2017/03/04 - 2017/03/05
99位(同エリア305件中)
ladyさん
日本の魅力、再発見!
行先はおまかせ、マイルを使ってどこかに行こう!
JALの「どこかにマイル」は通常12,000マイル以上必要とする国内特典航空券が、羽田発着便に限り往復6,000マイルでどこかに行けるというとってもオトクな制度♪
始めに日程を決めて検索すると、ホームページ上に4つの行き先候補地が案内され、申し込みすると3日以内に行き先決定の通知が来ます。
行き先は「広島」「大分」「徳島」「帯広」の中から帯広に決定!!!
冬の帯広っていうと温泉しかないよな~…(~_~;)と仕方なくどこか見所がないか調べてみると、釧路まで車で行けて釧路から30分程のところに丹頂鶴が越冬しに来る場所があるということを知りました。
前からずっと丹頂鶴をこの目で見たかったんだった。
そうだ!丹頂鶴を見に行こう♪♪♪と一挙にテンション上がる旅に。
1泊2日と短い旅でしたが、丹頂鶴が越冬する鶴居村に宿泊して、①②丹頂鶴の餌場に行ったり、③夕焼けの中ねぐらに戻る丹頂の群れを見たり、④早朝、丹頂鶴のねぐらを見たり。
それぞれがとても美しく幻想的な光景で、当初の目的どおりオトクに大変満足な旅ができました!
【行程】
3/4(土) 7:50 HND(羽田)発 9:25 OBO(帯広)着
3/5(日) 20:10 OBO(帯広)発 21:55 HND(羽田)着
【諸経費/一人当たり】
JALマイル 6,000マイル
レンタカー 5,464円(2日間分 7,400円+ガソリン代 3,548円)+保険料
鶴居村・夢工房 13,275円(1泊2食ツイン1名あたり)
TTL 18,739円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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まだまだ行ったことのない県がいっぱいの私にとっては、どこが当たっても楽しめそう!と出発2週間前にJALの「どこかにマイル」で検索すると「広島」「大分」「徳島」「帯広」のどこか。
帯広以外ならどこでもいいや~♪と申し込んだところ、行き先は帯広・・・(T▽T)
行き先が決まってからどこで何をしようと考えた結果、レンタカーで釧路まで行って丹頂鶴を見ることに!!
3/4(土) JAL573で7:50羽田を出発~
日の丸とタンチョウをモチーフにした「鶴丸」をシンボルマークとする日本航空JALに乗って、タンチョウを見に行って来まーす♪ -
北海道に入りました~♪
畑には真っ白な雪が積もっていて、ちょっと興奮~♪(((o(*゚▽゚*)o))) -
9:25に帯広空港に到着~
今回は「たびらい北海道」でレンタカーを申込済み!
空港のカウンターにその旨告げるとしばらくして送迎ワゴンがやってきたのでレンタカー屋さんへ。
2日間、この車にお供してもらいます!
