2016/08/25 - 2016/08/25
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morino296さん
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迎賓館赤坂離宮(国宝)の一般公開は、8月4日から夏休み特別企画として、本館・主庭は、事前の予約や当日の整理券なしで、料金(1000円)を払って入場できることになりました。(水曜日休館、その他にも、外国の賓客への接遇で一般公開が中止される日があります。)
夏休みなので、どれくらい混雑するのか予想でないところですが、内閣府のHPを見ると、「10時〜13時が比較的空いているとのこと。
友人と9:30に四ツ谷駅で待ち合わせて、見学に出掛けました。
この特別企画は好評のため10月4日まで延長されるとのことですが、一般公開が中止されることもありますので、お出掛けされる場合は内閣府のHPでご確認下さい。
館内は写真撮影が禁止のため、残念ながらご紹介できるのはパンフレットの写真のみです。
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四ツ谷駅 赤坂口 9:30頃集合
駅から迎賓館までは徒歩10分ほど。
この日は、7月に花旅に出掛けた学生時代の仲間10人が集まりました。四ツ谷駅 駅
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迎賓館の前の道を急ぎます 9:40頃
(写真に写っているのは仲間以外の人が多いです。) -
迎賓館赤坂離宮 正門
今年2月にも前庭、本館・主庭の一般公開があり、2月11日に見学に来たのですが、入場制限のため、前庭だけ入ることが出来ました。
迎賓館は、外国の賓客に対して、宿泊その他の接遇を行うために設けられた迎賓施設で、賓客の滞在中は、首脳会談、表敬訪問、署名式、レセプションや晩餐会など様々な公式行事が行われます。
一般公開は、接遇等に支障のない範囲で、可能な限り行われるようになりました。
(今年からでしたね。)
前庭だけの見学は無料で、この正面ゲートから入場できます。
本館、主庭の見学は、ここから右に回り西門から入ります。 -
迎賓館赤坂離宮 西門から入ります。
この中では、「ポケモンGO」の使用は禁止です。
(当たり前といえば当たり前)
(前の人は仲間ではありませんので念のため) -
迎賓館赤坂離宮 入場待ちのテント
思ったほど混雑していないようです。
オープンは10時からなので、20分ほど待ちます。 -
迎賓館赤坂離宮 待合のテントに並ぶ人たち
胸に旅行会社のワッペンを付けている人が多くいました。
どこから来られた団体さんなのか分かりませんが、若い人は少なかったです。 -
迎賓館赤坂離宮 入場ゲートでの手荷物検査
10時になると入場が始まります。
「水筒やペットボトルは手に持ち、それ以外の手荷物はカバンの中に入れて下さい。」とのアナウンス。 -
迎賓館赤坂離宮 入場ゲート
こちらのゲートは、和風別館の見学を事前予約された人の専用。
本館、主庭の見学を事前予約された方もこちらから入るのかも(?)。 -
迎賓館赤坂離宮 入場ゲート
ゲートは2つあって、右は空港と同じような方式で金属探知機のゲートを通り、手荷物も機械でチェック。
左は、守衛さんがカバンの中を確認するので、時間が掛かりました。
水筒やペットボトルは、その場で「一口飲んでください。」とのこと。 -
迎賓館赤坂離宮 入場券販売機
ゲートを通過した後、自動販売機で入場券を求めます。
入場券は本館の入り口でチェックされますので、買い忘れないように注意。
(ここまで戻って来るのも大変です。) -
迎賓館赤坂離宮 本館の見学に向かう皆さん
帰りは、この左側から前庭に入れます。 -
迎賓館赤坂離宮 本館の入り口手前の道
気温も上がり、木陰が有難いです。 -
迎賓館赤坂離宮 本館への入り口
長い傘は持って入れませんので、ここに置いておきます。
この先、館内は写真撮影禁止(ちょっと残念ですが)。
館内の説明は、入り口ゲートでもらったパンフレットで。 -
迎賓館赤坂離宮のパンフレット(表)
設立の沿革によれば、
この場所は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった場所で、着工から10年をかけて明治42年(1909)に完成。
