2017/01/12 - 2017/01/12
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ぱっしょんKさん
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1月から2016年のAくんに続く新たな研修生がインドにやってくることになりました。聞けば初めての海外旅行とのこと。僕がいるチェンナイは直行便もないし初海外旅行の人が来るにはかなりハードルが高い場所。
Aくんは僕の赴任時に一緒に飛行機に乗って来ましたから。。。。
考えましたが、一時帰国をしてチェンナイに戻る時に新研修生Yくんを連れて戻ることにしました。
一時帰国と言いながら中国の世界遺産制覇の旅行を継続しなくては!
ということで会社のお金で名古屋に戻った翌朝改めて中国に行くことに。
とはいえ1月の中国は北に行くと寒いから南でどこかないかなぁ?と考えたところ、1月はこの時期しか見れない水の張った棚田が観れるシーズン!ということでメインは世界遺産雲南省元陽の紅河ハニ棚田に決定
結果日本に着いた翌朝早くインドのすぐそばの雲南省に戻るという時間的に超不合理な計画を立てる事になりました。
この旅行計画は以下のようです。
前夜名古屋に到着。
ホテルセレクトイン名古屋岩倉駅前泊
1/8
6:36岩倉→7:23中部国際空港 名鉄ミュースカイ
9:35中部国際空港→10:50上海浦東 中国南方航空CZ380便
15:10上海浦東→19:00昆明
金泉大酒店泊
1/9
バスで玉渓市澄江へ。世界自然遺産『澄江の化石産地』見学
金泉大酒店泊
1/10
7:51昆明→10:41建水 K9812急行列車
建水→元陽 長距離バス
元陽雲梯大酒店泊
1/11
元陽の棚田を見て回る
元陽雲梯大酒店泊
★1/12★←この旅行記
元陽→建水 長距離バス
建水見学
19:37建水→22:18昆明 K9694急行列車
金泉大酒店泊
1/13
7:50昆明→9:55広州 中国南方航空CZ3420
14:00広州→21:00中部国際空港 CZ379
実家に帰宅
1/12
朝食を食べチェックアウトしたら、元陽県の中心地南沙鎮にバスで移動します。僕が宿泊している新街鎮から建水までは1日1本それも夜の便しかありません。南沙にでないことには建水に戻れません。
建水からは夜7時半にでる急行列車で昆明にもどります。
建水に到着する時間次第ではがっつり建水の観光も可能です。
建水で観光することができたのでしょうか?
雲南省の旅5日目スタートです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホテルでゆっくりと朝食をいただきます。
水餃子があったのでそれと、マントウ、サラダと青菜炒め。片面焼きの目玉焼き。
中国では前々日昆明で食べた両面焼いた目玉焼き、いわゆるターンオーバーが主流です。
片面焼きのサニーサイドアップは卵を焼いているシェフに直接オーダーするひつようがあります。 -
そして雲南名物過橋米線。
朝ですから辛さは控えめで。 -
五菱宏光V この完全なワゴンが南沙鎮と新街鎮を結ぶ公共手段。
11時に出発です。 -
8人乗りに10人乗って移動しました。
本当にぎゅうぎゅう詰めでした。 -
南沙鎮バスターミナルに約1時間で到着。
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ちょっと早いですがバスに乗る前にバスターミナルの前にあるお店で昼食をとることにします。
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ごはん、たけのこと牛の内臓を軽く煮込んだもの。ハミ族の名物の様です。
食事も終わったので、いよいよバスに乗り込みます。 -
12:33発、建水行きのバスです。元陽よりも奥の緑春県から出発したバスのようです。
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行きに乗ったのと同様の小型バスです。
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行きのバスは高速通って個旧市を経由していましたが、このバスは緑春から元陽南沙を経由してそのまま建水県を目指すコースで山越えルートで進みました。
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途中1度トイレ休憩ありです。
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バスに乗ること約3時間で建水古城に到着です。
ぼ~っと窓の外見ていたら
ありゃ!ネットで見た建物だ!