2日間で7,000円程でした。 -
帯広空港を出発すると白銀の世界がずっと続いていました。
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11:00 車をコインパーキングに置いて、帯広の百貨店 藤丸へ。
北海道らしくエゾシカがお出迎え~♪ -
11:30 帯広名物の「豚丼」食べに「はげ天 本店」へ。
この店が11:30から開店だったので、藤丸で時間を潰したのでした。はげ天 本店 グルメ・レストラン
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私は帯広名物の豚丼を。
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同行の喜多さんは天ぷら定食を。
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釧路まで2時間半程。
スタートが出遅れちゃったので、下道でも行けるところ、道東自動車道に乗ってみました。 -
途中、窓から見えた根室本線。
1両編成がかわいい(*^▽^*) -
釧路市内に入ると今日訪れる鶴居村の案内板が現れるようになって来ました。
タンチョウは古来より瑞鳥といわれ、アイヌの人々にはサルルンカムイ(湿原の神神)として敬われてきました。
乱獲などにより明治の末には絶滅したといわれましたが、大正13年に釧路湿原でわずかに20数羽生息しているのが発見されました。
それから保護活動が始まり、厳しい冬に食べ物を求めてやってくるタンチョウにトウモロコシなどの地元の人たちの給餌活動が始まり、昭和10年には生息地を含め国の天然記念物に、昭和27年には特別天然記念物に指定されました。 -
事前に「鶴居村の観光情報」のHPや「NPO法人 美しい村鶴居村観光協会」のHPでタンチョウ撮影ポイントを調べてきました。
http://www.vill.tsurui.lg.jp/kankou/kankou/kankou_06.html
http://tsurui-kanko.com/tancyou/point.html
①鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ:給餌時間は1日1回午前9時
②菊池農場:夕日をバックにタンチョウを撮影できるポイント(私有地につき注意)
③音羽橋を眺める丘:ねぐらと周囲の様子がよくわかるポイント
④音羽橋:タンチョウのねぐらを撮影できるポイント
⑤鶴見台:給餌時間は朝と午後2時30分頃
現地のタンチョウ・ツアーに参加すれば、20,000円位はするようですが(^_^;)、①、②、④、⑤に個人でレンタカーで行ってみようと思います! -
14:50 11月~3月の冬期間、朝方と午後2時30分頃の2回給餌が行われているという丹頂鶴の餌場①「鶴見台」へ♪
https://city.hokkai.or.jp/~kkr946/shisetsu_tsurumidai.html
ここ鶴見台は昭和38年頃に付近の小学校へ冬になるとタンチョウが集まり、先生と児童が給餌したことに始まります。昭和49年に小学校が廃校となった後、近くに住む渡部トメ氏が意思を引き継ぎ、給餌を続け現在に至っています、とのこと。
地元の方の丹頂鶴保護活動に頭が下がります。鶴見台 自然・景勝地
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鶴見台の駐車場には既に数台の車。
思っていたよりも観光客は少ないです。
いた!いた~~~!!!
でも、柵から見る丹頂鶴たちはこうやってみると結構遠い・・・?(´Д`)
白と黒がタンチョウで、真っ白なのが白鳥~♪
普通なら白鳥がいれば、「白鳥だ~~~♪」とテンション上がって白鳥メインで写真なのだろうけど、ここでは白鳥が邪魔で邪魔でしょうがない 笑。 -
タンチョウは11~3月までここ鶴居村に越冬しに来ますが、ピークは2月で3月になると釧路湿原に戻っていくと聞いており、まだこれだけのタンチョウがいることに感動です!
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あっっっ!タンチョウのカップルが飛んできました!!
こうしてタンチョウが羽を広げた様子を下からではなく上から見ることができるなんて、貴重な瞬間です! -
2羽は息がぴったりです。
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ふわっと羽を広げて、何回か優雅にハタハタとすると、
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見事に着地♪
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羽をハタハタして軽くジャンプして踊るタンチョウもいます。
2月だったらこうして羽を広げるタンチョウの求愛ダンスがたくさん見られたかもしれないですね。 -
ラブラブ・モードのカップル☆( ´艸`)ムププ
こうして私がタンチョウに会えたのは、地元の方たちの協力のおかげ。
