GW！道は大渋滞！だが一人旅に出る！#2 広島編

2017/05/04 - 2017/05/04

愛知→岡山と来て、次は広島県です。

エリア 広島

• 旅行の満足度: 4.5

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

5/4(木)の 朝8時半。
岡山県の「吹屋ふるさと村」を出発します。

吹屋ふるさと村 名所・史跡

途中、鯉のぼりの大群がいました。
都市部ではこういった風景は観られないので、非常に興味深いです。

向こう側に回り込んで、全体を撮ってみました。

山間では棚田が多くありました。

10時です。
本日の第一目的地「長谷(ながたに)駅」に到着しました。
ここから宇都井駅まで三江線を辿っていきたいと思います。

この三江線は周辺の過疎化や度重なる豪雨災害の為、2018年3月をもって廃線となる予定で、中でもこの長谷駅は「秘境駅」として知られています。

長谷駅 駅

ちょうど列車がやってきました！

が！停車せずに通り過ぎていきます。
各駅停車の普通列車なのにですよ！
何故～？

さすが秘境駅です。

駅待合室内にある こちらの時刻表をご覧ください。

三次方面の終電が9:06！
江津方面の始発が14:26！
凄いダイヤです。

三江線自体はもっと本数があるのですが、この長谷駅には停車しない便があるのです。
近くの集落の児童の通学のためにこのようになったそうですが、すでにその児童たちもおらず、こんな感じになっちゃっております。

江の川に沿って走る三江線。
それぞれの駅には石見神楽の演目が各駅に設置されていて、長谷駅は「鍾馗」です。
後ろの手すりのサビ具合もいい感じです。

ホームから江の川、そして旅の相棒です。

10:20。
先ほど通過していった列車を追って長谷駅を出発します。

一応「県道」112号線なのですが、この狭さ＆酷さは何ぢゃぁぁ！
三江線は山間＆蛇行する川沿いを走るので、そんなに早くないので安全運転で追いかけます。

式敷(しきじき)駅に先回り。
しばらく待つと先ほどの列車がやってきました。

式敷駅 駅

駅を発車したのを見届け、こちらも出発します。

今度は香淀駅の少し先の景色の良い場所で待機します。

香淀駅 駅

水田の脇で子供たちが遊んでいます。

列車がやってきました！

川と水田の間を通る列車。
美しいですね。

山並みと大きな川、そして2両編成の列車。
良いですねー。

次は口羽駅と伊賀和志駅の間にある鉄橋で待機します。

口羽駅 駅

車道はちゃんと高さがありますが、土手上の歩道は そのまま通ると頭をブチそうです。

鉄橋の真下です。
とりあえず２ｍくらいの高さは確保されていました。

列車が来ました！

無事通り過ぎていきます。
私も出発します。

11:10。
今回の三江線を追いかける企画の私の中での終点、「宇都井駅」に着きました。

駅のほんの少し前に列車に抜かれてしまいまいたが、なんとか停車中に写真を撮ることが出来ました。

宇都井駅 駅

反対側から見てみます。

先ほどは列車が停まっていたので「あれが駅だな」とわかるのですが、これだとただの高架橋にしか見えません。

駅に近づいてみます。

エレベーター・エスカレーター等は無く、「バリアフリー？何それ美味しいの？」状態です。

せっかくなのでホームへ行ってみます。

地上高２０ｍ、１１６段上にあるホームは「天空の駅」とも呼ばれ、日本一の高さだそうです。

各踊り場には、残りの段数と地元の小学生が書いてくれた励ましの言葉が掲示されています。

おじさん、つらいけど頑張るよ！
子供たち、ありがとー！

ホームが見えてきました。

ホームに着きました！

待合室です。

こちらの石見神楽の演目は「塵倫」です。

伊賀和志駅方面です。

ホームからの眺めです。

同じくホームから真下の駐車場を。
さすが20ｍ、結構な高さです。

三江線は広島県と島根県の県境を行ったり来たりしながら、ゆっくり走ります。
廃線まであと１０ヶ月ほどしかありませんが、皆さんも機会があればぜひ訪れてみてください。

これにて広島県に別れを告げ、島根県に入ります。