2015/08/27 - 2015/09/02
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この旅行記のスケジュール
2015/08/27
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飛行機での移動
2015/08/28
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飛行機での移動
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自転車での移動
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この旅行記スケジュールを元に
少数民族の宝庫、中国雲南省。その広大な土地の中で、かねてから憧れていた三江併流地帯を旅しました。チベット文化が息づく「ユートピア」香格里拉、ナシ族が築いた甍の街並みが美しい麗江、1000年以上も変わらぬ姿で人々を見下ろす「三塔」に象徴されるペー族の大理。それぞれ、礎となった民族、文化の異なる三つの町を巡り、古から続く人々の営みと受け継がれる文物の尊さ、中国の懐の深さを味わいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月27日。
成田空港から、中国南方航空で広州へ飛ぶ。
広州着は深夜。空港の中は意図的なのか照明が薄暗い。香格里拉へ飛ぶ翌日のフライトは早朝。南方航空は広州で一定の乗り継ぎ時間がある場合、無料でホテルを斡旋してくれるので、それを利用する。広州白雲国際空港 (CAN) 空港
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空港内で見つけた飲み物の自動販売機。
中国国内で、自動販売機を初めて見た。セキュリティの厳しい空港だからか?それとも、経済成長に伴って、自販機を見て「お金が落ちている」などと思う人が少なくなったからのか?いずれにしても、隔世の感のある光景だった。広州白雲国際空港 (CAN) 空港
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チケットカウンター前で、さすまたを持って仁王立ちする係員。自動小銃引っ提げられるよりはマシだけど、さすまたも、結構威圧感あるな。
広州白雲国際空港 (CAN) 空港
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南方航空指定のホテル。ベッドのある部屋の前にもう一つソファの置かれた部屋があって、結構豪華。一人だと落ち着かないくらいの広さがある。
広州白雲国際空港 (CAN) 空港
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8月という時期もあり、テレビをつけると、旧日本軍の中国での横暴と、それに対抗する共産党八路軍の勇猛さを強調するドラマが放映されている。だからといって、この時期に街を歩いていても危険は感じない。
広州白雲国際空港 (CAN) 空港
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8月28日。
いよいよ、香格里拉へのフライト。キャリアは、同じ南方航空。香格里拉は、デチェン・チベット族自治州にある。画面表示で香格里拉の前にある2文字が「デチェン」を意味する。広州白雲国際空港 (CAN) 空港
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小さめの機体。山岳地帯のフライトでは覚悟の上だが、乗るのは少し勇気がいる。ただ、かつてタイのメーホンソンに行くときに乗ったプロペラ機よりはマシか。
広州白雲国際空港 (CAN) 空港
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香格里拉の空港への着陸態勢に入る。眼下に、香格里拉の街と、黄金に輝くチベット寺院「ソンツェリン寺(松賛林寺)」の姿が見える。降りたらまず向かう場所。待っててね!
デチェン シャングリラ空港 (DIG) 空港
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着陸寸前。フラップが下がり始めた。
草原の中に、茶色く濁った水をたくわえた湖のような場所が見える。雨季に姿を見せるナパ海か、と思ったが、確証はなし。方角的には合っている気もするが。デチェン シャングリラ空港 (DIG) 空港
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空港周辺には、広大な湿地帯が広がっている。
デチェン シャングリラ空港 (DIG) 空港
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空港に到着。ターミナルビルの外観は、チベット風建築を模したものか。気持ちが昂る。
デチェン シャングリラ空港 (DIG) 空港
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タクシーに乗り、香格里拉の街へ。新しい街に着いたバックパッカーがまずすべきことは、もちろん宿探し。旧市街の入り口辺りで降ろしてもらい、あらかじめ目をつけておいた宿へ向かう。
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無事に部屋をゲット。荷物を降ろし、持ち出した機内食を食べて一息つく。シンプルだが、必要最小限の栄養にはなりそう。
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宿の近くで自転車を借り、いざ街へ。途中、学校の敷地で踊る子どもたちを見つけて近寄るが、写真を撮るときには踊りをやめてしまった。残念。
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30~40分ほど走って、ソンツェリン寺のビジターセンター(みたいな施設)に到着。寺まではまだ距離があるが、ここでチケットを買う。
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チケットを買った観光客は本来、このシャトルバスで寺に向かう。俺は自転車なので、当然利用せず。ほかに自転車の旅人は見かけなかった。