タンチョウの給餌や保護活動によって、こうしてタンチョウが守られているんですね。
本当に頭が下がる思いです。。。 -
15:20 続いて、タンチョウの餌場②「鶴居伊藤サンクチュアリ」に到着♪
http://park15.wakwak.com/~tancho/index.html
こちらの方が鶴見台より広いようですが、鶴見台より柵の近くまで来る丹頂鶴もいて、写真は撮りやすかったです。
三脚あり、望遠レンズ付きの一眼レフで本格的に写真を撮っている人たちが結構いましたが、丹頂撮影のピークは2月なので、これでも大分人が少なくなったようでした。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 自然・景勝地
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「鶴居伊藤サンクチュアリ」は、酪農を行っていた伊藤良孝氏が雪に埋もれたトウモロコシをタンチョウが突ついて食べているのを見てその美しさに感動し、1966年よりタンチョウへの給餌を開始し、保護活動を始めたことに始まります。
その後、伊藤氏と日本野鳥の会が協定を結び、伊藤氏が長年タンチョウの給餌活動を続けてこられた土地を提供し、日本全国から寄せられた募金で施設が建てられました。
伊藤氏は、その後、北海道からの委託を受け、タンチョウ給餌人(1968年~1996年)、タンチョウ監視人(1981年~2000年)を務め、81年の生涯の半生をタンチョウの保護に尽くされました。
地域の人たちを中心とした温かい愛情に守られ、大正13年に釧路湿原でわずかに20数羽だったタンチョウが、現在では最大で400羽近くのタンチョウが飛来するということです。 -
見つめ合った二羽の後ろにはお母さんに甘える子どもが!(〃▽〃)
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丹頂鶴の「丹」は「赤い」という意味。
頭頂には羽毛がなく、赤い皮膚が露出しているのが由来です。
全身の羽は白く、眼先から喉、頸部にかけてと羽の一部は黒。
真中にいる頭頂から頸部にかけて茶色なのはタンチョウの子ども。
体格は成鳥と変わらないのですが、色の違いで分かります。 -
カップルで一緒にお食事ヽ(・∀・)ノ
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ともに鳴き声をあげるタンチョウのカップルヽ(・∀・)ノ
オスとメスの判別は見た目では区別が付かないようですが、鳴き声が違うようです。
オスはメスより翼を高く持ち上げ、オスが一声「コー」と先に鳴くと、その声にかぶせるようにメスが「カッカッ」と2~3声続けて鳴きます。
「コー」「カッカッ」「コー」「カッカッ」という風に聞こえるそうです。
ツルのカップルが、お互いの絆を確かめたり、相手を威嚇したり、縄張りを宣言するときに鳴くのだそうです。 -
タンチョウさんって結構身体が柔らかいのね 笑。
細い細い足に黄色いタグを付けています。
怪我をして保護されたり、人口孵化誕生したり人口飼育された丹頂鶴でしょうか? -
こうして見ると、カップルのタンチョウばかり。
パートナーの見つかったタンチョウは、釧路湿原に帰って新しい生命を育む時期がやって来ています。
タンチョウたちは夕方になると雪裡川のねぐらに帰ります。
一組のカップルが空に飛び立ったのを見て、16時過ぎに鶴居伊藤サンクチュアリを後にします。 -
続いて向かうは、③丹頂鶴が夕暮れ時に鶴居伊藤サンクチュアリからねぐらへ帰るときに飛ぶルートを夕日をバックに撮影できるというポイント♪
NPO法人 美しい村・鶴居村観光協会のHPのタンチョウ撮影ポイントマップを見て、来てみました。
最初はこの辺りでいいのか分かりませんでしたが、道路沿いに車が次々とやって来て駐車し始めたので、この辺りでいいのかなと当たりを付けました。 -
木立の向こうの沈みゆく太陽が、木立を輝かせています。
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空にはもう月が浮かんでいました。
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16:20 丹頂鶴のねぐらのある雪裡川(せつりがわ)に架かる本流橋(ほんりゅうばし)までお散歩。
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本日の釧路市の日没時間は17:14。
もうじき、陽が沈みそうです! -
空が大分オレンジ色に染まってきた頃、鶴居伊藤サンクチュアリの方からタンチョウの群れが飛んできました!
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ピンクと水色のグラデーションの空を飛ぶタンチョウたちの白x黒。
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そして、タンチョウたちが頭上を通る場所で、
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真下から丹頂鶴を見ることができました!
