ニュージーランド10泊11日(1歳11か月子連れ)vol.1　ワイナリー見学と野鳥観察

2016/12/21 - 2017/01/01

年末年始に夫婦そろって長めの休みを取り、ニュージーランドへ行ってきました。

もうすぐ2歳になる息子も一緒なので、当初は子連れでも快適に過ごせそうな北島に行く予定にしていましたが調べていくと南島でも問題なさそうなので10泊11日全て南島で過ごしました。
結果的には、前回のボルネオ島以上に息子も楽しめたようで、家族全員快適に過ごすことができました。

それなりに移動していますが、なるべく1か所に2泊してゆったり過ごせるような行程を組み立てたつもりです（宿や航空券の手配は全て妻が行いました。）

野生動物観察の観点からすると、カイコウラやオタゴ半島などニュージーランドの有名な野生動物ポイントには全く行けなかったので消化不良の旅ではありますが、今回は家族旅行なのでその点は仕方ないですね。
辛うじて、固有亜種のプケコやニュージーランドオットセイ（久々の野生哺乳類！！）を観察できたのが救いです。

まずは日本出国?クライストチャーチ滞在まで（12/21-12/24）です。

【行程】
12/21 関西国際空港21:00発→オークランド　　　（transit約2時間)
12/22オークランド→クライストチャーチ15:25着（クライストチャーチ泊）
12/23クライストチャーチ近郊ワイナリー訪問（クライストチャーチ泊）
12/24Travis Wet Land訪問→アカロア滞在　（アカロア泊）
12/25アカロア終日滞在　　　　　　　　　　　（アカロア泊）
12/26アカロア→フェアリーへ移動　　　　　（フェアリー泊）
12/27フェアリー→レイクテカポ周辺滞在　　（レイクテカポ泊）
12/28レイクテカポ→マウントクック滞在　　（マウントクック泊）
12/29マウントクック終日滞在　　　　　　　　（マウントクック泊）
12/30マウントクック→クイーンズタウン滞在（クイーンズタウン泊）
12/31クイーンズタウン終日滞在　　　　　　（クイーンズタウン泊）
1/1　クイーンズタウン7:00発→オークランド（transit)→関西国際空港17:25着

エリア クライストチャーチ(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 3.0

直前にAVISレンタカーから「チャイルドシートが手配できなかった」旨の連絡があったため、仕方なくチャイルドシートは持参することに。2015年のハワイ島依頼、2度目の持参になります。無料で預け荷物にできるし、空港までの往復宅急便料金を考慮してもレンタルするより安上がりなのでまあ仕方ないです。

ANAのラウンジでカレーをいただきました。

初めてのニュージーランド航空です。説明ビデオにやたら注力しているとのことでしたが、その理由がわかりました。ドラマ仕立ててでかなり力の入ったビデオでした。

息子は辛うじて2歳未満なのですが、もうバシネットには入らない大きさに成長しているのでシートを１席ブロック（有料サービス）しておきました。このおかげでかなり助かりました。11時間、膝の上は正直しんどいです。