急ぎバスを降ろしてもらうことに。 -
この建物こそ、建水のシンボル、朝陽楼(迎暉門)です。
建水古城の東門になります。
形は北京の天安門そっくりですがこちら朝陽楼建立の方が古く1389年建立。
ちなみに天安門はその原型承天門が建立されたのは1417年。 -
建水古城に入ります。
臨安路を西に向かって歩きます。 -
道は石畳になっています。
しばらく歩くと -
この門のある通りに出ます。翰林街の入り口です。
ここを曲がります。 -
翰林街は観光用に整備されていましたが、
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こんな雰囲気のいい建物もあります。
さすがは古城です。 -
この翰林街にあるのがこの門の奥に広がる巨大な邸宅
朱家花園。 -
門の隣に旅客センターがありました。
何せインドから持ってきた荷物満載のバックパックがありますので、預かってもらえないか聞いて見たところ快く引き受けてくれました。
お姉さんありがとう!
ここで入場券を買って入場します。値段は50元。 -
正門から入場したら小さなスペースがあってそこから出るのはこの丸い門。
これ見ると中国の庭園だなぁって実感します。 -
この小さなスペースには盆栽が置いています。
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この二階建ての建物が繍楼。
元々ここはここに住んでいた朱家の女性たち専用の建物で、化粧をしたり読書をする場所でした。
後々はここは私塾に使われていました。 -
2階の外壁には絵がはめ込まれています。
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繍楼の入り口は蛇腹でスライドするタイプの扉。
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凝った装飾が施されています。
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奥に進みます。
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蓄芳閣と呼ばれる建物。
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この門を通ると、
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池を前にした水上舞台に出ます。
この池は小鵝池と呼ばれています。 -
水上舞台の小鵝池を挟んだところにあるのが華堂。
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先ほど繍楼で扉に使われていたような板がこの華堂では壁としてはめ込められています。
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鍼も装飾でびっちりです。
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中には
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先祖を祀る祖廟が置かれています。
奥に進みます。 -
手前の建物が享堂
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奥のこの建物が祭堂。
華堂、享堂、祭堂の3つを合わせて宗祠です。
この祭堂の中は朱氏の紹介をする博物館になっています。 -
ここから住居地区内宅院を見て行きます。
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内宅院は6つの四合院からできています。
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ここは私塾として
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使われていたようです。
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この四合院は蘭庭。
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蘭庭の建物の中の調度品。
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ここは竹園。中庭の4隅に竹が植えられていました。
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菊苑。
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梅館。
1月ではまだ梅は咲いていませんね。 -
あとはこの建物の後ろにある
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後花園。
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なんですが、完全な修復工事中。
こりゃ見るものないわ。
朱家花園の見学はこれで終了です。 -
時間は4時。昆明に帰る列車は7時半の発車です。
まだ時間があるからもう一箇所、建水文廟を見に行くことにします。 -
翰林街を臨安路に向かい戻ります。
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臨安路を西に向かって歩きます。
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建水文廟に入りました。入場料は60元です。
南から入るとすぐに孔子の像がありました。
ここは2013年6月に行った曲阜の孔子廟に次ぐものであると評価されています。 -
洋池です。空が写り込んで綺麗な池でした。
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洋池のほとりを歩いて文廟に向かいます。
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洋池の北側にある洙泗渊源坊
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その前には大きな広場がありました。
奥に向かいます。 -
櫺星門。
ここはチケットのチェックがあります。 -
杏壇。
真ん中に石碑があります。漢詩と孔子と弟子の様子の絵が刻まれています。 -
石碑の上は緑が綺麗な天井です。
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杏壇の奥にある門が
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大成門。
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大成門の表札
龍の枠になっています。 -
大成門をくぐるといよいよ文廟のメインの建物です。
なんか中国のお寺って感じです!