羽を広げた姿がとても美しいです。
本当に綺麗なシルエット・・・ -
タンチョウが空を翔る写真を撮っていたら、、、
真ん中のタンチョウの羽が傷だらけでボロボロになっているのに気付きました。
それでも懸命に飛んでいる、その健気さと自然の厳しさに胸が詰まります。。。(T_T) -
タンチョウの中には鶴居伊藤サンクチュアリから直接雪裡川のねぐらまで戻らず、目の前の雪原で羽を休めたり遊んで行く子たちがいます 笑。
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帰るのが名残惜しいのかな 笑?
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ひとしきり休んだり、遊んだりした後、また仲間の群れを追うように飛び立っていきます。
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ピンクの空がオレンジ色に変わりました。
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夕焼けをバックにタンチョウを撮れたことに満足♪
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17:30 本日のお宿に向かう前に、明朝訪れる予定のタンチョウのねぐらを見ることができるという「音羽橋」の場所を確認しに行ってみました。
音羽橋 名所・史跡
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すると、ねぐらに戻ったタンチョウの大群の手前でシカが決闘しているではないですか・・・\(◎o◎)/
こんな光景に遭遇できるなんて、なんてラッキー☆ -
17:54 今日の宿泊のお宿にチェックイーーーン♪
Woody Hotel & Restaurant 夢工房
http://www.yumekobo96.com/ -
2Fの踊り場にあるくつろぎスペース。
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アンティーク風の家具に、センスのよい絵画が飾られています。
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2Fの廊下
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可愛らしいツインのお部屋です!
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無機質なホテルと違って、温かみがあってくつろげます♪
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洗面所とトイレ。
洗面のシンクがとても可愛い花柄です☆ -
夕食のために1Fに降りて行きます。
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1Fには薪をくべた暖炉があり、クリスマスツリーが似合いそうなリビングです。
アメリカやカナダのステキなコテージやロッジの雰囲気です♪ -
アイアンの枠の大きな鏡に
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飾られた絵画にセンスの良さが光ります☆
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☆本日のお夕食☆
アミューズ:ウニのムース
今回の宿泊は、鶴居村に泊まれればいいやとお食事には全く期待していなかったのですが、これからを期待させるような一品がサーブされました! -
前菜:釧路産の帆立と甘エビなど海の幸のプレート
帆立や鮑やサーモンなどがみずみずしくとても新鮮で、
特に甘エビが今まで食べたことのない位の甘みがあって目から鱗でした!
ガラスのプレートもオシャレで次のお皿が楽しみになりました。 -
スープ:ビシソワーズ(ジャガイモのスープ)
北海道に来て、北海道らしさのある一皿は嬉しい一品です。
こちらのプレートも独特で、お皿の広い縁にはアクセントに胡椒がまぶされており、飾りつけにも配慮されています。 -
メインのお魚:金目鯛のグリル
金目鯛の皮の食感がパリパリで美味。
丁寧に焼かれてソースとのバランスも良かったです。 -
メインのお肉:牛肉のステーキ 人参、ジャガイモ、ブロッコリー添え
重厚なお肉でとても食べがいがありました。
ここまでで本当にお腹がいっぱい。。。
1泊2食、ひとり1泊13,275円だなんて、本当にコストパフォーマンスが良いです。
こちらではランチもやっているのですが、ディナーは宿泊者のみ。
鶴居村に来られた際には、是非1泊をオススメしたいです☆ -
デザート:レアチーズケーキのストロベリーソース
全6皿、どれもこれも手が込んだ、とても美味しかったです。
フランス料理をリクエストした訳でもないのに、ただの1泊2食付きというだけでこれだけのお料理を頂くことができました!
私は食に関しては素人で詳しくないんですが、とても満足できました!
このペンションの雰囲気にこの料理だったら、イベント事で利用する価値大だなと思いますo(*^▽^*)o -
夜、窓から外を眺めると、信じられないくらいの数の☆が見えました!
白樺の木立をぬって星屑☆が瞬いていました。
冬は寒いけど、星空観察に来るのも良さそうです。 -
17:30 おはようございます…(小声)
これからタンチョウのねぐらが見える音羽橋に行ってきます!
