4連休でインスブルック＆南ドイツ(3) フュッセン＆霧のノイシュヴァンシュタイン城

2016/10/09 - 2016/10/10

10月の3連休＋休暇1日でオーストリアのインスブルックと南ドイツに行ってきました。

3日目はドイツのフュッセンからノイシュヴァンシュタイン城へ。あいにく天気が悪く、着いた時には濃霧で城が見えない状態でした。

＜旅程＞
【1日目(10/8土)】
　羽田0:50→フランクフルト6:00（NH203＝全日空）
　フランクフルト8:55→インスブルック10:00（OS278＝オーストリア航空）
　インスブルック泊
【2日目(10/9日)】
　インスブルック8:38→10:00ガルミッシュ・パルテンキルヘン16:04→17:00ロイッテ18:05→18:30フュッセン（鉄道、バス）
　フュッセン泊
【3日目(10/10月)】
　フュッセン14:06→ミュンヘン16:05（鉄道）
　ミュンヘン21:25→
【4日目(10/11火)】
　→羽田15:50（NH218）
　羽田17:30→中部18:30（NH85）

エリア フュッセン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

18:30頃、オーストリアのロイッテ発のバスで国境を越えてドイツのフュッセン駅前に到着。

歩行者天国のメインストリート「ライヒェン通り」

ライヒェン通り 散歩・街歩き

ライヒェン通り沿いの写真右の建物が本日の宿「Bavaria City Hostel」。駅からも近い便利な場所。

ドイツは6回目ですが、殆どが乗継時間での観光なので、宿泊するのは初訪問時以来12年ぶりです。

宿に掲示されていたノイシュヴァンシュタイン城へ行くバスの時刻表。
チェックイン時にノイシュヴァンシュタイン城の1ユーロ割引券をもらえました。

夜のフュッセンの街をしばし散策。ライヒェン通りの突き当りにホーエス城の時計塔が見えました。

ホーエス城（州立絵画館） 城・宮殿

フュッセン市博物館

フュッセン市博物館 博物館・美術館・ギャラリー

聖霊シュピタール教会

レヒ川の対岸から、フュッセン市博物館と聖マング市教区教会

レヒ川 滝・河川・湖

夜のライヒェン通り

短い散策を終えて宿に戻りました。
ドミトリー1泊19.5ユーロ＋市税2.2ユーロ＋カード手数料0.4ユーロの合計22.1ユーロ。
wifiは問題なく使えました。

シャワーは、荷物を置く場所がなく不便。やむなく貴重品をビニール袋に入れてシャワー室内の取っ手に掛けて利用しました。

翌朝、6:50頃に宿をチェックアウト。
開いていた店で朝食にパンを購入（1.49ユーロ×2個）。

スーパーも7時から開いていたので買い物。

7時半頃、フュッセン駅前のバス停から78番のバスに乗車（2.25ユーロ）。小学生（？）が多く満員でした。

バーンホーフ通り (フュッセン) 散歩・街歩き

約10分でホーエンシュヴァンガウの観光案内所前に到着。

霧の中に城の影のようなものが薄っすらと見えましたが、ノイシュヴァンシュタイン城でしょうか。この天気では景色を期待できなさそうです。

壁画が描かれた建物

チケットセンター。ノイシュヴァンシュタイン城のチケットはここで販売されています。

チケットセンター (ホーエンシュヴァンガウ城) 散歩・街歩き

少し並んで8時のオープンを待ちましたが、事前に予約していたので予約専用の窓口（右側）で一番乗りで購入できました。

ノイシュヴァンシュタイン城のチケット（割引券利用で11ユーロ＋予約手数料1.8ユーロの合計12.8ユーロ＝1502円）。場内はガイドツアーでしか回れないので時刻が指定されています。
下記のサイトで事前に予約しておきました。

https://www.hohenschwangau.de/430.html

ノイシュヴァンシュタイン城周辺の案内図

歩いてノイシュヴァンシュタイン城に向かおうとしたところ、標識が指している道が封鎖されており道が分からず、、、
案内がない適当な道を進んで行き止まりだったりすると、入場時刻に間に合わなくなるかもしれないので困った、、、
（昼間なら多くの人が城に向かっているので迷わないと思います。）

やむなくシャトルバスを利用しました（1.8ユーロ）。

5分ほどで終点に到着し、少し歩いて「マリエン橋」へ。
ノイシュヴァンシュタイン城の展望スポットとして有名な場所ですが、霧がひどく何も見えませんでした。

マリエン橋 建造物

橋を渡った先には登山道

城の背後のテーゲルベルク山（1720m）に登ることができます。
所要3時間とのこと。
城を見学した後で登ろうかと思っていましたが、天気が悪く景色を期待できないのでやめました。

