2017/03/04 - 2017/03/04
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amstrobryさん
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これまで日本各地様々な場所を旅行してきたが、東京から近くにありながらここ数年訪れていなかった場所があった。
それは宮城県仙台市。JR東日本が土日きっぷや三連休パスを発売していた頃は旅の中継地点として毎年のように立ち寄っていた場所だった。これらのきっぷが廃止され、鉄道利用の優位性が無くなって以来すっかりご無沙汰となった。
以前は宿泊利用などがメインで観光スポットは訪れていなかった。乗車券類は割高感があるものの、じっくりと観光する目的で久しぶりに仙台をめぐろうと考えた。ということで2010年以来約7年ぶりに仙台に上陸した。
初日
上野8:44(はやぶさ331号)→仙台10:15
仙台→長町南 【地底の森ミュージアム】
長町南13:00→仙台~【瑞宝殿】~【青葉城】~青葉山→卸町【杜の市場】
卸町→仙台→東照宮 【仙台東照宮】【AERU】【住友SS30】
仙台20:00→松島20:23 松島センチュリーホテル宿泊
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
これまでの旅行は北海道を中心に最長10日間に及ぶ長期旅行を実施してきた。
しかし、こういった旅行スタイルはこれから立場上厳しくなってくる可能性がある。
今後の旅のスタイルを見据え、先月から週末を利用したコンパクトな旅行をしており、今回は仙台と松島を訪れる。
東京から約1時間30分という短時間で訪れることができるにもかかわらず、約7年ぶりの上陸。2010年以降、特急券は別買いというお得感の無いフリーきっぷに変更されてからJR東日本エリアの旅行はかなり少なくなった。 -
今回は週末パスというあまりお得ではないきっぷを利用した。
しかし料金はともかく行きたいところは行けるときに行った方が良いと思った。
旅の始まりは上野駅から。はやぶさという新幹線で途中停車駅は大宮のみ。
最高時速320kmで大宮から仙台までは1時間10分を切る。 -
あっという間に仙台に到着。やはり時速320kmは速い。
仙台駅 (JR) 駅
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今回の旅行は観光と食と温泉をテーマにしている。
まずは駅構内にある牛タン通りで名物牛タンを朝食としていただく。 -
仙台に来るのが久しぶりならば、牛タンを食べるのも久しぶり。
肉は意外と柔らかく独特の食感。そして味付けもおいしかった。伊達の牛たん本舗 仙台駅3階 牛たん通り店 グルメ・レストラン
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仙台駅前。東北一の大都会である。
距離は近いし、魅力的な場所なのだが、、、
今、土日きっぷが残っていれば毎月訪れていると思う。
まずは仙台市地下鉄南北線に乗車、長町南駅に向かう。 -
最初に訪れたのは長町南駅から徒歩10分くらいのところにある地底の森ミュージアム。
地底の森ミュージアム (仙台市富沢遺跡保存館) 美術館・博物館
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施設の概要としては、都市化が進む仙台市長町地区。小学校建設にあたり発掘調査をしたところ2万年前の森が腐食せずに発見されたところから始まる。
もともと地下水が豊富な層にどんどんと地層が堆積して行き、外気に触れることなく閉じ込められた状態だったことが炭化を防いだとのことだ。 -
特殊な薬剤により発掘当時の状況を保存。発掘現場では焚火の痕跡や石器を打ち欠いた破片が見つかっている。人の営みがあったということが証明されており、またシカの糞もみつかったという。
太古の森に想像が膨らむ。 -
20分間隔でモニターにより当時の人々の様子を再現したVTRが流れる。
ガイドさんの興味深い解説を聞きながら古代の遺跡を見学した。 -
屋外では約2万年前当時を再現した森が広がっている。
北海道の浮島湿原などのような湿地帯の森だったと考えられている。 -
さて、仙台駅に戻る。
駅前の高層ビルAERに上がり市内を一望する。AER展望テラス 名所・史跡
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地上31階の高層ビル。展望フロアはこのようになっている。
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さすが東北一の都会。駅周辺は高層ビルが立ち並んでいる。
しかし杜の都とよばれるように奥には自然環境が豊富な森が広がる。 -
別の角度から。高層ビルはSS30住友生命仙台中央ビル。
あちらにも展望フロアがあるので今回の旅行でのちほど訪れる。 -
こちらは海側の方向。
とおくに太平洋が見える。海の手前まで都市化が進んでいる様子がわかった。 -
次に仙台駅前から発車する仙台市観光シティループバス「るーぷる仙台」に乗車。
こちらは市内の観光スポットをめぐる循環バスで効率よく市内の観光スポットをめぐるにはぴったり。
特に仙台をじっくりと観光するのは初めてのことなので基本を押さえておこうと思った。
まずは晩翠草堂に立ち寄る。晩翠草堂 名所・史跡
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荒城の月の作詞者として有名な詩人、英文学者の土井晩翠が晩年を過ごした住居である。
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戦災によりすべてを失った土井晩翠に対し、教え子や市民有志から寄贈された住居で室内にあるベッドは当時のものだとか。
高層ビルが立ち並ぶ一角に貴重な資料が残されていた。 -
さて、ふたたびるーぷる仙台に。土曜休日は15分間隔での運行。おおむね定時運行で使い勝手が良かった。
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次に訪れたのは瑞鳳殿。
徒歩だとアクセスが難しく、路線バスだとどういったらよいかわからなそう。
そういった意味でるーぷる仙台は貴重な存在である。 -
バス停から約10分くらい上り坂を登ったところに瑞鳳殿はある。