レンタカーのフロントガラスには、無数の雪印マークの結晶が付いていました。 -
翌朝 5:50 早朝、丹頂鶴のねぐらを見られるという④「音羽橋」にやって来ました♪
ここ音羽橋はタンチョウ撮影ピークの2月は撮影場所確保のため、朝4時~4時半には人がもういっぱいという場所なのですが、宿泊した夢工房の方に聞くと、「3月になってタンチョウは大分減ってきているからそれ程でもありませんよ。日の出前位に着けば大丈夫じゃないでしょうか。」とのことで、一生に一度のチャンスとばかり意気込んでいた私たちでしたが 笑、予定より少し遅めに到着。音羽橋 名所・史跡
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本日の釧路市の日の出時間は5:56だったので、日の出直前です(^_^;)
既に空と雪裡(せつり)川がピンク色に染まっていて、タンチョウたちは既に起きている模様。
何とか音羽橋の真ん中より右辺りに三脚を立てることができて、撮影を始めます。
この場所からタンチョウたちのねぐらまでは大分遠いので家にあった一眼レフと倍率の高いズームレンズをを持ってきましたが、私は露出や感度をどうやって調節したらいいのか分からない程のズブの素人・・・ -
6:15頃、川面に「けあらし」らしきものが発生!!
一眼レフの設定に疎くて、あまり良く写っていないのですが、もわぁぁあ~と急に川の奥の方と川岸が薄い霧のようなものが立ち込めたのを確かにパチリ! -
コンパクトデジカメでズーム最大にして撮影した「けあらし」。
「けあらし」とは気象用語で「蒸気霧」と言い、冷え込みが厳しい冬の早朝から午前の間、水面に白く立ち上る霧が湯気のように見える現象のことです。
夜間ぐっと冷え込んで、翌朝の天気が快晴であること、気温が-15℃前後だと発生しやすくなるようです。
この雪裡(せつり)川では、2月に「けあらし」がよく発生するのだそうです。
本当の「けあらし」と呼べるのはこんなものではないのは分かっているのですが、それでもこの3月に幻想的な光景に出会えたのは奇跡にも近いかも。 -
日の出の直前、空と雪裡(せつり)川はよりオレンジ色を帯びてきました。
ねぐらを出てタンチョウが少しずつこちらの音羽橋の方に近づいて来ます! -
水面にタンチョウのシルエットが綺麗に映っています。
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カップルのタンチョウはいつでもどこでも一緒♪
一羽が歩き始めるともう一羽も足並み揃えて付いて行きます。 -
ひと組のカップルをずっと目で追っていると、その仲睦まじさがまるで年を取ったお爺さん、お婆さんが仲良く連合っているようで、何だか人の人生を見ているようで感動でした。
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たまに、一人ぽっちでいる丹頂を見かけるけれど、連れ合いがみつからなかったのか、連れ合いに先立たれたのか・・・
厳しい冬の終わり、雪裡川に餌となる小魚か何かがいるのでしょうか? -
7:00 日の出前には起き出していたタンチョウたちがまた眠り始めました 笑。
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手前の3羽です。
一本足で顔を羽に埋めています 笑。
これがタンチョウの寝るポーズなんだそうです。
タンチョウが雪裡川をねぐらにするのは、この極寒の北海道にあって冬場も凍ること無く餌を探すことができ、この川にいれば寝ている間も天敵に襲われることを防げるからなんだそうです。 -
タンチョウたちがこのねぐらから飛び立つ瞬間を撮りたかったのですが、まだ飛び立ちの時ではないようです。。。
名残惜しいキモチでいっぱいでしたが、同行の喜多さんがもう飽きていて寒そうだったので、宿に戻ることにしました。 -
7:00 音羽橋を出発します。
音羽橋には、タンチョウ撮影ツアーに参加して来たと思われるバンに乗って来た人たちや中国系の観光客もやって来ていました。
中国系の人たちはおしゃべりが多くて、うるさかったです。 -
ペンションに戻って、冷えた身体を温めるために、お風呂に入ります。
普段は男湯と女湯の二つに分かれているようでしたが、家族で貸切風呂にも対応して頂けるようでした。
実は初めは、鶴居村の温泉付きホテルを探していたんですが満室で(´・ω・`)、こちらのお宿にしたのですが、ここ温泉じゃないの?と思うくらい満足できるお風呂だったので、温泉じゃなくてもここで良かった!!!
