2017/02/01 - 2017/02/06
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Ryokitoさん
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友達と2人で、ボリビアのラパスとウユニを旅した際の旅行記です。
ラパスは、体調不良にてほとんど外に出られていないのですが…
世界一周やバックパッカー系ではなく、仕事で南米来たついでの旅行です。
道中便利なスペイン語表現もちょこちょこ紹介していきたいと思います。
初日:ラパス到着→観光→倒れる
2日目:ウユニへ移動→1日+サンセットツアー→塩のホテル宿泊
3日目:車貸し切りで火山、魚島観光→ラパスへ移動
4日目:終日病床に臥す
5日目:ラパス中心部で買い物
6日目:帰国
※1ボリ=16円
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朝の8時45分にラ・パス空港到着!空港のATMでお金をおろしてからタクシーで市内へ向かいます。
ちなみに、ATMの引き出し手数料云々について書いてあるブログをよく見かけましたが、空港のATMブースにある10個程度からランダムに2個選んで引き出したところ、手数料はかかりませんでした。だいたいかからないのかもしれません。それよりも、引き出したい金額の紙幣が入っていないことも多いので、そのあたりは運です。
空港のあるこのエリアは、「エル・アルト」と呼ばれている市です。「エル(El)」が定冠詞(英語で言うThe)、「アルト(Alto)」が「高い」という意味なので、その名のとおり、かなりの高所にあります。到着早々、標高4000m。
到着前から高山病を恐れ、ダイアモックスを服用していたにもかかわらず、友人は空港でダウン。休み休み、ゆっくりと空港を出ました。
たまたま、空港で知り合いに会ったので、4人でタクシーシェア。一人20ボリ。
空港を出て5分くらいすると、一気に視界が開けて景色が見えるところがあります。運転手さんに「パレ・ポルファボール!」(止まってください)とお願いし、しばし写真撮影。
(運転手さんが荷物だけ持って行ってしまわないように注意が必要) -
これは別の日ですが、同じ場所からの夜景です。ラパスの町がすり鉢状になっているのが良くわかります。
わざわざミラドール・キリキリに行かなくても、空港からのついでで十分キレイ。 -
こんな崖の上にも家が立ち並んでいます。怖い。
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私たちが宿泊したのは、「Hostal Iskanwaya」。Booking.comでの評価が良かったので決めました。詳しくは口コミを参照してください。
着いて早々、ソファーに倒れこむ友人。高山病に効くというコカ茶をいただきました。わずかな蜂蜜が入っていて、おいしく頂けました。
ありがたいことにチェックインが午前中なので、部屋でしばし休憩。 -
体調不良の友人をホステルに残して、リナレス通りを散策。ホステル自体がリナレス通りにあるので、お土産ショッピングには非常に便利です。
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町中で見かけるインディヘナのおばちゃんたち。髪を両側で三つ編みにし、帽子をチョコンと頭に乗せています。
友人と「このファッションでウユニで写真撮ろう!!」とか言っていたのに、その買い物をすることもかなわず・・・。 -
リナレス通りからサガルナガ通りにかけて、お土産物屋さんが続きます。
ショッピングで便利なフレーズはやっぱり「クァント・クエスタ?」「クァント・バレ?」でしょう。どちらも「いくら?」という表現です。ただし、いくらか、数字をスペイン語で言われてもわからずに困ってしまうこともよくありそう(笑
余談ですが、私は、途上国で買い物をするときは基本値切り交渉はしません。値切ったところで数十円、数百円の話ですし、そのお金の持つ価値は、私たちと彼らでは全然違います。
ただし、お店を数軒回って適正価格・適正クオリティは確認しますよ。 -
赤ちゃんが埋め込まれているリュック・・・怖い・・・
価格確認以外に便利なスペイン語が、呼びかけの表現。
結婚してそうな女性には「セニョーラ」、若い女性には「セニョリータ」、男性には「セニョール」と呼び掛けて「クァント・クエスタ?」と聞くとコミュニケーション取れてる感が出ていいかもしれません。 -
サンフランシスコ教会まで下りてきて右折。
そろそろお昼ご飯を食べたいところ。
マリスカル・サンタ・クルス通り沿いにレストランが何件かあったけれど、どこもまさに観光客向けの様子だったので、もう少し庶民的なものが食べたいなと思いしばらく歩くことに。
ボリビアに住んでいたことのある友達が「ソパデマニ」(ピーナッツスープ)がお勧めと言ってくれたので、それを探してとことこ。
大体のレストランが表に手書きのメニューを出しているのですが、もしかしたら裏メニューがあるかもと思い、ウェイターさんに聞いたりしてみるもなかなか見つからず。ちなみに、こういう時は「ティエネ●●?」(●●ありますか?)と聞けます。返事は「シ」(はい)か「ノ」(いいえ)。
ピーナッツスープないのか―と、あきらめかけていたその時、コチャバンバ通で「Sopa de mani」の看板を発見!!「ついに!」と思って階段を上りレストランへ。
あれ。。。なんだかめまいがする。。。いや、気のせいかな?料金先払い?OK。。。ちょっと待って、財布出すから。。。。
そんなことをしているうちに、立っていられなくなる。「やばい!高山病だ!どうしよう、とりあえず標高下げるか!」と、慌てて階段を降りるも眩暈はMAX。
レストランの階段に座って休むもおさまらず、隣のレストランの床に文字通り寝て休憩。通行人はちらっと見ていたり、むしろそこに私が横たわっていることに気づかないように通り過ぎていく。
じろじろ見られたりやたら声かけられたりするよりはよっぽどまし。慣れているんでしょう。倒れている外国人に。
少し落ち着いてきたので立ち上がりホステルへ歩を進める。しかし、10mもいかないうちにまた眩暈がひどくなり横たわる、を繰り返す。 -
極めつけはTarija通り。(写真は夜のTarija通り)階段で上がる、「心臓破りの坂」(私が命名)。
ありがたいことに、途中にベンチが設けてあったので、何度か横たわりながら無事、一番上の段まで到着。
階段の一番上で頭を抱えて休んでいると、かぶっていた帽子が下のほうに転がって行ってしまうではありませんか。もうあんな下まで降りてまた昇る気力はない。誰かとってくれないかな・・・と念じていたところ、ちょうどよい感じで小学生くらいの男の子がいたので「帽子取ってくれる?私、動けないの」と頼んでとってきてもらいました。
高山病でめまいがする上に、お腹がすいて力が出ず、ふらふらになってホステルに到着。しかし、友達が熟睡している様子でノックに気づかない!!鍵は部屋に入れっぱなし!!合鍵を持っているおばちゃんもいない!!
