【2016夏】 中南米9日間の旅（８／８）　いよいよ帰国。搭乗前に航空宇宙博物館 別館へ ＆ 帰国便搭乗記

2016/08/18 - 2016/08/20

2016年の夏休み。
9日間の休暇を利用して、南米へ行くことにしました。
メインはペルー・マチュピチュ。実は1年前の夏季休暇で計画してたんだけど、結局そのときは別の地へ。
昨年購入したガイドブックを携えながら、1年越しでマチュピチュへ向かうことになりました。
ただし、本職は弾丸トラベラー（？）
マチュピチュ以外にも、ボリビア・ラパス、パナマ、ワシントンD.C.と慌ただしく飛び回り・・・
9日間で10回飛行機に乗るという無茶苦茶な・・・でも、いつもと同じような旅程となりました。

旅行記は訪問先ごとに８分割してみました。
この旅行記は（９）の帰国編です。
９日間の旅程を終えて、あとは東京へ帰るのみ。・・・と、その前に、ダレス空港近くにある航空宇宙博物館の別館にも行ってみました。かなり駆け足の見学になっちゃったけど、12:30発のフライト前でもなんとか見学できました。宇宙を39回旅したスペースシャトルに感動です。
あとはANA001便のビジネスクラス搭乗記と合わせてどうぞ。

＜旅程＞
（１）8/12　　 成田→ロサンゼルス
　http://4travel.jp/travelogue/11164802
（２）8/13　　 クスコ
　http://4travel.jp/travelogue/11164821
（３）8/14　　 マチュピチュ
　http://4travel.jp/travelogue/11164833
（４）8/15　　 クスコ
　http://4travel.jp/travelogue/11164866
（５）8/16-17　ラパス
　http://4travel.jp/travelogue/11165025
（６）8/18　　 パナマ
　http://4travel.jp/travelogue/11165506
（７）8/19　　 ワシントンD.C.
　http://4travel.jp/travelogue/11165702
（８）8/20　　 ワシントンD.C.→成田
　http://4travel.jp/travelogue/11165743


■飛行機代　合計：約20万円

・ANA　（約10万円）　※海外発券のU.S.区間
　NH0106 8/12 M 成田（17:05)-ロサンゼルス(11:25)
　NH0001 8/20 M ワシントンDC(12:20)-成田(15:25)+1

　積算マイル：26,883マイル

・コパエアライン　（624.4ドル　66,680円）
　CM0362 8/12 T ロサンゼルス(22:08)-パナマシティ(06:49)
　CM0761 8/13 T パナマシティ(09:11)-リマ(12:45)
　CM0338 8/18 W リマ(02:33)-パナマシティ(06:11)
　CM0488 8/18 W パナマシティ(19:12)-ワシントンDC(25:09)

　積算マイル：4,712マイル（ANA）

・LATAM航空　（149.4ドル　15,980円）
　LA2063 8/13 L リマ(15:45)-クスコ(17:05)
　　→　LA2043 8/13 L リマ(14:45)-クスコ(16:05)に変更
　LA2040 8/17 L クスコ(13:15)-リマ(14:50)
　　→　LA2066 8/17 L クスコ(19:30)-リマ(21:00)に変更
積算マイル：無し（JAL）

・ペルビアン航空（153.3ドル　16,620円）
　P90331 8/16 B クスコ(07:40)-ラパス(09:40)
　P90330 8/17 B ラパス(10:40)-クスコ(10:40)