温泉行きたかったら、日帰り入浴もできますしねーーー -
8:00 朝食のために1Fに下りて行きます。
昨晩のディナーと一転、リビングとダイニングに暖かい日差しが差し込むようになって来ました。 -
本当にセンスのよいペンションです☆
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階段下にはアンティークのピアノと子供用の車がインテリアとして置かれていました。
この黒い車、私も欲しくなっちゃった程、オシャレで可愛かったです♪ -
☆本日の朝食☆
サニーサイドエッグにベーコン
レタスとミニトマトにカボチャ、ナス、ジャガイモのグリル添え
美味しい牛乳にヨーグルト
パンがとっても美味しかった~
こちらで焼いているのかな? -
名残惜しいけれど、ペンションをチェックアウト。
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9:45「鶴居伊藤サンクチュアリ」では、毎朝9:00に給餌があると聞いてまたやって来ましたが、昨日の夕方と違ってタンチョウの数が少ないです(T_T)
何でなんだろう・・・(´・ω・`)?
もうみんな食べ終わって出発しちゃったのかな??鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 自然・景勝地
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手前の2羽が雪原にじっとたたずんで風を感じています。
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と思ったらその時、1羽がくっと首を下げたかと思うと、
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雪原を飛び立ちました!
続いて、カップルらしきもう1羽も飛び立ちます!! -
もう3月です。
このカップルも釧路湿原に帰っていくのでしょうか・・・ -
あっという間の出来事でした。。。
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と、今度は、1羽のタンチョウが空からやって来ました!
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羽をハタハタハタとすると、
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まるで体操の選手が着地に成功した時のような姿勢 笑。
タンチョウたちとそろそろお別れ。。。
「鶴居伊藤サンクチュアリ」を後にします。 -
10:30 次にやって来たのは「釧路市湿原展望台」。
湿原に浮かぶ船の姿をイメージし、湿原に群生する「ヤチボウズ」をモチーフにした外観。釧路市湿原展望台 名所・史跡
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夏とは違う釧路湿原の様子です。
丹頂たちはもう今月中にはこの湿原に帰って、また新しい生命を産み育てていくんですね。。。 -
一眼レフの望遠レンズで撮ってみると、湿原が雪解けしているのが分かりました。
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釧路市湿原展望台の建築家は、釧路市出身の毛綱毅曠(もづな きこう)氏(1941-2001)。
他に釧路市博物館、釧路フィッシャーマンズワーフ、釧路市立などの弊舞中学校などを手がけられていて、その建築はアーチの美しさを利用した独特な建築のようです。
釧路に来たら、是非訪れてみたいです。 -
まるで、教会の祭壇のよう。
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無機質な何層ものアーチに窓から光が差し込んでいます。
タンチョウの巣の展示がありました。 -
タンチョウの巣の展示。
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内部は「湿原の種子」「胎内くぐり」のイメージ。
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2Fでは湿原に生息する希少な動植物が紹介されています。
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谷地坊主(やちぼうず)
スゲの仲間が30~40年かけて作った植物の根の集まり。
アリやクモなどさまざまな生き物のすみかにもなっています。 -
タンチョウの四季
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タンチョウの子育ての様子。
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次に向かったのは、阿寒湖。
正面に雪を被った阿寒岳が見えてきました。 -
12:15「阿寒湖アイヌコタン」に到着。
約40戸、120人ほどのアイヌの人々が暮らす道内最大級の集落(コタン)。阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡
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民芸品・飲食店が揃い、お土産物などの買物や食事が楽しめます。
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北アメリカの先住民の文化に似た、独特なデザインの木彫りで店舗が飾られています。
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12:45 阿寒湖に到着。
この時期、阿寒湖は凍ってしまって遊覧船はお休み。
湖に車を止めてワカサギ釣り?が興じられています。阿寒湖 自然・景勝地
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13:00 阿寒湖畔エコミュージアムセンターにやって来ました!
http://business4.plala.or.jp/akan-eco/
大きなまりもが魚と一緒に展示されています。阿寒湖畔エコミュージアムセンター 美術館・博物館
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ご紹介します!
