2017/05/06 - 2017/05/07
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itaruさん
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暦通りにGWの休みはちょっと難しいけれど、何とか5月7日からの4連休を確保。
弾丸でどこかに行こう。とは思ったものの、非常に迷惑なご近所の国が騒ぎを起こすので旅の計画がなかなか定まらない。
まあそれでもGWに入るころには大丈夫かなあ~、って感じになって旅先選定を開始。
欧州未訪の小国をつぶそうか、アンドラ、モナコ、リヒテンシュタイン。
やろうと思えば、3カ国制覇も可能だなと思いつつ、久々に周辺のスペインやスイスも捨てがたい。
アンドラ、スペインかリヒテンシュタイン、スイスで悩んだあげく、チケット代などを勘案して5月2日になってリヒテンシュタイン、スイスに決定です。
いやあ~、こんだけ直前に旅を決めたのは初めてです。
旅程は以下の通りです。
5月6日 カタール航空807便 成田22時20分発→ドーハ、
7日 カタール航空95便 ドーハ7時55分発→チューリッヒ→ファドゥーツ観光★
→クール泊
8日 クール観光→マイエンフェルト観光&泊
9日 マイエンフェルト→ザンクトガレン観光→チューリッヒ
カタール航空96便 チューリッヒ18時15分発→ドーハ
10日 カタール航空812便 ドーハ7時発→羽田
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6日は午後5時で仕事終了。家に戻って風呂に入ってホッと一息。さて水天宮のTCATから成田に向かいます。今回も午後7時過ぎのTCAT夜得1000円です。GWも終了という時期だけだって20時発の便の乗客は3人だけ。ゆったりしているのはいいけど、これで採算合う?
東京シティエアターミナル (T-CAT) 乗り物
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20時50分に成田空港着。本日もカタール航空は20時20分ではなく20時発。もうスケジュール変更した方がいいのでは? ボーディングまでの時間は少ないですがサクララウンジで定番のカレーライスをいただきましょう
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欧州方面の旅は4年連続となるカタール航空。何よりエコノミーでも安定したクオリティーがうれしい。このところニュースを賑わす某メガキャリアがそろうお国のエアラインとは違うし(殴られないしって、当たり前か)。とりあえず、一回目の機内食はタラのオーブン焼きをチョイス。絶品ってことはないけど、失敗しないっていうのは重要だし。カレーも食べたのに完食
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ドーハ到着前の朝食。お粥もあったけど、ピーマンのフリッタータ、鶏胸肉のハーブ風グリル。ちょっと重めの朝食で少しばかり、胃もたれしたりして
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行の乗り継ぎ時間は4時間強。いつものビジネスラウンジでビールをいただきつつ、搭乗前にはシャワーも浴びてリフレッシュです
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チューリッヒ行きはほぼ満席、でも密かに期待したインボラとはならず。残念
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朝食?ではインド風のvegetable upma and sambharを選択
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さらに到着前にはサンドイッチもいただいて……。さすがにチューリッヒで昼飯はいいか
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ほぼ予定通りの時間にチューリッヒ空港に到着。イミグレも問題なくさっさと通過し、時刻は午後2時少し前。事前に調べたとおりなら問題なく、ファドゥーツのインフォメーションの営業時間内にリヒテンシュタインまで行けるはず。案内板に従ってチューリッヒ空港駅に移動です
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チケット売り場でファドゥーツまでのバス代を含めたチケットを購入。チケットと一緒に乗り換え案内もくれるのはありがたい。ついでに、「こっちの方が便利だよ」と係の人が手書きで別の列車を教えてくれる。とはいえ、2等の片道で44.6スイスフランとは、やっぱスイスの物価は高いなあ
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まずは空港駅からチューリッヒ駅へ
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進行方向左側の席を確保。チューリッヒ湖を眺めながらサルガンス(Sargans)へ
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この旅は残念ながら天候に恵まれず曇り空。それでもスイスの景観は素晴らしい。車窓の景色に魅入られつつ
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約1時間でサルガンス駅に到着です
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サルガンス駅からファドーツまではリヒテンシュタインのポストバスで。11番のフェルトキルヒ(Feldkirch)行で向かいます。12Eの急行バスも含めて日中は1時間3本、土、日は1時間2本
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30分ほどでファドゥーツ・ポストのバス停に到着。国立博物館を横目にみつつ、歩行者天国のシュテットル(Stadtle)通りを歩いて向かったのはツーリストインフォメーション
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ということで、3スイスフランで入国スタンプゲットです
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時刻は午後4時30分くらい。日曜日だからか、いくつかの出店があるものの観光シーズンにはまだ早いからか、人通りはまばら
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とりあえず切手で有名な国なので無料の切手博物館へ。感想はこんなものか、ってとこでしょうか。隣の宝物館?にも入ろうと思ったけれど、午後5時までということだし、有料なのでパス(切手博物館の方でチケットは購入するみたい)
切手博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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あと目指すのはファドゥーツ城しかない。ホテルEngelの横の道から登っていきましょう
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最初は少しばかりきつめの坂だけれど、歩道に入ると勾配も適度にゆるやかに。ちょっとした散歩道という感じでしょうか
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5分ほど登るとファドゥーツの街中が眼下に広がってくる
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さらに5分ほど登ると展望台。晴れていれば遠くには壮大な光景が広がっているのだろうけど
