2017/03/25 - 2017/03/25
74位(同エリア202件中)
yuhさん
利根川、江戸川、利根運河と水に囲まれ、橋を渡らなければ行き来することができない野田市。野田といえばしょうゆ。調味料の中ではやっぱり一番しょうゆが好きだなと思います。
街をあるくと、工場の近くではしょうゆの匂いが、また、あちこちでしょうゆを使ったお菓子を売っているお店を見かけました。
しょうゆづくりは戦国時代からすでに始まっていたということですが、本格的につくられるようになったのは江戸時代から。原料の大豆、小麦は関東平野で収穫されたものを、塩は江戸川の水運により入手しやすかったこと、消費地の江戸へ運びやすかったことから盛んになったようです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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東武アーバンパークライン鉄道柏駅から。大宮行きの電車はだいたい10分おきに出ています。
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20分ほどで野田市駅に到着。
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まずは櫻木神社へお参りに。かわいい御朱印帳でも有名です。
神社までの道中、ところどころ電信柱などに案内がありました。 -
駅からは15分ほどで到着しました。野田市最古のお社で、平安時代から続くという由緒ある櫻木神社。
この辺りは桜台遺跡という古墳時代の遺跡で、祭祀に関係する石製品が多く出土しているそうです。 -
手水舎。
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平成7.年に建て替えられたりっぱな拝殿。
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ソメイヨシノが咲き始めていました。
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こんなかわいらしいのも咲いていました。
櫻木神社には30種類の桜が植えられていて、1年のほとんどの期間を通して見ることができるそうです。櫻木神社というだけあります。 -
雅桜。
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寒緋桜。
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紅枝垂桜がきれいに咲いていました。
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つぎに訪れたのは、駅から近いキッコーマンもの知りしょうゆ館です。工場見学ツアーが満席だったので、自由見学で。
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売店兼受付でいただいた見学のご案内を見ながら順番に巡っていきました。しょうゆの製造過程に沿って進んでいきます。
お土産にしょうゆとちょうど新製品の発売ということでおろしつゆの2本いただきました! -
豆カフェで、本日のお昼ごはんです。
まずは食券を購入します。 -
生しょうゆうどんと味比べ豆腐を頼みました。
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いろいろなおしょうゆを味見できます。しょうゆそるとなんてあるんですね。
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デザートにはハーフ豆乳しょうゆソフトクリーム。豆の味が濃くおいしかった。ハーフだけどけっこう量があり、ちょうどよいサイズでした。
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宮内庁に納めるしょうゆ専用醸造所、御用蔵。今日は土曜日でお休みです。
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上花輪歴史館に移動します。キッコーマンの創業者のひとつ高梨本家。冠木門をくぐりぬけた先に門長屋、時代劇に出てきそうなお屋敷です。
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入場券売場ってあるけどどこ?って思っていたら、小さく小窓が開いていてびっくり。門長屋がここの敷地の中で一番古い江戸期の建物だということでした。
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玄関が3つ。正面の表玄関は特別な時に、右奥の内玄関はお客様用、写真には写っていませんが、さらに右に台所入口があります。ご家族はこちらの入口を利用していたそうです。
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特別なときに利用される玄関。木目が面白い。
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順路に従って庭園見学へ。かなりの敷地です。
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お庭に神社、稲荷神社。
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そしてお堀!石垣もあってお城みたいです。
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すっくと伸びる竹林も。
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醸造の神様もお祀りされていました。
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住宅部分を見学するには予約が必要なようです。(別料金)
こちら台所玄関は開放されていたのでのぞいてみます。昔使われていたものがいろいろ展示されていました。 -
アイスクリーム製造機や
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パン焼きオーブンなどあっておもしろかったです。
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籾蔵。飢饉に備えてお米などを蓄えていた上屋造りの倉庫。万一火が出た際にも迅速に消火できるよう造られた建物だそうです。
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野田市には明治から昭和初期の建物がけっこう残っているということなので、ぶらぶらと歩いてきました。
ロマネスク調を取り入れた左右対称ルネサンス様式の興風会館。建てられた昭和4年当時は千葉県内では県庁に次ぐ大建築物だったそうですから、しょうゆで栄えたこの辺りは人も多くにぎやかだったのでしょう。 -
壁石のきれいな旧野田商誘銀行。商誘はしょうゆにちなんだもの。
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野田市市民会館。茂木佐平治家の旧宅と庭園が市民会館として利用されています。
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旧宅はボランティアの方が案内してくれるようです。
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お隣の建物は、野田市郷土博物館。日本武道館を手掛けた山田守の設計だということです。正倉院などに見られる校倉造りをイメージしたとか。
1階は市民公募展、2階がしょうゆの様々な資料、野田の歴史資料が展示されていました。こちらでたてもの散策イラストMAPをいただきました。 -
野田市立中央小学校。こちらの小学校、教育資料館があるようです。
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キノエネ醤油株式会社本社社屋、明治30年築。
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旧野田醤油株式会社本店初代正門。
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茂木本家住宅。
野田市にある明治から昭和初期にかけての建物は近代化産業遺産群の認定を受けているそうです。日本家屋や洋風建築、公共建築など様々なたてものが歩いて周れる距離にあるので、建築に興味のある人にはとても面白いところだと思いました。郷土博物館でいただいたたてもの散策MAP、イラストが描かれていて、とてもわかりやすかったです。
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