こちら、ヒグマの大助です。(←これホント)
昭和35年春に北見相生の山林で漁師に捕獲された大助は、昭和42年秋まで観光案内所前の公園で飼育され、多くの観光客から親しまれていました。 -
阿寒地域の森や湖に関する常設展示。
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帯広空港へ帰路の途中、道の駅「あしょろ銀河ホール21」に。
http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2639/
本当は14:00に行われる給餌の時間に合わせて「阿寒国際ツルセンター」で
餌をめぐって繰り広げられるタンチョウ×オジロワシやオオワシとのバトルを見たかったのですが、今年は鳥インフルエンザが発生したため、給餌を中止したり、オジロワシなどの猛禽類をタンチョウに近付けないような給餌を試行錯誤しながら行っているということで、諦めました。
迫力満点のバトルが見れなかったのは残念でした(T-T)
https://aiccgrus.wixsite.com/aiccgrus道の駅 あしょろ銀河ホール21 (旧足寄駅) 道の駅
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足寄は歌手の松山千春の故郷のようで、道の駅内に展示がありました。
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松山千春グッズ
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等身大の松山千春パネル。
足寄特産の日本一大きなフキと一緒に 笑。 -
また、アニメ銀河鉄道999のラッピングをした列車の展示もありました。
旧陸別駅のふるさと銀河線りくべつ鉄道の施設では、この観光列車で駅構内を10分程度2往復乗車できる乗車体験をやっているようです。 -
休憩がてらソフトクリームを食べて、出発。
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行きと同様、道東自動車道を使って釧路から帯広に戻ってきました。
帯広と言えば、お菓子の名店の本店があることで知られていますね。
16:20 「柳月(りゅうげつ)」で友人に頼まれていたお土産を購入。
ネットで品切れというお菓子も本店ではすぐに買えました。
時間があればカフェもオススメ!と友人に言われていたのですが、カフェは今回諦めました。柳月大通本店 グルメ・レストラン
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次に、カフェやレストランが併設されている「六花亭」へ♪
お昼ご飯抜きだったので、なんだかスイーツというよりご飯ものが食べたくて、HPにあった「十勝強飯定食」という白花豆、大豆、小豆、金時豆、黒豆、枝豆の豆いっぱい定食を食べたい!と思っていたら、帯広本店、札幌本店を除くメニューだったらしく、他に食べたい料理が見つからず。。。六花亭本店 グルメ・レストラン
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一路、帯広空港へ。
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結局、帯広空港で食事。。。(^_^;)
市場とかで食べた方が美味しそうないくら丼2,000円を食す。(た、高い!!)
喜多さんのポークカレーは800円。
帯広名物豚丼もあったけれど、もう少しメニューに帯広食を出してくれれば~と思いました。帯広空港(とかち帯広空港) 空港
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3/5(日) JAL576で20:50帯広を出発~
東京上空の夜景を見て、定刻どおりの21:55羽田に到着。
JALマイルを利用して、ひとり18,000円ちょっとのオトクな旅。
丹頂鶴ツアーに参加していたら高額だったところ、レンタカーで鶴居村に行って来ることができました!
丹頂鶴の美しさ、優しい羽ばたき、厳冬を生き抜く力強さ、つがいで生きる健気さ・・・
丹頂たちから美しくも温かいキモチをもらって、まだ高揚感が抜けないまま羽田に到着したのでした。
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