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瑞鳳殿は仙台藩初代藩主、伊達政宗を祀る霊廟。
伊達政宗の威風を伝えるかのような豪華なたたずまい。桃山様式の建築である。瑞鳳殿 寺・神社・教会
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瑞鳳殿の建物は入口に人だかりができていてなかなか中に入れなかった、、、
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こちらが瑞鳳殿。
1931年に国の重要文化財に指定されるも第二次世界大戦の戦災により全焼。
戦後復興の中でまちも変化していく中、昭和54年になりようやく再建を果たすことができた。 -
敷地内には2代藩主忠宗を祀る感仙殿、3代藩主綱宗を祀る善応殿も建てられており、いずれも豪華な建築様式を見ることができる。
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ふたたびループル仙台に乗車。
小型バスなので20人程度の乗車でもなかなかの盛況ぶりだ。 -
次に訪れたのは仙台城跡。
仙台を代表する観光地で本日のメインと行っても良い場所だ。
奥に見えるのは伊達政宗像である。仙台城跡 名所・史跡
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青葉山にある城跡。
眺めもすこぶる良い。 -
麓には蛇行する広瀬川の流れが見られる。
仙台城にとってはこの立地が自然の要塞となり、鉄壁の守りを誇ることができたという。 -
仙台城近くにあった青葉城資料展示館を訪れた。
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内部のCGシアターでは知られざる仙台城の秘密に迫る。約15分の映像は大変興味深い。
青葉城資料展示館 美術館・博物館
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るーぷる仙台を利用した観光はこれにて。
このまま仙台駅まで乗車することもできるが、途中青葉山駅で地下鉄に乗り換えた方が早く目的日到着できる。 -
ということで仙台市地下鉄東西線青葉山駅から乗車。
2015年12月開業したての路線である。
ここから仙台を越え、卸町で下車。青葉山駅 駅
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太平洋にも面した仙台市。
場外市場があり、魚介類を堪能できる。
こちらは駅から徒歩15分くらい、杜の市場である。
杜の都・仙台にある市場の味は。。。 -
飲食店は様々あったが今回注目したのは南三陸産のウニ丼が味わえるこの店。
片倉商店 杜の市場店 グルメ・レストラン
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塩水うには北海道でなければ味わえないなんてことはなく、甘みがあっておいしいウニが比較的安くいただけた。
この味、たまらん。 -
食事のあと仙台に戻り、仙山線に乗車。
ひとつ隣の東照宮で下車。東照宮駅 駅
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駅から徒歩3分。
伊達政宗が1654年に創建。徳川家康を祀る神社である。 -
歴史を感じさせる門をくぐると本殿に至る。
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門と本殿は1654年創建当時のものだというから貴重である。
ちょっとした時間つぶしでした。 -
さて、仙台駅に戻り駅から徒歩10分くらいのSS30住友生命仙台中央ビルの展望フロアに。
日もすっかりと暮れ、仙台の夜景を楽しむ時間が来た。SS30 名所・史跡
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やはり大都市の夜景は美しい。
遠くまで続く街並みの明かり。そして東京タワーのような塔が見える。
夜に新幹線に乗車しても車窓から見えるちょっと驚きの光景。
その正体は、、、
ミヤギテレビの電波塔だそうだ。
残念ながら本家とは異なり、展望台のようなものはないとのこと。 -
写真のモードを変えてもう一枚。
ほんとうに東京タワーのように見える。
実はこの塔、方角によっては3本建っているのを見ることができ、東京タワーが3つもたっているとびっくりしてしまう。 -
仙台駅前に戻って、日中訪れたAERの展望フロアを訪れここからの夜景も堪能しよう。
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大都市・仙台の夜景を存分に満喫。
AER展望テラス 名所・史跡
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こちらはまっすぐに伸びるアーケード街。ハピナ名掛丁だったかな。
ここからも東京タワーもとい電波塔を見ることができます。 -
さて、今日の宿は松島。
東北線か仙石線でアクセスするが東北線の方が駅が少ないので早くつく。 -
ということで東北線に乗車。
さすが都心部の路線、松島までは約20分間隔で運転。おまけに6両編成。仙台駅 (JR) 駅
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約20分で松島駅に到着。
ホテルまでは徒歩20分くらいである。松島駅 駅
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今日の宿、松島センチュリーホテルに到着。
今回の旅行、宿は温泉であることを条件とした。秋保温泉と最後まで迷ったがアクセスの良さを天秤にかけて松島での宿泊にした。
温泉は循環ろ過ではあったがアルカリ性のすべすべした湯触りがなかなかよかった。松島温泉 松島センチュリーホテル 宿・ホテル
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7年ぶりの仙台。やはりいい町だと感じる。
朝食のみのプランでの宿泊、笹かまやずんだと地ビールで一日を終える。
明日は松島を旅行する。
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