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ソンツェリン寺に向かう道の脇に立つ仏塔。毎日、地元の人たちの祈りがささげられているのだろう。
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香格里拉の街が見える。
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香格里拉の標高は3000メートルを超える。日本なら、北アルプスを縦走するような高さだ。当然空気は薄く、道はなだらかな上り坂だったものの、自転車に乗ろうにも息切れがひどく、押して歩くのが精いっぱい。ゆっくり歩いても、足に重りを付けているかのように、普段の何倍ものエネルギーが必要な感覚だ。
そんな状態で20~30分進んだだろうか。視界が開け、湖の向こうに金色に輝く寺の姿が!松賛林寺 寺院・教会
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辺境にあるとは思えない大きな建物。写真でしか見たことのなかったチベット風寺院建築が目の前にそびえている。ただでさえ、薄い空気で速くなった鼓動が、さらに大きくなる。
松賛林寺 寺院・教会
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先ほど寺が見えた場所から、湖をほぼ半周してたどり着く。
松賛林寺 寺院・教会
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寺の周りには、僧たちが住むゴンパ(僧院)が建ち並んでいる。斜面を隙間なく埋める様は圧巻。
松賛林寺 寺院・教会
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いよいよ近づいてきた。
松賛林寺 寺院・教会
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入場ゲート。先ほどのビジターセンターでチケットを買っていたので、係員に見せるだけで通過。
松賛林寺 寺院・教会
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最も高い場所に並ぶ建物(日本風に言えば本堂?)が、とりあえずの目的地。
松賛林寺 寺院・教会
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建物や塀に囲まれた階段を上り、核心部へ進んでいく。屹立する建築のスケールに圧倒される。
松賛林寺 寺院・教会
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最も大きな建物(本堂?)が並ぶ広場に到達。
松賛林寺 寺院・教会
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建物は三つ並んでおり、中央の建物が最も大きい(写真では右の建物)。それぞれ、独特の模様が描かれた黒い幕が正面に垂れさがっている。内部は広大な空間で、大小いくつもの仏像が安置され、薄暗い。記憶が曖昧になってしまっているが、仏像の背後に回る回廊があり、そこに供え物が並び、炎が灯されていたように思う。炎の元が何であったかは、忘れてしまった。
内部は、撮影が許されていない。松賛林寺 寺院・教会
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4~5階建てのビルに相当する高さだろうか。色彩のバランス、デザインが美しい。正面から見上げると、吸い込まれてしまうような感覚にとらわれる。
松賛林寺 寺院・教会
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空にはなぜか、カラスの姿が目立った。チベット寺院とカラス。何となく、なじむ気がする。
松賛林寺 寺院・教会
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こうして餌を置く人がいるらしい。
松賛林寺 寺院・教会
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少し奥まった場所にある小屋。トタン葺きで飾り気のない感じが珍しく、中を覗くと、先ほど大きな建物の中にたくさん灯されていた「炎」をつくっているようだった。
松賛林寺 寺院・教会
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寺の境内(とチベットでも呼ぶのだろうか)から、遠く香格里拉の街を見る。
松賛林寺 寺院・教会
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最も大きな建物のある広場から、僧院の建ち並ぶ中を下っていく。この僧院は、一見サンルームのようにガラス張りの部屋が設けられている。植え込みの花もカラフルで、なかなかお洒落な外観。
松賛林寺 寺院・教会
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観光客の姿はほとんどなく、静寂が支配している。
松賛林寺 寺院・教会
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住人である僧の姿も、ほとんど見かけない。昼間は、やはり寺へ上がっているのだろうか。
松賛林寺 寺院・教会
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素朴な外観の僧院も、また良し。
松賛林寺 寺院・教会
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どこからともなく、お経を唱えるような声が聞こえてきた。どうやら、この建物の中かららしい。黒い幕をくぐると、右側に細い階段があった。意を決して、そろそろと上っていく。階上に顔を出すと、そこには少年僧たちが何人かいて、壁に向かって座り、一心に経を唱えていた。そのうちの一人がこちらに気づき、ちょっと驚いたような表情をした。思わず微笑み返すと、少年僧はこの招かざる客に、わずかな仕草と表情をもって、ここに来てはいけないと諭してくれた。ただ好奇心のみで神聖な修行の場に踏み入ろうとした己を深く恥じたのは、言うまでもない。
建物の上に、無数のカラスが飛んでいた。旅行全体を通じて、お気に入りの一枚。松賛林寺 寺院・教会
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猫は、どの国で見ても同じような気だるい空気を醸し出している。
