高千穂峡。帰りは開通したばかりの俵山トンネルを通りました。

2016/12/23 - 2016/12/25

２０１６年クリスマス小旅行の３日目は、日向の馬ケ背と高千穂峡に行きました。

高千穂峡はオフシーズンだったからか比較的すいていて、ゆっくり見ることができました。

帰りは熊本空港から。
震災後やっと暫定開通した俵山トンネルを通って帰ったのですが、大渋滞にはまり、危うく飛行機に乗れないところでした。

エリア 宮崎

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

クリスマスイブを挟んだ熊本・宮崎２泊３日の旅。

２日目の宿泊は、宮崎観光ホテル。

ナトリウム塩化物泉の「たまゆらの湯」が特徴と思ってましたが、温泉はあまり大したことなく、朝食が素晴らしかったです。

駐車場は裏の細めの路地なので、事前に調べていきましょう。

宮崎観光ホテル 宿・ホテル

近鉄・・・いや、オリックスバッファローズがキャンプで使っているのでしょうか。選手コーチのサインが飾られていました。

ホークスはシーガイア泊まってた気もするんで、ちょっと格差が。

日向市、日向岬の少して前にある、クルスの海展望台です。

ここは何がすごいかというと。

クルスの海 自然・景勝地

「叶」の字に似た海の景色が見えるのです。
丁度入江が十字形になっていて、岩が「口」なのだとか。

ついでにハート型のくぼみでも作っておけば、由美センセイが意気揚々とやってきて「恋人の聖地」にしたに違いありません。

海の色がきれいですよ。

馬ケ背の断崖。

日本最大の柱状節理の断崖だそうです。

馬ヶ背 自然・景勝地

馬ケ背の先にも遊歩道が続いており、太平洋を３６０度とは言いませんが２７０度ぐらい見渡すことが出来ます。

馬ケ背の断崖を海側から見ることも可能です。
さすがに、フルには見えないのですが。

馬ケ背茶屋。

お土産屋さんと軽食屋さんを兼ねています。
馬ケ背までは大して歩きませんが、一服するのも良いでしょう。

駐車場のすぐ脇です。

馬ヶ背茶屋 お土産屋・直売所・特産品

次に、高千穂に向かいました。

天翔大橋 名所・史跡

道の駅高千穂。

ここで地図を入手することにしました。

道の駅 高千穂 道の駅

天照大神の石像もあります。

たぶん、そうだよね？

少し早いのですが、お昼ごはんも食べました。

この手の観光地名物のコロッケと宮崎牛の牛丼です。

高千穂神社です。

天孫（ニギノミコト）降臨の地と考えられている場所に建てられた神社です。

高千穂神社 寺・神社・教会

こちらが本殿。

明治天皇の詠んだ句が飾られていました。

神話を意識した内容ですね。

高千穂峡へ。

高千穂神社からは、距離は短いのですが、七曲りの道を降りていきます。

高千穂峡は、阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されてできた柱状節理の美しい渓谷。

というか、阿蘇山遠いんですけど・・・

高千穂峡 自然・景勝地

高千穂峡と言えば、この景色がおなじみですね。

まずは、滝の上をいろいろ見てみます。

真名井の滝 自然・景勝地

おのころ池。

神様が日本の島々を作ったとき、最初にできた島といわれる「おのころ島」があります。

おのころ池 自然・景勝地

槍飛橋方面は、落石なのか分かりませんが通行止めでした。

真名井の滝再び。

先ほどの写真と反対側に回ってみました。

真名井の滝 自然・景勝地

槍飛橋。

五ケ瀬川の中で最も川幅の狭い場所。

戦国時代に逃げ延びた家来たちがここにたどり着き、槍の柄を手前の岸についた者は飛び渡り、向こう岸についた者は川の中に転落したと言われています。

槍飛橋 名所・史跡

高千穂大橋が見えました。

その向こうは国道の高千穂バイパス。

高千穂大橋 名所・史跡

神硯の岩。

ちょうど書道の硯のような形状をしていることから名づけられたものです。

遊歩道の終点にはあららぎ茶屋。

ここから徒歩で駐車場まで戻りました。

あららぎ乃茶屋 グルメ・レストラン

幸せの？黄色いポストです。

駐車場そばの、お土産屋さんが集中するあたりに建っていました。

近くには観光協会の直営売店。

久太郎水神。

五ケ瀬川を守る水神の一つだそうです。

高千穂峡を後にし、向かったのは旧高千穂鉄道（延岡－高千穂）の高千穂駅です。

自然災害で深刻なダメージを負い、営業停止に追い込まれました。

高千穂駅 名所・史跡

駅舎内には、当時の掲示がそのまま残されています。

蛭子さん来たのね！

高千穂駅から、天岩戸駅を経由し、高さ１０５ｍの高千穂橋梁まで行くミニ電車に乗ることができるようなので、行ってみました。

これがミニ電車ですｗ

いや、電車じゃないな。クルマです。

高千穂あまてらす鉄道 乗り物

見ての通り、トラックを改造して作ったものです。

１両目は新幹線をイメージして作り、あとはテキトウらしいですｗ

出発進行。結構いい雰囲気。

天気が良くて暖かかったのですが、トンネル内はさすがに寒かったです。

トンネルの中では、トラック、いや、スーパーカートに取り付けた器具がイルミネーションを映し出します。

芸が細かい。

高さ１０３ｍの高千穂鉄道・高千穂橋梁です。

高千穂鉄道/高千穂鉄橋 乗り物

スーパーカートの中で立って撮影できます。

高所恐怖症の方にはお勧めしません。

雨風雪関係なくここまで来ます。その時はお客様に「勇者ですね」って言いますって言ってたけど、ホームページを見ると雨や風では運行しないって書いてあるし、さすがに受け狙いだったのでしょう。

スーパーカートで通ってきた線路です。

橋梁の先はトンネルになっていますが、進めるのはここまで。

旧天岩戸駅です。

高千穂の最後は、大岩戸温泉へ。

温泉で温まって、熊本空港まで戻ることにしました。

天岩戸温泉 温泉

国道３２５号線の高森町です。

南側からの阿蘇は初めて見たかも。

このあたりは震災の被害を感じさせなかったです。
活断層から離れるとこうも違うのかと・・・

前日に開通した俵山トンネルを抜けて帰ることにしたのですが・・・

震災で被災した橋やトンネルを迂回しまくっています。写真の通り、崩落した橋の手前で急カーブという場所が何か所かありました。

西原村で元の道に出るのですが、その信号の制御がイマイチで大渋滞。
渋滞の中で１時間ぐらい過ごしました。
（Google Mapsの渋滞情報はまだ道が反映しておらず、騙されました）

５時半の飛行機に乗るのに、レンタカー会社手前でガソリンを入れたのが５時、レンタカー会社には電話しておいて、そのまま空港に送ってもらい、何とか事なきを得ました。

熊本周辺はまだ道路事情良くなく、特に大動脈国道５７号の通行止めが響いています。行動はお早めに。