガちゃんではないと思います。

華道家のカーリーこと假屋崎省吾さんの作品です。ブルーのライティングに花が映えて幻想的です。

なんだか違う世界に来たような気分になります。
大谷資料館を訪れる人は年齢層が幅広い。
20代くらいの人や大学生風カップルが多いのは、三代目J Soul Brothersがミュージックビデオを撮ったり、映画「るろうに剣心」のロケで使われたりしたこと、そしてインスタ映えする写真が撮れることが理由なのかな？
都内からも2時間以内で来ることができます。

ハムナプトラとかインディ・ジョーンズのロケ地にもできそうです。

採掘の跡です。
規則正しく並ぶ壁のキズは美しくさえあります。

中で結婚式もできるそうです。
教会は最近作ったのかもしれませんね。十字架は結構な速さでライトアップの色が変わります。

天井を見上げると、こんな風に穴が空いている場所も。
地上から採石場の位置を知るためのものだそうです。
これはおみやげに買ったクリアファイルについていた写真。

地上への階段を上がりながら、現実に引き戻されていきます…
ポーランドの岩塩坑と違い、エレベーターはないようですので足腰を万全の状態にして来ることをおすすめします。急ぐと息切れします。

外にはとってもオシャレなカフェ＆おみやげ屋さんが。オリジナルの帆布トートバッグ、大谷石のキャンドルホルダー、栃木にゆかりのあるアーティストのアクセサリーなどを売っていました。入場料を払わなくても入れます。

大谷から市内に戻ってきました。
時刻は11:40。ランチタイムです。宇都宮といえば餃子はハズせません。
ぎょうざ専門店正嗣（まさし）宮島店へ…すごい行列！！
地元で愛される店ですが、取材を受けない店としても知られているようです。

メニューは焼き餃子と水餃子と冷凍餃子、以上。ビールもライスもなし。それでもランチタイムはこの盛況ぶり。食べ物のために初めて行列に並ぶ、という体験をしました。

正嗣 宮島本店 グルメ・レストラン

並び始めて30分くらいが経った頃。お店の人が炎天下で待つお客さんを気遣い、「焼き餃子の持ち帰りでも良ければ、比較的すぐ用意できます。もちろんタレ付き、あつあつです。それでもOK！という人！！」と言い、挙手を求めました。
行列が苦手な私はすぐ挙手。水餃子を食べられないのは残念ですが、この特急レーンに乗らない手はありません！

特急レーンに乗ったら10分もしないうちに餃子にありつけました。

コンビニでビールを買い、火傷注意の焼きたて熱々まさし餃子いただきます！
ニンニクのにおいが全然気にならず（もしかして入れてない？）、野菜はシャキシャキ食感。もう1個、もう1個とついお箸が伸びる餃子でした。

お取り寄せを本気で考えています…美味しかったです！

せっかく餃子シティに来たので、ハシゴ餃子。
宇都宮駅前にも餃子屋さんがたくさんあります。
「まさし」の次は「けんた」です。
水餃子をいただきます。母はおにぎり餃子を注文していました。

宇都宮餃子館 パセオ店 グルメ・レストラン

生ビールジョッキに健太君が。
宇都宮ではお湯が張られたどんぶりに水餃子が入って出てきます。
酢と醤油をどんぶりの中へダイレクトにかけてから食べました。宇都宮の人がやる食べ方だそうです。
まさしの餃子はニンニク控えめだったので、王道スタイルのけんた餃子はパンチがあるように感じました。生ビールが進んじゃうよ～

おにぎり餃子は揚げたシソ餃子と梅ペーストが具になっています。さっぱりいただけて、こちらもおいしかったです！
母は付け合せの高菜も気に入り、「売っていたら買う」と言っていましたが、おみやげ販売は餃子だけでした。

栃木の旅は健太君の写真でしめくくりです。

美しいバラに神秘空間、夕暮れ時の思川温泉、おいしい食べ物とお酒。
ゴールデンルートの日光方面をハズすという2泊3日栃木の旅でしたが、大満足でした。心あたたまる出会いや発見があるので、地元の人が行くような場所も旅の予定に入れるようにしています。次の行き先では、どんなことに出会えるのか楽しみです。