このスペースで参拝者はお香を持って四方に頭下げてってやるんですが、この日は誰もいませんね。 -
この奥の建物がここのメインです。
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その前の階段には龍の彫り物があります。
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メインの建物は先師殿という名前です。
28本の柱と22個の石の土台が組み合わされて作られるという独特な建て方なんだそうです。
この建物は1804年に再建された建物。 -
先師殿の裏にあるのがこの建物、崇聖祠。
孔子の五代祖先を祀っています。 -
崇聖祠の正面の入り口両はしに石碑があります。
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崇聖祠の隣は府学大堂。
センターラインの東側の建物経由で戻ります。 -
倉聖祠。
倉聖を祀ってある建物。 -
見学ルートに指定されている最後の建物がこれ元江学府。
本を売っています。さらに中にはカフェも併設してあります。 -
いつもなら中国茶を注文するところですが、この日はコーヒーを注文。
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本はこんな感じで売られています。
文廟の東側の建物を見ながら南門に戻ります。 -
東明倫堂。
建水州(県)の学問の中心地だったところです。 -
洙泗渊源坊に戻ってきました。
建水の見学はこれで終わりです。
チケット売り場のお姉さんに駅へ919路バスの出発地点を聞いたら、北門から出るよとのこと。 -
北正街を歩いて北門を目指します。
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北門に到着です。
お昼ご飯を食べてないから、食べなくては!! -
ケンタッキーが北門の正面にあります。
ここで昼食をと思い中に入ると、なんとバンズがないとおっしゃる!!
ケンタッキーでご飯ってのも。。
ケンタッキーから出ました。 -
北門の表側は車やバイクがいっぱい走っている新市街になっています。
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北門の横にあるディコスという中国のハンバーガーショップでご飯を食べることにします。
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チキンバーガーセットを注文。
セットについてくるのはポテトじゃなくてチキンってのが特徴です。 -
バンズが薄いからサンドウィッチぽいです。
お腹いっぱいになったので、駅に向かいます。 -
919路のバスに乗り込みます。
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よくある中国のバスです。
-
建水駅に到着しました。
この駅はまだできたばっかりで、駅の周りは何もありません。 -
19時31分。K9694急行列車大理行きです。
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昆明を通り越して大理まで行く列車です。
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帰りは行きに使った硬座の切符が取れませんでした。
わずか3時間半ですが硬臥(B寝台)車に乗ることになりました。 -
最新の中国の硬臥(B寝台)車は綺麗になりました。
元々開放式の寝台だったのですが、今は扉はないけどほぼコンパートメントになっています。 -
22時40分昆明に到着しました。
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交三橋まではバスで行きます。
23路のバスで向かいます。 -
最終日の宿も定宿金泉大酒店です。
-
翌日は日本に帰ります。
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この旅行記へのコメント (3)
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- メイリンさん 2018/02/03 22:55:45
- 建水古城
- ぱっしょんKさん、はじめまして。
表紙の写真の所に最近行った(と言っても門を見ただけ)ですが、なんだったのかわからないままで帰国してしまっていました。これは建水のシンボルの建物だったんですね!知らないって本当に損だなって思いました。
ぱっしょんKさんは中国に詳しそうですね。中国旅行記が好きなのでまた旅行記を拝見しに伺います。メイリン
- ぱっしょんKさん からの返信 2018/02/05 05:21:30
- RE: 建水古城
- メイリンさん
はじめまして、ぱっしょんKです。
建水、元陽の旅行記拝見しました。かなり駆け足で見て回ったようですね。
表紙の写真に使ったのは朝陽門と行って天安門よりも古い明代の城門ですね。4つあった建水古城の城門の南門に当たる門です。
建水文廟に行かれてますから古城の中の様子も見れていますね。建水の雰囲気はそれで十分じゃないでしょうか。
学生の時留学でウルムチに4年仕事で5年と10年近く中国にはいましたので詳しいといえば詳しいですね。世界遺産制覇を目指しています。現在35/52箇所制覇しています。それであちこち行っていますから旅行記もバラバラになっていますね。
次回は武当山を狙っています。
メイリンさんはどこ行かれるんでしょうね?では良い旅を続けてください。
- メイリンさん からの返信 2018/02/06 01:27:14
- RE: RE: 建水古城
- ウルムチですか。すごいところに留学されていたんですね。
10年近くいられたなら十分ほどぐらい詳しいと思います。
私はなかなか仕事が休めないので、土日月の3日間で行けるところに次は行くと思います。
一番行きたいのは西安華山の長空桟道ですが、3日だと厳しいですね。
ぱっしょんKさんも世界遺産制覇、頑張ってください!
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