仕方がないので廊下でしばらく休み、眩暈がおさまったところでようやく食事をとりに行くことに。 -
今度はもうピーナッツスープだなんだ言っている場合ではない。とりあえず、標高を上げない。できれば、地下のレストランがいい。なんて思いながらホステルの外を見回すと、ちょうど角に半地下のレストランが。
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ボリビアのランチはだいたいが前菜+メイン(Segundo)+デザート(Postre)の構成のようです。デザートはあったりなかったり。前菜はスープ、サラダのどちらかだけだったり、両方だったり。スープは「ソパ」、サラダは「エンサラダ」。
余談ですが、やっぱり生野菜は避けたほうがいいと思うので、選べるのであればスープがいいんじゃないかなと思います・・・。 -
ここは、前菜は野菜スープ。
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メインはハンバーグか「アサード・コン・ユカ」かと聞かれたので、アサードを注文。アサードは「焼く」という意味で、アルゼンチンやチリだとBBQみたいな料理方をアサードと呼んでいるので、そういうものを予想していたんだけど、出てきた肉は煮込まれてる模様。
付け合わせは、ユカという芋でした。おいしかった。
デザートがバナナだったのはちょっと残念。 -
ランチの後再びホステルに帰ると、今度は友人は起きていてドアを開けてくれました。お昼寝をして、友人の体力が回復してきたころに、一緒に街歩きに出掛けることに。
と言っても、さっき私が通った同じお土産物通りを歩くだけ。
友人がお腹がすいたということだったので、地球の歩き方にも載っているライカへ。詳しくは口コミを参照してください。 -
チューニョのスープ。
チューニョとは、アンデス地方での保存ジャガイモです。取ったジャガイモを一晩中外に置いておくと、夜の冷気で一度凍り、昼には解凍されます。それを、おばちゃんたちが足で踏みながら水分を抜いていって、乾燥させて保存するのです。
という情報は、実は、10年前にペルーに行く際に、本で読んで勉強したこと。(記憶が間違っていなかったことをネットで確認済み)。ペルーでは残念ながらチューニョを食べることができなかったけれど、10年越しにボリビアで夢がかないました・・・!! -
友人が頼んだリャマステーキ。
あんなに体調不良だったとか書いてるのに、今思えば、よくステーキ食べたなあと思います。熱が出ても風邪をひいても食欲だけは失わないというのは、子供のころから変わっていないそう(笑
翌日は朝から飛行機でウユニへ出発なので、ホステルのおばさんにタクシーを頼んでもらい、就寝しました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- olive kenjiさん 2017/03/05 09:01:50
- 貴女の考え方は好きです
- Miss.Clarisseさん 初めまして
知ったのはウユニ湖の旅行記が4トラベルHPのおすすめの海外旅行に載っていたからです。
ご存じでしたか?そのコーナー。そこに掲載されるなんて素晴らしいことです。
知らなければ早く見て下さい。2週間位で他の方へ移ります。
関連したこの旅行記の一文に感銘を受けました。
途上国では基本的に値切らない。価値が違う。
非常に崇高でヒュマニティーあふれる考え方と思います。
それに反し、私は今まで何と酷いことをやってきたのか反省です。
10円100円値切ってどうするんだい。日本では無駄なことばかりしてるじゃないか。
100円でその人達が潤うんだよと。たまにはいい人になりなさいと。
今回の旅行では高山病で大変でしたね。
私もいつかウユニ湖へは行ってみたいのですが、若い頃富士山に登って高山病らしきものになり、それからは3500m以上の高地には行かないことにしています。
行けなくて残念ですがMiss.Clarisseさんの写真を見てうっとりとしています。
他にもいい旅行なさっていますね。また訪問させていただきます。
氷河のオンザロック飲みた〜いolive kenji
- Ryokitoさん からの返信 2017/04/04 11:19:59
- RE: 貴女の考え方は好きです
- コメントありがとうございました。
掲示板の機能を知らなくて、しばらく気づかず、申し訳ございませんでした。
旅行記がオススメにあがっていましたか!!それも見逃してしまいました…
値切らないように、というのは、最近になって思い始めたことです。
もちろん、ものすごくぼったくってくるような人もいるので、
一概に言い値で買うのが良いことなのかと言ったら違うと思いますが…
そこらへんも見極めながら、地元の人にとっても、私にとっても快適な
旅行にしたいなと思っています!!
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