マリエン橋から7-8分歩くとノイシュヴァンシュタイン城。
バイエルン王のルートヴィヒ2世が19世紀末に築いた城です。

ノイシュヴァンシュタイン城 城・宮殿

霧が酷く、ノイシュヴァンシュタイン城は近くからでもこの状態。
ノイシュヴァンシュタイン城周辺は、少し標高が高いせいか、手袋が必要なくらい寒かったです。

城の中庭でガイドツアーの開始時刻をしばし待ちました。

9:05発のガイドツアーで場内へ。
城内は写真撮影禁止。
日本語のオーディオガイドを聞きながら約30分で城内を回りました。

雪のノイシュヴァンシュタイン城（ポスターです）。一般観光客がこの角度で城を見られるスポットに行けるのかどうかは不明。

こちらは紅葉のノイシュヴァンシュタイン城

ガイドツアー終了後に通った城内の台所。

ノイシュヴァンシュタイン城の模型

城を後にして再びマリエン橋へ

橋の上は多くの観光客で混雑していました。

かろうじて城の影が見えました。

しばらく橋の上にいると、徐々に霧が晴れてきて

遂にノイシュヴァンシュタイン城が姿を現しました！
着いてから僅か5分ほどの間の出来事です。

ノイシュヴァンシュタイン城

マリエン橋の直下には小さな滝

再びノイシュヴァンシュタイン城方面に戻ります。

眼下には、ホーエンシュヴァンガウ城やアルプ湖が見えました。

城の入口付近。無料のwifiが使えました。展望台もあります。

先ほどは霧で霞んでいたノイシュヴァンシュタイン城がはっきりと見えました。

シュヴァンガウ方面の景色

下りは歩いて下山

10分ほどでホーエンシュヴァンガウに下りられました。

下からもノイシュヴァンシュタイン城が見えました！

ノイシュヴァンシュタイン城

ここにも壁画が描かれた建物

チケットセンターにはかなり行列ができていました。

ドイツらしいギザギザ屋根の建物

ホーエンシュヴァンガウ城

ホーエンシュヴァンガウ城 城・宮殿

スクールバス。古くなったら中南米に送られて派手な塗装になりそうな形状です。

アルプ湖。天気が良ければ綺麗そうですが、、、

湖畔の遊歩道を散策。2時間ほどで１周することもできるようです。

アルプ湖

アルプ湖 滝・河川・湖

帰りはハイキングコースを歩いてフュッセンに戻ることにしました。

樹林帯をかなり下りました。

シュヴァン湖

開けた場所に出ると

向こうの山の中腹にノイシュヴァンシュタイン城が見えました。

アルプ湖から50分ほど歩くと一般道に出ました。

そこから5分ほど歩くと、レヒ川の向こうにフュッセン市博物館と聖マング市教区教会。昨夜も見た景色です。

川の向こうには、フランツィスカーナー修道院と聖シュテファン教会

聖霊シュピタール教会

フランツィスカーナー修道院と聖シュテファン教会の隣には、「ロマンティック街道の終点」と書かれた門。終点を最初に訪れてしまいましたが、いつかロマンティック街道を巡ってみたいものです。

フランツィスカーナー修道院と聖シュテファン教会の前からは、ホーエス城と聖マング市教区教会を見渡せました。

フランツィスカーナー修道院と聖シュテファン教会

フュッセンの市街を街歩き

窓がお洒落な建物

お店が並ぶ通り

店頭の甲冑

「Markthalle」というフードコートのような店で食事

名称不明ですがこんなのを頂きました（4ユーロ）。

ライヒェン通り

ホーエス城の時計塔

ギザギザ屋根のカラフルな建物

街角の像

最後にこの地方の名物らしい「アプフェルシュトゥルーデル」（アップルパイ）を購入（詳細を忘れましたが2ユーロ強）

フュッセン駅の駅舎（？）は工事中で入れませんでした。

現在、駅舎はなくホームに自動券売機があるだけ。
ミュンヘンまでのチケットは事前にドイツ鉄道のサイトで割引価格で購入しましたが（20ユーロ）、当日自動券売機でも同じ割引料金で購入可能でした。

フュッセン駅 駅

14:06発のミュンヘン行きの列車は少し遅れて出発

車内は空いていました。

（ミュンヘン編に続く）