2014/03/21 - 2014/03/23
118位(同エリア268件中)
まめこはさん
2014年の冬の終わりの頃の旅。
母の傘寿のお祝いを兼ねて、春彼岸の三連休に母の故郷の南秋田と田沢湖周辺に、母、姉、我が家の合計6人で行ってきた。
両親が亡くなってしまったら、きっとご縁がさらに薄くなること必至なので、最後の墓参りになるかもしれないし、
子供たちにとっては、自分たちのルーツのご先祖様へのご挨拶は最初で最後になるかも。
それに雪深い秋田を子供たちに体験させたかったのもある。
本当は、旧正月に冬のお祭り三昧したかったけれど、2月は忙しかったし、連休もなくて、断念。
そもそも母の誕生日は3月だし、三連休があったことから、雪が残っているこの時期とした。
<2017年3月現在の記憶で書き留めた。>
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
二日目の朝は、とりあえず風呂からで、その後に朝食。
昨夜と同様に食事処だったが、朝食は個室ではなく、大広間で。
流石、秋田、米が旨い。
9時にチェックアウト。
田沢湖の宿のチェックインは15時。
横手からだと、在来線のみのアクセスはできなく、大曲から秋田新幹線を利用する事になり、横手から13時頃発の奥羽本線に乗る。 -
それまで、横手観光だ。
横手と言えば、もちろん、「かまくら」。
が、「かまくら祭り」は2月で開催で今は楽しむことが出来ないから、
一年中、「かまくら」体験できる市街の「かまくら館」へ。ふれあいセンターかまくら館 美術館・博物館
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冷蔵室に本物のかまくらがあって、中に入ったりの体験ができる。
他にかまくらに関わる資料等があったが、あまり充実しているとは言えないかな?
無料レンタルのどてらを羽織って、自動ドアの中に入ると、さ、寒い。
ちゃんと「水神様」を祭ってあった。
まぁ、なんとなく中の様子はわかったけれど、
本当のかまくら体験したいなぁ。
見学時間、ものの15分程度で、施設内のおみやげ屋さんでちょっと購入して、次の目的地へ。ふれあいセンターかまくら館 美術館・博物館
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次は、横手観光の目玉(?)「秋田ふるさと村」へ。
「The 箱もの」的な公共施設。
ドデカイ敷地にドデカイ建物。
美術館、プラネタリウム等があるらしい。秋田ふるさと村 テーマパーク
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そのなかのひとつ、「ワンダーキャッスル」に。
簡単に言うと、超児童館ってところか。
子供たちは行きたがっていたけれど、大人は全く興味がない「トリックアート」。
こんなところで、行けて良かった。秋田ふるさと村 テーマパーク
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そ、そこ、歩かんといてっ!
この施設の意図を全く把握していない母には、つまらなそうであった・・・w秋田ふるさと村 テーマパーク
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こんなのや。
(カメラマンが悪いと全くトリックになっていないと言う見本_その1)秋田ふるさと村 テーマパーク
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お馴染みのこんなのも。
秋田ふるさと村 テーマパーク
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そして、地域ネタものもあり。
(カメラマンが悪いと全くトリックになっていないと言う見本_その2)秋田ふるさと村 テーマパーク
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本日、二回目のかまくら体験。
秋田ふるさと村 テーマパーク
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「悪いごはいねがーーーーー!!」
この絵については、誰が撮ってもだまし絵にはならないと思われる。秋田ふるさと村 テーマパーク
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そして、わざわざ秋田にまで来て、「児童館」的なところにやってきた目的は、これ!
なまはげフォール!!!!秋田ふるさと村 テーマパーク
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5メートルの高さ&ほぼ垂直の滑り台を麻袋に脚を突っ込んですべおりるのだ。
秋田ふるさと村 テーマパーク
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マジかーー!!!
秋田ふるさと村 テーマパーク
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マジです。
秋田ふるさと村 テーマパーク
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実際に間近でみるとかなり怖い。
まず、息子Aが挑戦。
ヒューヒュー。
次は息子B。と思ったら、ビビッて逃げていってしまった。
ここは大人が見本を見せないと・・・・・・・と、私が挑戦。
ヘルメットがあるから、大人でも怪我はしないはず・・・・。ごくり・・・。秋田ふるさと村 テーマパーク
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んごっ!!
