鶴ヶ城～芦ノ牧温泉～仙台青葉城～平泉中尊寺～遠刈田温泉　1

2016/10/03 - 2016/10/06

宮古島へ４泊５日の海ツアーを準備していたものの、台風１８号の来襲の為羽田発のフライトが全便ストップ、翌日の振り替え便も満員状態で全く取れそうもないと、ツアー会社からのせつない返答のため宮古島はキャンセル。
せっかく無理を言って取得した休暇、憧れの地、平泉世界文化遺産、教科書だけの世界、中尊寺金色堂への旅行に変更。
横浜～芦ノ牧温泉～会津鶴ヶ城～仙台国際ホテル～青葉城～平泉中尊寺～遠刈田温泉～蔵王ルートとして決行。
台風の影響が出るのを覚悟して東北ツアーを腹案として考えていた為、世界遺産『平泉』の中尊寺金色堂を最終目的地とした。以前鶴ヶ城は訪れているものの、もう一度のんびりと訪問したかった、鶴ヶ城もチョイス。
そしてもうひとつ、仙台の牛タンをタラフク食べたかったのと、伊達正宗公が天然の要害の地に築いた青葉城跡地も訪問したかった為、仙台でゆっくり時間を取るために宿泊しました。
それから平泉、中尊寺金色堂を拝観し、東北の雄、藤原氏の圧倒的な実力と権勢に感動しました。その後遠刈田温泉に宿泊し、蔵王のお釜を見学に行ったがすごい濃霧のため全く見ることもできず残念ながら、横浜へ向けてのんびり帰宅の途に就きました。

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

二の丸からの廊下橋、この周りの石垣の堀はかなり深く掘られていて、強固な
守りだったと想われます。

二の丸からの廊下橋を望むと天守閣がそびえています。

会津若松城(鶴ヶ城)、戊辰戦争の激戦地としてとても有名、
最近では大河ドラマ、八重の桜でも有名になりました。
以前にも訪問した時があったのですが、今回の東北への旅行の初日は、会津白虎隊のドラマでもとても感動し、胸を熱くした思い出がある鶴ヶ城を訪れました。
五層式の白くて重厚な天守閣は威風堂々と天を見上げ、とても趣のある天守閣でした。ゆっくりと時間をかけて歴史の重みとせつなさを見学させて頂きました。
もののふの気持ちをすこしだけ垣間見ることができたような、そんな時間を持てました。

入場券売り場と天守閣、周りは遊歩道と芝生公園となっている。

南東からの天守閣、石垣も高く積まれていて、頑強な造りとなっている。

天守閣からの景観

天守閣からの景観

天守閣から会津若松市街を望む

白虎隊19士のおもかげ、十代で未来が途切れてしまった青年たちのおもかげが
悲しく、歴史の重みとせつなさを感じてしまいます。

茶室、麟閣　

天正１９年、千利休は豊臣秀吉の怒りにふれ、死を命じられました。
この時、千利休の茶道が途絶えることを惜しんだ会津の領主、蒲生氏郷は、
利休の子少庵を会津に匿い、豊臣秀吉に『千家再興』を願い出ました。
この結果、少庵は京都へ帰り、千家茶道は少庵の子宗旦に引き継がれ、
その孫により、武者小路千家、表千家、裏千家の三千家が興され現在に引き継がれています。この『麟閣』は少庵が会津に匿われていた時、氏郷の為に造ったと伝えられているそうです。

茶室

茶室の周りをのんびりと遊歩

躙口(にじりぐち)

二尺二寸が標準だそうです。ちなみに高さが約66cm幅が63cmだそうです。

出入りの門、のんびりと拝観しました。

１０月３日福島での宿泊先は、芦ノ牧温泉の、(湯の香の宿　美好館)。
　東北道の白河ICをおりて甲子道路、下郷経由で１６時ころ到着。
　源泉から直接引いた温泉が特徴、客室からはのどかな温泉街の風景が
　望むことが出来ました。
　宿周辺の温泉街はたくさんの提灯が灯りを灯し、のどかな風景が
　優しく旅館を包み込んでいました。
　

　部屋へ通されると、和室で趣のあり、全客室温泉使用！バルコニー
　に湯船があり温泉が楽しめるようになっていて、大浴場と合わせ
　温泉に何度も浸かることが出来ました。

　奥のガラス越しに湯船があり、夜も朝も温泉を掛け流しながら
　楽しむことが出来ました。

　バルコニーの温泉湯船から部屋を眺める

　バルコニーの湯船

　鮑(あわび)陶板地酒蒸し、オプション料理の福島牛陶板焼き、松茸の土　瓶蒸し等々、とても美味しく頂きました。
　客室温泉付きでとてもコスパのいい宿でびっくりしました。
　

　夜が明けて朝の風景

　美好館さんの利用客室料金はオプション料理を含んで一人７５００円
　程です。客室温泉付き和室１０畳でこの値段、びっくりするくらいの
　コスパだと思いませんか。本当におすすめの宿だと思います。
　大変お世話になりありがとうございました。

　１０月４日美好館を１０時に出発、今日の予定は仙台国際ホテルへ宿泊し

　牛タンを食し、青葉城見学と仙台市街を楽しむこと

　ホテルのチェックインは１３時からなので１３時過ぎにはチェックインし

　ホテルのすぐ近くの利休へ牛タンを食べに出発。

　事前に調べていた牛タン炭焼利休　北目町店へ待望の牛タンを食しに訪問

　予定していた牛タン極め定食を注文、牛タンは厚くてジューシーでこんな牛タン

　は生まれて初めての美味でした。恐るべし仙台の牛タン、牛タンは塩を振り

　焼いてレモン汁で食べるのが旨いと勝手に思っていたのだが、完全に

　そんな思いは吹き飛ばされてしまいました。牛タン自体のしっかりとした下味

　そしてピリッとした南蛮味噌を絡めて食べる、本当に厚くてジューシーな

　牛タンもう仙台でしか牛タンは食べられないと心で誓った瞬間でした。

　利休さんのメニューから牛たん『極』定食。

　本当に美味しいです。仙台へ移住したいくらい病み付きになってます。

　仙台市博物館を訪問し、伊達家関係の文化財などを見学しました。

　伊達正宗甲冑

　とても大切な文化財をたくさん見学させて頂きました。

　ありがとうございました。

　仙台博物館を後にして青葉城跡地を散策して、本日の観光は終了。

　ホテルに帰る前に、老舗牛たん料理専門店『喜助』で牛タン炭火焼を食し

　イタ飯屋でワインとパスタ、その他アラカルトを食しほろ酔い加減で

　ホテルへ帰ってすぐに就寝しました。