2017/02/25 - 2017/02/25
189位(同エリア434件中)
yuhさん
唯一一般公開されている徳川家の住まい戸定邸を訪れました。この建物を建設したのは、徳川昭武。最後の将軍徳川慶喜の弟で、最後の水戸藩主となった人物です。
戸定邸には23もの部屋があり、最上級の杉の木が使われていますが、装飾はあまりなく簡素な印象です。窓や欄間などからはこだわりや人柄が伝わってくるように感じられました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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戸定みその坂を登ったところにある戸定が丘歴史公園入口。御苑と美園にちなんで名づけられた坂。
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まずは奥の梅園から見学です。ちょっと時期は過ぎている感じでした。
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白梅はきれいに咲いています。
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戸定邸の入口玄関。大きい玄関の左側に小さめの入口があり、使用人はこちらを利用したそうです。
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内蔵。こちらの扉は石ではなくセメントなどで造ったのだとか。
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ひなまつりシーズンのため、表座敷棟はつるし雛などの展示で華やかになっていました。
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畳の上にもかわいらしいおひなさま。
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最上級の杉がふんだんに使われていますが、装飾は最小限。
葵の花をかたどった釘隠し。 -
こちらからは庭園を見渡すことができます。日本庭園に洋風の芝生の和洋折衷。冬なので、芝生が茶色いのが残念です。奥の東屋庭園は改修中です。
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家の主、徳川昭武の部屋、御居間。この部屋からは富士山を眺めることができたそうです。
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正面鉄塔のあたり。
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以前は冬の空気の澄んだ日にはこのような富士山が見られたようですが、今はかけてしまっているとか。
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部屋の四つ端に写真のような金具が見られました。何だかわかりますか?
この辺りは夏場蚊が多く発生するということで、蚊帳をつるときに使用した金具が正解です。 -
中座敷棟。こちらは日が当たりません。昭武の子供たちの部屋として増築され、その後衣装部屋として使われたのではと考えられています。
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こちらは、昭武の後妻八重が使用していた奥座敷棟。丸い窓が風情があり素敵です。
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湯殿棟。浴槽は昭和初期のもので、昭武の時代よりも後のものです。
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お風呂の天井も杉の板。
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昭武の生母、秋庭が暮らした部屋、離座敷棟の欄間。竹とスズメは秋庭の出身、万里小路家の家紋からという。
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台所棟。二階が使用人の部屋となっていて、主人を見下ろすのは良くないということで、雨戸は閉められていることが多かったそうですよ。非公開となっています。
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使者の間。身分の高い皇室、華族などの使者やお供の方々が案内された部屋。
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使者の間の欄間。こちらは何に見えますか?
福を招くといわれるコウモリです。 -
使者の間からも庭園が見えます。
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戸定邸前の河津桜がちょうど見頃でした。
戸定邸に入場したとき、ちょうどボランティアのガイドさんが説明を始めていたところだったので、ツアーに参加させていただきました。30分くらいでした。戸定邸って徳川に関連のある施設ということは知っていましたが、他には何も知らずに訪れたので、自分でまわるだけでは分からなかった色々なお話を聞くことができて、とても興味深かったです。
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