後頭部がごつんと滑り台にあたったと思ったとたん、終わっていた。
「ほれ、みたか!母の滑りを!!次はお前じゃ」
と、息子Bを促すが首をたてに振らず。
(画像は息子Aのコマ送り。)秋田ふるさと村 テーマパーク
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1時間程遊んで、駐車場で車の中で昼寝をしている夫を起こして、ふるさと村の中央にある「まつり」へ。
ここは秋田全域のおみやげがそろっている。
稲庭うどんや日本酒等がっつり購入して、自宅に宅配。
時間がせまってきたので、急いで横手駅に戻る。
レンタカーを返却してたら、昼食ととらねば。
是非とも、「横手やきそば」を食べたいのだけれど、時間が1時間もない。
駅から最寄で有名店のKに行って、中の様子を伺ってみると、席は空いてはいたけれど、
30分では用意できない、お持ち帰りもできないとのこと。
(こちらの都合だから、できないのは仕方ないけれど、言い方があまりにもそっけなくて、あまり良い印象を感じなかったな)
しょうがないから、道の反対側に行って、とりあえずやっているお店に飛び込んで聞いてみると、快くお持ち帰りを承諾してくれた。
「へのかっぱ」というラーメン屋さん。
待っている間、お店のお客さんがお茶をいれてくれて、世話話をしながら、出来上がりを待たせたもらった。
奥羽本線の出発時間に余裕で間に合ったが食べる時間はなかったので、焼きそばを持ったまま電車に乗り込む。
ローカル線だから、ボックスシートでそこで食べれると思ったのに、残念ながらロングシート。
車中でのやきそばはあきらめて、大曲の駅で食べる事とする。
電車は大曲まで、平野の中を進む。
雪が降る中真っ白な平原を進む電車。
さて、この日、大曲であの有名な花火大会が開催されるのだ。
真っ白な雪の中での花火、綺麗だろうな。
ちょっと心が動いたのだが、どうしても本日の宿に方に行きたかったので、2泊目を大曲で花火鑑賞は却下。秋田ふるさと村ふるさと市場 市場・商店街
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大曲で新幹線を待つ間に待合室で横手焼きそばランチ。
でも、待合室と言っても、多々ちょっとしたエリアに椅子がちょっとあるだけ。
とても新幹線乗り場とは思えない。
でも、ストーブがあって暖はとれたから、まだ良かった。大曲駅 駅
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横手焼きそばは美味しかった。
ソースが諄くなくて良いね!大曲駅 駅
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新幹線のホームはひとつで、スイッチバック方式。
だから、こんな画像がとれるのだ。
秋田新幹線内(岩手-秋田間)は、「特定特急券」で立席料金で乗車でき、
席が空いていれば、座れまる。
でも、予約している人が乗ってきたら、どかなければならない。
満席ではないだろうと思ったけれど、念のために母の分だけ特急券を購入して、
あとの5人はその特急料金で乗車。
空いていたので問題なく座れて、田沢湖へ。大曲駅 駅
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田沢湖駅に降りたら、こんなオブジェが。
辰子姫の伝説にちなんでだね。田沢湖駅 駅
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駅の2Fのギャラリーでは、
ドラマ「アイリス」の写真展があった。
田沢湖が舞台になったからだって。
今調べたら、「AKITA IRIS Museum」って言うらしい。
超ブームだった時も、全く韓流に興味がなかった私が知るハズもない。田沢湖駅 駅
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直ぐにバスのチケットを購入して、安心してトイレ等に入ってのんびりしていると、気付いたら、バスの発車時間。
あわてて外に出て、バスを追いかけるも、もちろん乗る事はできず・・・・・・・・・・。
発車時間を教えていたのに、その他全員は添乗員(私)にまかっせっぱなし。
バスのチケットは快く払い戻しをして下さったので、タクシー2台に分かれて、宿へ。
今日の宿は、「駒ヶ岳温泉」
あの秘湯の宿の代表選手「鶴の湯」と同系列の温泉宿。
でも予約はとりやすく、そして、お値段がリーズナブルなとても評判の良い宿なのだ。駒ヶ岳温泉 宿・ホテル
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全員が泊れる広い部屋は予約済だったので、3室に分かれて宿泊。