松賛林寺 寺院・教会
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扉が開いている部屋があったので、中を覗くと、流し場や食器棚があったりと、厨房のような場所。誰もいなかったのでしばらく眺めていると、隣の部屋から僧が一人入ってきて、こちらを見つけると微笑んで会釈してくれた。チベット僧の人あたりは、総じて優しい。
松賛林寺 寺院・教会
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ゲートから上がっていった道に合流する。ゆっくり見て回ったつもりだが、去るとなるとやはり名残惜しい。
松賛林寺 寺院・教会
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レンガを山積みにして、建築工事中。僧も手伝っていた。
松賛林寺 寺院・教会
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寺を出て再び自転車に乗り、周辺の集落を巡る。道沿いで目にした看板。チベット様式の宿の広告らしき文言だが、チベットで「断捨離」の文字を見ると、妙に説得力がある。
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周囲を見渡すと、いくつかの小高い丘の頂に、チョルテン(仏塔)が建てられている。
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中央のこんもりと盛り上がった山頂にもチョルテンが鎮座。麓の小高い丘にも、二つ見える。
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到達できそうなチョルテンに狙いを定め、向かうことにする。
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山肌に「香格里拉」の文字。漢字の上はチベット文字か。
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工場らしき建物の裏に立つチョルテンに到着。石積みの土台の上に木が垂直に立てられ、そこから延びた紐に、「タルチョ」と呼ばれる経文を書いた色とりどりの布が無数に結び付けられている。
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タルチョが結ばれた紐は、放射状に数本延びている。
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タルチョには、細かいチベット文字(おそらく)がびっしり。当然読めるはずもない。印刷のようなので、こうした布がどこかの市場で売られているのだろうか。
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チョルテンのある場所から、ソンツェリン寺を望む。どこから見ても、金色に輝く姿は神々しい。
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集落へ戻る。大きな2階建ての建物が建築中。民家にしては大きいので、何かの公共的な建物だろうか。
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チベット建築の家で、魅かれたのが窓枠の美しさ。カラフルなデザインが、家全体のアクセントになっている。白っぽい壁との相性も良い。旅から帰ってしばらくして自宅を新築したのだが、この窓枠を取り付けたくて、本気で探したほどだ。
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軒が大きくせり出している。日本の建築様式にも似ているか。
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2階建ての上に、さらに小さなガラス張りの部屋がある。サンルームのような機能があるのだろうか。
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小さな路地を巡っていると、子どもたちと遊ぶおじいちゃんらしき男性に出会った。昔ながら(日本人にとってはそうだが、現地の人には普通なのだろう)のおんぶ紐で、乳飲み子に見える小さい子どもを背負っている。写真撮影をお願いしたら、快く応じてくれた。
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木が組まれた奇妙な構造物を発見。収穫した穀物を「はざかけ」するためのものだろうか。
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かなり大きな木組みもある。
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小さな牛が寄ってきた。
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集落を後に、香格里拉の街への帰途に就く。途中、こんな看板を見つける。チベット族は、輪廻転生の思想から魂が抜けた死後の肉体に執着がなく、死者の遺骸を鳥についばませる「鳥葬」を行うと聞いた。「天葬台」とは、そのために遺骸を安置する場所だ。
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看板の地点から、尾根のように細く盛り上がった地形がずっと奥まで続いている。その尾根を上っていくと、柵があった。この柵の内側が、天葬台になるのだろうか。
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鳥葬の場所は聖域で、部外者が立ち入ることは許されていないという。柵の内部に入る扉は、閉ざされていた。その先には、厚い土壁が連なっている。
現在もここで鳥葬が行われているのか定かではないが、辺りは静かで人気がなく、心なしか空気が淀んでいるような気がした。 -
香格里拉の街に帰ってきた。早朝に空港に着き、機内食を食べただけで、北アルプス縦走に匹敵する標高の土地を自転車で駆け巡った。さすがに、ペダルを漕ぐ足は重い。道端を通り過ぎる豚の家族?の行列に、ちょっと癒やされる。
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