積算マイル：無し

■宿泊

・クスコ
　Kokopelli Hostel Cusco
　3泊朝食付き　4,090円（131.67PEN）

・マチュピチュ
　CASA MACHUPICCHU
　1泊朝食付き　1,300円（42PEN）

・ラパス
　Hotel Sagarnaga
　1泊朝食付き　3,090円（210BOB）

・ワシントンD.C.
　Washington Dulles Airport Marriott
　2泊朝食なし　21,760円（212.44USD）

■両替レート

・USD
　成田空港両替所　1ドル＝104.25円
　カードショッピング　1ドル＝102.1?102.4円

・PEN（ペルー・ソル）
　リマ空港両替所　　1ソル＝0.33ドル＝34.3円
　カードショッピング　1ソル＝31.1円

・BOB（ボリビア・ボリビアーノ）
　カードキャッシング　1BOB＝14.7円　

エリア ワシントンＤ.Ｃ.(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

南米旅行、最終日の朝。

まぁ、既にワシントンD.C.にいるので、南米ではないけれども。

滞在しているマリオットホテルの近くには大きな池があって、野鳥の楽園になっている。

早朝6:00

散歩を兼ねて、ホテル周辺を歩く。

緑の多い遊歩道もあって、のんびり散歩するにはちょうど良い。
まだひんやりした空気が気持ちいい。

大きな車道にぶつかると、ガソリンスタンド発見。

アメリカのガソリンスタンドはほとんどショップと併設なので、ちょっと覗いてみることにした。

大量の格安ビール発見。

あちゃー、昨夜はここでビール買えば良かったよ。

昨夜はビールが見つからず、ファンタで我慢した。
まぁ、美味しかったけどね。

あと、このお店で職場用のジャンクなお菓子をまとめ買いした。

帰りも遊歩道をてくてく。

少し日が高くなってきたかな。

宿泊したマリオットホテルの敷地は緑が多い。

テニスコートとかもある。

ここもホテルの敷地内。

早朝なので、まだ人気は無い。

百日紅（サルスベリ）の花が満開。

雲一つ無い青空にピンクの花が映える。

ベンチに座って、余ったリンゴで軽い朝ごはん。

今日は、空港ラウンジ、機内食・・・と食べてばかりになりそうだから、こんなもんで十分。

ホテルに戻って、館内をちょこっと見学。

プールやジムも完備。
まぁ、マリオットなので一通りの施設は揃っている。

8:30　チェックアウト

ちなみに今回の宿泊は1泊1万円程度。
空港近くでマリオットの割にはお手頃価格。

シャトルバスで空港へと向かいます。

空港で搭乗便をチェック。

成田行き、NH1便。

この後、チェックインを済ませて、ボーディングパスをゲットしておいて・・・

搭乗前に最後の観光。

すぐ近くにある航空宇宙博物館の別館へと向かいます。

出発は12:30だから、1時間くらいは見学できる！

空港からバス#981、#983で20分。
片道1.25ドルだったかな。

スミソニアン・航空宇宙博物館　別館に到着。
正式名はスティーブンF.ユードバー＝ハジー・センター。

開館は10:00。
時間前だけど、エントランスは既にオープン。

スーツケースは無料のロッカーへ。

この博物館は巨大ハンガーになっている。

まだ入場時間前だけど、エントランスからもハンガー全体を見下ろすことが出来る。

見取り図その１．

この飛行機の密集度合は凄い・・・

見取り図その２．

スペースシャトルは贅沢な展示。

凄い・・・

なんかもう、ここから見ているだけでもテンションが上がる。

これだけの飛行機が一斉に見れる光景って今まで無かったな。

そして、開場時間になり、見学者はハンガー内へ散っていく。

１Fフロアから間近に飛行機を見るも良し、ハンガーを取り囲むように作られた２F通路から眺めるも良し。

クラシックな飛行機も多い。

上も下も飛行機、大渋滞。

そして、この博物館には、日本にとって特別な飛行機も展示されている。

アルミ削り出しのボディが不気味に輝くB-29爆撃機。

通称「エノラ・ゲイ」

広島と長崎に原子爆弾を落とした飛行機の実機です。

コクピットの様子も良く見える。

大きな機体だけど、何万人もの命を奪った爆弾を運んだ飛行機としては、あまりにも小さく感じた。

なんとも言えない感情が湧いたけど、日本人以外の見学者にとっては、数ある飛行機の中の１つに過ぎないようです。

小さな文字で、「初めて原子爆弾を投下した飛行機」と紹介されていました。

さて、この博物館でもう１つ見ておきたかったのがこちらの機体。

ボーイング367-80
B707の原型機。

ボーイング7x7シリーズの元祖とも言える。

尾翼に大きく描かれたB707のロゴ。

形はB777に近いかな。

B777をB767くらいにサイズダウンして、エンジンを4発載せた感じでしょうか。

隣の格納庫では、古い機体の修復作業も見学できる。

今はバラバラの機体がやがて、完成形になってどこかの博物館に展示されるんでしょう。

そして、この隣にあるのが、この博物館の最大の目玉の・・・

スペースシャトル「ディスカバリー」

2012年4月にこの博物館へ収納された。