コーヒーが美味しかったです。カップも洒落てます。

オークランドに到着しました。約２時間後には国内線でクライストチャーチへ出発です。あまり時間がありません。

国内線ターミナルへ急ぎます。バスでも移動できますが、歩いても10分程度です。

オークランドの国内線ラウンジはかなりいいですね！スタッフが注文を受けてからコーヒーを入れてくれるカフェスペースがかなり良いです。メニューも豊富でした。

クライストチャーチに到着しました。

すぐにAVISのカウンターに向かいます。

10日間お世話になるレンタカーです。

GPS（カーナビ）は料金が高いですがレンタルしておいてよかったです。特に最後の2泊はAir B&B(一般家庭に泊まる）だったので住所検索ができたのが便利でした。

オセアニアでは初めての運転でしたが、こんなに運転しやすいとは思いませんでした。スピード感（広い道ではおよそ100kmくらい）以外は日本と大差ないです。

途中でスーパーマーケットに寄りました。このNew Worldとcountdownというスーパーが大手2社なのだそうです。

Central Motel Apartments　に2泊しました。
外観は普通のモーテルですが内部は清潔です。

息子には海外旅行ではお馴染みの、折り畳み式のベビーベッド（Pack&Play）です。
どこの国に行ってもこれですね。

キッチンも清潔。

計算外だったのは、この時期のニュージーランドは日没が22:00ごろということです。
息子がなかなか寝てくれなくて少々たいへんでした。

翌朝。

前日の移動の疲れもあって8:00ごろ起床。
スーパーで買ったキウイをいただきました。さすがに現地産は美味しいですね。

日没は22:00でも夜明けは5:00ごろなんですよね。その点では遊ぶ時間がたっぷりあります。
我々は子供の生活リズムが狂わないよう、いつも通り21:00前には寝させるようにしていたので、日照時間が長くてもあまりメリットにはなりませんでした。

子供が生まれる前なら睡眠時間を削って遊びまくっていたことでしょう。

昼前に郊外のワイナリーへ。

車で1時間程度です。

果てしなく何もない風景＝牧草地が広がっています。

1軒目のBlack Estate Winery　http://blackestate.co.nz/　に到着。

葡萄畑。

試飲風景。

レストランが併設されているのでここで昼食。

ワイナリーの食事はレベルが高いですね。

10泊11日のうち、外食はわずか2回だけでしたが（ほとんど自炊）ここのランチが一番美味しかったです。

ラム肉とレンズ豆のサラダ。これが本当に美味しかった。中にもラム肉がぎっしり詰まっているんです。

レストランからは葡萄畑を臨むことができます。

2軒目。Pegasus Bay Winery https://www.pegasusbay.com/　へ。

妻がじっくり試飲。

自分は運転があるので飲まず。

庭も綺麗でしたが残念ながら雨が降っていたのでレストラン内でお茶。

レストランも綺麗でした。

本当は庭で過ごした方が楽しかったと思います。

バルコニーで見つけた鳥。
種類不明。

クライストチャーチに戻りつつ中心部をドライブしてみましたが特に見どころもないのでモーテルに帰ってゆっくり過ごしました。

翌朝。

クライストチャーチからアカロアへ移動する日です。

昼食はいつもサンドイッチを準備していきました。

クライストチャーチでは最大の目的だったTravis Wetland Nature Heritage Parkに到着。

中心部から車で20分くらい。

ここで会いたかったのはプケコというニュージーランド固有亜種のクイナの仲間です。

早々にあっさりと群れているのを発見。

こんなにあっさり出会ってしまうと拍子抜けですね。

日本語ではセイケイというそうです。

ティリティリマタンギ島の"タカヘ"の方が珍しく人気もあると思いますが自分はすらっとしたプケコの方が好きですね。

ニュージーランドに生息するこの亜種はヨーロッパやアジアに生息する亜種と比較すると体色が濃いめでハッキリしているようです。

何か所かで群れに出会いました。

さすがクイナの仲間だけあって足が巨大ですね。

このようなバードウォッチング用のハイドも設けられていました。

ハイドからの風景。

鵜の仲間。

湿原らしい風景。

遊歩道はアスファルトに近い状態で舗装されてますのでベビーカーもOKです。

近隣は高級住宅街になっており、住宅街からもこのように直接アクセスできるようです。

周辺住民の良いジョギングコースになっているようで、ジョギングしている人をよく見かけました。

入口付近のプケコは警戒心が薄いですが、湿原の周辺にいたプケコは警戒心が強かったです。

湿地帯ではこのようにボードウォークが整備されています。

入り口付近で最後にもう一度プケコを撮影しました。

首から胸にかけてのコバルトブルーが綺麗です。

昼食は持参したサンドイッチやフルーツをこの公園で食べて、午後からアカロアへ移動しました。

続く。