2017/04/20 - 2017/04/20
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kinomukumamaさん
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山中温泉へバスツアーで行って来ました。
奥の細道の旅の道中、芭蕉は山中温泉で八泊九日間の長逗留をし、多くの句と資料を残しました。
また、山中温泉は、芭蕉と曽良との別れの地でもありました。
日本各地の温泉を体験しているはずの芭蕉が山中温泉にしかふれていないところが興味深いですね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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車窓に桜や芝桜を眺めながら北陸自動車道を北上していきます。
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北陸自動車道を「福井」で降りて田園地帯にあるおそばやさん音市楼「かくれ庵」でランチです。玄関に加山雄三の書がありました。
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おろしそば御膳をいただきました。
とろろかけご飯と大根の辛みが効いたおろし蕎麦のセットです。 -
パワースポットにご案内ということで「毛谷黒龍(けやくろたつ)神社」に寄りました。
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文字どおり「柳桜をこき混ぜて・・」の風景でした。
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拝殿の天井です。全員で社の縁起を聞きお祓いを受けました。
この天井画の原画が社務所に飾ってありとても御利益があるということでした。
一願成就の神社でお正月の参詣客は引きも切らないそうです。 -
次は日本の疎水百選「越前東郷堂田川」を町おこしボランティアの案内で散策しました。
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ボランティアスタッフのみなさん。
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国登録有形文化財指定の酒屋さん。
今年JAL国内線ファーストクラスでこちらの酒が提供されるそうです。 -
福井県指定の歴史的建造物今村家住宅です。
雪国ならでは・・梁の数が多いです。 -
堂田川にかかるしだれ桜。
堂田川のことは司馬遼太郎の「街道を行く十八」越前の諸道にも書かれているそうです。 -
東郷大橋のかっぱくん。
奈良のせんとくんと同じ作者だそうです。 -
常夜灯は東郷のシンボルだそう。
この常夜灯は前述の「街道を行く」の挿絵になっているそうです。 -
福井県は全国一お寺が多い県だそうです。立派ですね、照恩寺。
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再びバスに乗り以前立ち寄ったことのある羽二重餅の店に立ち寄り石川県へ。
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山中温泉「たわらや」が今日の宿です。山中温泉で創業800年の老舗旅館だそう。
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部屋に荷物を置いて早速散策に出かけました。
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芭蕉ゆかりのコースを散策します。坂を下ると鶴仙渓遊歩道へ。
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黒谷橋から見た鶴仙渓。右の1階がわれわれの部屋です。
黒谷橋の袂には芭蕉の碑があり「この川の黒谷橋は絶景の地なり、行脚の楽しみここにあり」と書かれています。 -
遊歩道に降りるとすぐに芭蕉堂がありました。
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奥の細道の旅の疲れを取った芭蕉はこの地を散策したのです。
明治43年、芭蕉を慕う全国の俳人たちによって芭蕉堂が建てられ芭蕉像が安置されました。 -
椿、桜、ヤマツツジ、若葉も見られました。
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新しい命の芽生え。
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あやとり橋。
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あやとり橋からの眺め、楽しみにしていた川床が中央に見えますが4時で閉店なんです。残念。
道場六三郎さんプロデュースのロールケーキを楽しみにしていたのに。 -
あやとり橋で鶴仙渓を離れ温泉街へ・・。
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芭蕉の舘もすでに閉館。
築後百年 白壁・鉄扉造りの宿屋建築です。
芭蕉が泊まった泉屋に隣接の扇屋別荘を改築したもので山中温泉最古の宿屋建築です。
二階には、芭蕉・桃妖(泉屋の若主人)の資料展示室があります。 -
芭蕉と曽良の別れの像
いよいよ芭蕉が山中を旅立つ時を迎えました。そして、この旅立ちは「奥の細道」で苦楽と共にしてきた芭蕉と曽良の別れの時でもありました。 -
ゆきゆきてたふれ伏すとも萩の原 曾良
(病身のまま旅立ち、このまま行けるところまで行って倒れたとしても本望だ。できることなら萩の咲く野原で死にたいものだ。それくらい旅にかける志である。)
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呉服やさんの横にあった珍しい桜(ではなく桃?)。
同じ幹なのに色の違う花が・・。 -
「菊の湯」男湯の前には
芭蕉の句があります。「やまなかや菊は手折らじゆのにほひ」
(山中温泉の湯の香りは長寿の効用がある菊を手で折るまでも無く、嗅いでいるだけで寿命が延びる感じがする。) -
「菊の湯」女湯の前には足湯がありました。丸屋根のところ。
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女湯の右の観光施設「山中座」に入ってみました。名誉座長は森光子さん。
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からくり時計は時間が合わず見ることが出来ませんでした。
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散策から戻り5時過ぎに部屋から眺めた鶴仙渓遊歩道。
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夕食はタケノコのお寿司と小鎚の中の木の芽和えがうれしかった。
左上の竹筒は魚介の蒸し物。 -
小鯛の煮付けと変わり茶碗蒸し。
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デザート。
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