母と姉はバストイレ付、ツインベッド、応接セット付の「ぶなの間」
私と長男はトイレ付、ツインベッドの「ならの間」
夫と次男はトイレ無の布団部屋「かつらの間」
夕飯まで温泉に入ったり、昼寝をしたりとのんびり過ごした。
子供たちは「ならの間」のベランダで雪遊び。
そして、5時半にお待ちかねの夕飯。
大広間に子連れの私たちともう一組、隣の併設している蕎麦屋に他の方々が通された。
食事は美味しかった。しかし、ここも量が多かった。
〆に十割そばが出た。
蕎麦自体は美味しかったのだが、そばつゆが慣れている東京のものとは違い、かなり魚の香りが強い。
これでは蕎麦の香りが感じられないと私と夫は思った。うーーん、残念。
なので、つゆを付けずにそのままで頂いた。
秋田はこの汁がスタンダードなのかな・・・・・??
今夜も動けなくなるほど食べてしまったので、ちょっと横になり、20時になるのを待つ。
これから「鶴の湯」の温泉に連れて行ってもらえるのだ。
鶴の湯グループのマイクロバスで向かうので、気軽に浴衣に丹前を羽織って、温泉タオルを首にひっかけて出かけた。
長靴は宿のを貸してくれる。駒ヶ岳温泉 宿・ホテル
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バスに乗り込んでから、気付いたのだが、宿には丹前が2種類用意してあって、
外出用に、長めの丹前があったのに、全然気付かなかった私。
その後、帰りのバスで寒いおもいをすることになった。乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉 宿・ホテル
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真っ暗で雪明りの中、バスは走る。
「このバスはこの雪道をタイムスリップして、江戸時代に向かいま~す」と子供に説明していたら、道路にウサギが飛び出して、ぴよんぴょんと逃げていった。
もう一軒の姉妹宿を経由して、鶴の湯に到着。
わ~、本当に江戸時代の陣のようだ。
雪とのろうそくの灯りが良い演出。
グループの宿に泊まっている客に夜の間、お風呂を解放してくれているのだ。
なので、鶴の湯に泊らなくても、あの有名な露天風呂を楽しめる。
(日帰り温泉は昼間だけ)乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉 宿・ホテル
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し、か、し、趣を大切にしている宿なだけに、暗い、暗い、暗すぎる。
そして、雪がじゃんじゃん降っているので、寒い、寒すぎるのだ。
どどっと押し寄せた他の宿からやってきた一同、「寒い、寒い」を連発。
兎に角、内湯に入って、冷え切った体を温めてから、あの露天風呂に挑戦。
内湯はそんな女性でいっぱいでおしくらまんじゅうの状態。
露天は混浴だが、真暗なのであまり気にならない。
でも、知らない殿方の真横で入るのもはばかれるので、おのずと女子の更衣室付近に留まることになるのだけれど、
ここは源泉口から離れているのか、お湯がぬるい。
そして、雪は降り続けている。
「さ、寒い」とほんの5分で退散。
憧れの鶴の湯だったが、全く楽しめなかった。
その後、夫と子供から、男性更衣室近くの露天エリアでは、そこから温泉がポコポコ湧いていて、かなり熱かった、と聞いた。
そこまで頑張って行けばよかったな。乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉 宿・ホテル
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温泉に入っても温まらなかった体を宿の休憩所で暖をとって、バスで宿に戻った。
乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉 宿・ホテル
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鶴の湯の入口にあった「かまくら」。
本日3回目のかまくらだな。
三度目の正直で本物のかまくら。
でも、餅は食べれないが・・・。
いつか横手で「よってなさいしぇ」って雪ん子に声をかけてもらって、餅と甘酒をふるまって欲しいな。乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉 宿・ホテル
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