シャトル専用のハンガーに存在感抜群の白い機体。

宇宙への飛行回数39回。

ニューヨークでもスペースシャトル「エンタープライズ」は見学したけど、あれは試験機で宇宙に行ってないんだよね。

実際に宇宙と地球を往復した機体は結構、ボロボロ・・・

セラミックのタイルで覆われた機体は焦げている。

人間の大きさと比べると、やっぱデカいね。

タイやが出ているのも特徴の一つ。

着陸のときにしか使用しないタイヤ。
機体のサイズの割には結構、小さい。

そして、スペースシャトルだけを格納するという贅沢仕様のハンガーになっています。

スペースも十分に取ってあるので、機体全体を写真に収めることが出来る。

この博物館のエントランスからは、ハンガーに格納されたスペースシャトルを真正面から見ることが出来る。

巨大ハンガーと相まってカッコいいね。

再び、メイン・ハンガーへ。

日本の戦闘機も展示されている。

エノラ・ゲイも１Ｆフロアから改めて見学。

エノラ・ゲイの下に日本のゼロ戦。

この展示方法には、物議を醸し出したらしい。

おそらく何の意図も無かったとは思うんだが。

コンコルド。

子供の頃は図鑑で見る夢の飛行機だったな。

スピード重視のこういう飛行機ってもう飛ぶこと無いんだろうなぁ・・・

館内にはおよそ200の航空機と135の宇宙船が収蔵品として展示されている。

コンコルドとB707とその他多数の航空機。

もの凄い、密集度・・・

時間は10:45

入館してわずか45分。

ホントはもっとゆっくり見学したいとこだけど、空港に戻らねば！

最後に、ディスカバリーを写真に収めて、博物館を後にしました。

バスは20分間隔くらいで出ているようです。

車内に時刻表があるので、行きのバスで入手しておくと良いと思います。

11:00過ぎ。空港へ戻ってきました。
搭乗まであと1時間ほど。

余裕は無いけど、ANA便搭乗前に博物館見学は可能だね。
次回、ワシントンに来る機会があったらこのパターンだな。

セキュリティチェックを通過して、エアサイドへ。

トルコ航空のラウンジ。

こちらは間もなくオープンするみたいです。
次回、ワシントンに来る機会があれば、立ち寄ってみようかな。

ＡＮＡの指定ラウンジはルフトハンザのラウンジ。

ラウンジ内はビジネスとファーストで分かれていて、ANAダイヤメンバはファーストに案内される。

まぁ、特別「ファースト」って感じは無いけど、人の込み具合は違うのかもね。

バージニア州って、セルフでのビール提供は法律で禁止されているそう。
ということで、わざわざスタッフを呼んで、グラスに注いで貰う。

ビールとスモークチーズにハム。

この後、ビジネスクラスの機内サービスも楽しみたいので、ほどほどに。

ラウンジからはダレス空港名物のラウンジカーが敷地内を往復する光景が見えた。

時間は12:00
搭乗ゲートへと向かいましょう。

搭乗。

行きと同じく、アップグレードポイントを使用したビジネスクラス。

便名　ANA001

ANAの001便って乗ってみたかったんだよね。
001便ってのは各航空会社にとっても特別なものらしい。
ANAは日本とアメリカの首都を結ぶ路線に001便を設定した。

ちなみにANA001便はANA便の中で、最長距離の路線でもある。

12:30

日本へ向けて出発。

9日間に亘る旅行も残り14時間となりました。

機体が落ち着いたところで、サービス開始。

まずはアミューズをシャンパンと。

前菜。

マグロのカルパッチョ。

メインはフィレステーキを頂きました。

なんかビジネスクラスのときはいつもフィレステーキをチョイスしてる・・・
どうしてもお肉を頼んでしまう性分。。。

ＣＡさんは韓国の方でした。

「写真撮りましょうか？」って声をかけて頂いたので、お願いした。

・・・顔、めっちゃ焼けてる・・・

赤ワインと合わせてチーズプレート。

その後、軽く仮眠。
疲れとお酒で、眠気が襲ってきたようです。

このとき日本時間AM3:30。

目が覚めたのは、日本時間6:30
さすがにフルフラットは熟睡出来るね。

ここから、日本時間に体を戻していきます。

・・・と言いながら、早朝から一風堂のラーメンとビール。

デザートにアイス。

出発から8時間経過。
日付変更線を通過します。

チーズプレートと今度は日本酒。

実は日本酒とチーズの組み合わせが好きでして。。。

日本時間12:30

到着前の食事。

なんか、ずっと食べるような感じになってますが。。。

機内では主に写真の整理をして過ごしました。

14時間の長い長いフライトも間もなく終わり。

そして、4ヶ国6都市にわたる夏休み旅行も終了です。

九十九里浜が見えてきた。

着陸に向けて準備を始める。

15:00
成田に到着。

9日間の夏休み旅行が終了しました。
ペルー、ボリビア、パナマ、ワシントンD.C.・・・
いつもの如く、バタバタした旅程だったけど、予定通りに帰国できました。
（ペルーで予定外のディレイはあったけれど。）

そして、帰国翌日から出勤。このギャップ・・・
時差で体内時計がめちゃくちゃになったようで、もとに戻るまで1週間くらいかかったかも。

もう少し余裕のある旅程にすべきだけど・・・
・・・今後も弾丸旅程になりそうな予感です。。。