2016/10/08 - 2016/10/15
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nitarikujiraさん
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サンセバスチャンを訪れたのはピンチョス巡りを体験するため。
その一部(始終?)を公開します。
ウィキによればピンチョスとは、
「小さく切ったパンに少量の食べ物がのせられた軽食のことで、かつては食材を串で刺しとめていたことに由来するが、串を用いないものもピンチョスと呼ばれる。」
ということらしい。
まあ、酒のつまみである。
サンセバスチャンという町は、このピンチョスの食べ歩きの-ということは飲み歩きの発祥の(?)町であるらしい
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
サンセバスチャンはBARのハシゴで有名である。
1つのBARでピンチョスを二つ三つ摘まみ、酒を飲んで次の店に移り、同じように食べて飲んで、次へ、という感じだ。
ではBARの並ぶ旧市街へ出陣。 -
BARのカウンターには店独自のピンチョスが文字通り所狭しと並んでいます。
-
どの店に入るか悩んでしまいます。
-
でも、悩んでも仕方ないし、どうせはしごするんだし突入です。
-
その店その店で違うんですね。
-
まあ、しばらくくは怒涛のピンチョス画像をお楽しみください。
ピンチョスと似たような料理にタパスというものがあります。
小皿料理という意味で、これも酒のつまみですが、バスク地方以外ではこのタパスの方が主流であるようです。
もっとも、串、を意味するピンチョスも串を使わずに小皿にのったものも多くなっているので境界はあいまいになってきているようですが、私の少ない経験では、ピンチョスの方が一品であるのに対し、タパスの方はある程度量があって、分け合って食べられる印象があります。
バルセロナのBARでは主としてこのタパスが食べられています。 -
バルセロナのツアーに「BARのタパス巡り」というようなものがありますが、これは地元の人にとっては極めて異質なものらしいです。
タパスは1つの店に腰を据え、じっくり食べるのが基本とのこと。
だからバルセロナのBARは殺気立っていないし、ゆっくり座って食べられる。
もちろん、立ち食いもできるが、まあ、だいたい座って食べることが多かったです。 -
ところがサンセバスチャンは立ち食いでのBAR巡りが主体だから、とにかく混雑しています。
殺気立っている。
黙って突っ立っていたら、一生何も口にできそうにありません。 -
そこでサンセバスチャンで習得したBAR攻略法を披露することにします。
これはあくまで込み合っている場合の方法です。
BARのカウンターには所狭しとピンチョスののった皿が並べられていて、その前に申し訳程度のスペースがあります。
まあ、皿を一枚置くのがやっとくらいのスペース。
まあこんな感じ。
だいたいどこもこれくらいのスペースしかない。
で、そこに人が溢れかえっています。 -
思わず諦めそうになるが、ここで諦めてはサンセバスチャンでは食事ができません。
まず、僅かばかりのスペースを見つけ、半身をぐいっと入れ、まずは飲み物を注文します。
このぐいっと半身を入れるタイミングは、前を忙しく行きかう店員と目が合うタイミングがベスト。
目があったら即座に飲み物を注文する。
目があってからえーと、何を飲もうかな?なんてやっていたら店員はいなくなります。
まず強引に飲み物を注文するのがポイント。
だから何を飲むのか決めてから身体をねじ込まなくてはいけない。 -
そして飲み物が来るまでに、何を食べるか決めておく必要があります。
もちろん料理の名前が分かればそれを伝えればいいですが、そんなものは分からないので、指させる範囲で好みのものを決めておきます。
で、飲み物が来たら受け取りながらすかさずピンチョスを注文する。
指さしで構いません。
これ、それ、あれ、程度のスペイン語を覚えていればなお良い。
この時に注意するのは、注文はせいぜい2つまでに留めておくこと。 -
ピンチョスにはそのまま食べるものと、温めて食べるものがあります。
そのまま食べるものの場合は小さな皿を渡されて自分で取れと言われます。
温める必要のあるものを取った場合、あるいは何か手を加える必要のあるものを取った時は、それを渡せと言われるので素直に渡せば仕上げてくれます。
まずはそのまま食べるピンチョス -
そのまま食べるピンチョス
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次に温めてくれるピンチョス
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ウニも温めてくれます
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温めるどころか、焼きながら出るものもあります。
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温めてはくれないけど、ソースをかけたりして仕上げてくれるピンチョス
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ソースをかけて仕上げてくれます。
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ピンチョスを2,3摘まみ、酒を2杯も飲んだら会計をしてもらいましょう。
ラ・クエンタ(ポル・ファボール)お勘定(お願いします)
と言えば大抵はレシートをくれるんですが、時に幾つ食べたか聞かれることがあるので、食べた個数は覚えておく必要があります。
この会計は食べた後でいいんですが、店の外で食べる時は先払いすることが多いようです。 -
さあ、どうでしょう。
これでBARめぐりも怖くない!
こうしてサンセバスチャンの夜は更けていきます。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Pメテオラさん 2017/10/01 11:39:21
- テーマを絞って
- ピンチョスとティキティオ:飲み歩き、にテーマを絞ったので、ピンチョスを楽しまれた様子が、人一倍感じられました。みなさん、本当によく食べ、よく飲み、よく歩き、で感服してしまいます。これだからドノスティア・サンセバスチャンの人気がますます高まるのでしょうね。
- nitarikujiraさん からの返信 2018/01/05 00:44:20
- RE: テーマを絞って
- しばらく訪問していなかったのでコメントをいただいていることに気付かず、大変失礼いたしました。
実は今年も11月にドノスティア・サンセバスチャンに1週間ほど滞在しておりました。
二度目ですから今度は落ち着いてレストランの食事も楽しんでまいりました。
また折を見て旅行記をアップしますのでお時間があればご訪問ください。
これからもよろしくお願い申し上げます。
-
- misaさん 2017/05/11 17:58:48
- お礼
- nitarikujiraさんへ
たくさんご投票ありがとうございました。
バスク、プラハ、いいですね。!
僕もここ数年の内に行きたいと思っていますので
また、参考にさせてください。
取り敢えずお礼まで。
- nitarikujiraさん からの返信 2017/05/11 19:03:33
- RE: お礼
- こちらこそありがとうございます。
楽しく拝読させていただきました。
次の投稿を楽しみにしております。
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