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アルプスの山々は雲に隠れてしまい、少しばかり残念な眺めとなりました
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登り始めて14分ほど、車道と合流。今も侯爵が住まわれているファドゥーツ城が見えてきます
ファドゥーツ城 城・宮殿
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12世紀ごろの創建といわれるファドゥーツ城。堅牢な石造りの城塞は中性ヨーロッパのイメージにぴったり
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残念ながらロイヤルファミリーが居住しているので、城内部の見学はできませんが……
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いい感じで城全体を見渡せる場所はないかな。道路が続いているのでもう少し登ってみる。ちょっとした駐車スペースはあるものの、車道はそこまで。別にハイキングコースのような山道もあるけれど、ぬかるんでいるのでパス。ということで、駐車スペース手前のカーブのあたりがベストポイントかな。後から車でやってきた仕事のついでに立ち寄ったっぽい3人ほどのアジア人(中国系かな?)も記念写真を撮っていたし
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城の近くにはいい感じのペンション風の山小屋?が
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リヒテンシュタイン観光のメーンイベント?、ファドゥーツ城観光を終えて再びシュタッテル通りへ。目に入ってきたのは市庁舎
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1932/3年創建で1982~84年改築。馬のオブジェが何とも面白い
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シュテットル通りを外れ、向かったのがファドゥーツの旧市街にあたるMittenndorf通りへ
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石畳の道、歴史を感じさせるようなヨーロッパらしい家々。そしてぶどう畑、いい感じ
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途中、右に曲がってKasperigasseへ。ぶどう畑の中に見えてきたのは赤い建物がレッドハウス。15世紀にワイン醸造所として作られ、17世紀には個人宅になったのだとか
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特徴的な建物で惹かれますが、ここも個人宅ですからファドゥーツ城と同じく非公開
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おとなしく外観を眺めるだけにとどめましょう
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レッドハウスで折り返し、今度はHintergasseをたどっていく
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ヨーロッパの童話にでてくるような民家
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山腹に佇むファドゥーツ城、目の前のぶどう畑がいい味だしている
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こうしてみるとまさしく堅牢な城砦。中世の城という感じです
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さてぶどう畑の中を進んでいきます
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ぶどう畑、遠くに見えるファドゥーツ城。天気が良ければどんな眺めになるのだろう
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リヒテンシュタイン侯爵のワイナリー。18時過ぎだし、開いてないよな? 確かに18時は営業時間外でしたが、それ以前に日曜日はCLOSE。早めに到着しても、希少なリヒテンシュタイン産ワインの試飲はできなかったようで……
リヒテンシュタイン公爵のワイナリー 文化・芸術・歴史
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少しばかり残念な気持ちを抱きつつ、ぶどう畑を引き返しますか
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この壁画、いつ描かれたのだろう。この絵が描かれた店は食堂ではなかったけれど。新しく家の壁を塗り直しても古い部分を残しているのだろうか?
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シュタッテル通りに戻ってきました。国立博物館前にあるのはもしかして……
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しかし、人がいなくて寂しい。バスが走るメーンロードのAuiestrasseも
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1903~1905年に建設されたリヒテンシュタイン政府庁舎をみつつ
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最後にやってきたのが大聖堂。バスで街中に入った時に真っ先に目に入ってきたのがネオゴシック様式のこの建物。残念ながら時間が遅かったので中には入れず
Vaduz Cathedral 寺院・教会
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そうそう、観光案内所で買った絵はがきを書かなきゃ。どこか座って書ける場所がないかと探すと、大聖堂の近くに濡れてない椅子と机が。ちょうどいいので、ここで絵はがきを仕上げよう
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絵はがきも書いたし、あとは投函するだけ。と思っていたら、思っていたより時間が経っていた。ポストに向かっているとサルガンス駅行きのバスが……。ポストまで行ったら間に合わない。あちゃ~、次のバスは30分後かあ、宿泊するクールに着くのは20時すぎになりそう
シュテットル通り 散歩・街歩き
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絵はがきを投函。次のバスまで30分あるので、しばらく街歩き。といっても、一部を除けば店は閉まっているので静かなもの。賑やかだったのはロシアからの団体客で賑わっている土産物屋くらいかな。で、裏通りなどを歩きつつ、時間になったのでバス停へ。ここで思わぬことが発覚。19時台からのバスは2本に1本しかサルガンスに行かないということ。19時11分は2つ手前のTrubbach Dorunauまで。2つ手前とはいえ、結構な距離があるから歩くのは……。ということで、41分発まで待つことに。予想以上の時間ロス。ガクッ。で、ようやくきたバスでサルガンスへ。料金は8スイスフラン、なかなかいい値段だなあ。で、サルガンス着は20時15分過ぎ、さてと本日の宿泊地クールに向かいますか
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サクッと4日の休みでスイス、リヒテンシュタインを駆け足で
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