敷地面積35,411坪(東京ドームの約2.5倍)、建坪1,566坪あり、建物は幅125m、奥行き89m、高さ23.2mの鉄骨補強煉瓦造りで、地上2階、地下1階の耐震、耐火構造。建築家片山東熊の総指揮の下、当時の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した、日本で唯一のネオバロック様式の西洋風宮殿建築。
この建物は、昭和天皇や今上天皇が一時期お住いになった以外、東宮御所としてあまり使用されることなく、戦後、建物・敷地ともに国に移管されたもの。
戦後、外国の賓客を迎える多くなったが、それに充てる施設がなかったため
昭和42年、赤坂離宮を改修して迎賓館に充てることが閣議決定され、5年の歳月と108億円の経費をかけて、和風別館の建設と合わせて昭和49年に完成。
開館以来、国賓・公賓がこの迎賓館に宿泊し、歓迎行事や首脳会談、晩餐会の開催など外交活動や国際会議の会場としても使用されています。
平成21年、国宝に指定。 -
迎賓館赤坂離宮のパンフレット(裏)
館内では4つの部屋を見学できます。 -
迎賓館赤坂離宮のパンフレットより 「彩鸞(さいらん)の間」
左右の大きな鏡の上と暖炉の両脇にデザインされた架空の鳥「鸞」の浮彫りがあることに由来。
白い天井と壁は金箔が施された石膏の浮彫りで装飾され、10枚の鏡が部屋を大きく見せています。
室内の装飾は、19世紀初頭ナポレオン一世の帝政時代を中心にフランスで流行したアンピール(帝政)様式で、鎧・兜・剣などのモチーフで装飾されています。
(西洋の鎧兜だけでなく、日本の甲冑も使われています。)
この部屋は、表敬訪問のために訪れた来客が案内される控の間として使われたり、晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式やテレビ・インタビュー等に使用されています。 -
迎賓館赤坂離宮のパンフレットより 「花鳥の間」
天井に描かれた36枚の絵や、欄間に張られたフランス製のゴブラン織風綴織、壁面に飾られた30枚の楕円形の七宝に、花や鳥が描かれていることに由来。
周囲の腰壁は茶褐色の木曽産シオジ材で板張りしてあり、壁の中段には七宝が飾られています。
部屋の装飾はアンリー二世様式で、天井には各格子の区画にフランス人画家の描いた花卉鳥獣の油絵24枚と緊迫地に模様書きした絵12枚が張り込まれています。
シャンデリアはフランス製で迎賓館の中で一番重い1,125Kgもあるそうです。
lこの部屋は、主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂で、最大130名の席が設けられます。
その以外にも、首脳会談等の場としても利用されます。 -
迎賓館赤坂離宮のパンフレットより 「羽衣の間」
謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300?の曲面画法による大絵画が天井に描かれていることに由来。
室内は、フランス18世紀末の古典主義様式で、この建物で最大の部屋。
3基の豪華なシャンデリアは、約7,000個の部品で組み立てられ、高さ約3m、重さ約800Kg。
壁は楽器、楽譜等をあしらった石膏浮彫りで飾られている。
正面の中2階にはオーケストラ・ボックスがあり、かつて、この部屋が舞踏会場として設計されたことが偲ばれる。
この部屋は、雨天の際に歓迎行事を行ったり、レセプションや会議場等として使用されており、また、晩餐会の招待客に食前酒や食後酒が供されるところだそうです。 -
迎賓館赤坂離宮のパンフレットより 「朝日の間」
天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車を走らせている姿」に由来。
周囲の16本の円柱はノルウェー産の大理石、壁には京都西陣の金華山織の美術織物が張られ、床には紫色を基調とする桜花を織り出した緞通が敷かれています。
家具、室内様式はフランス18世紀末の古典主義様式。
高さ8.6mのシャンデリアはフランスから輸入したもので、クリスタルガラスを主体に造られています。
子の部屋は、国・公賓用のサロンとして使われ、表敬訪問や首脳会談等が行われています。 -
迎賓館赤坂離宮のパンフレットより 「中央階段と2階大ホール」
中央階段の床には、イタリア産大理石が張られ、その上に赤絨毯が敷き詰められています。
階段の左右壁面には、フランス産の大理石が鏡張りされています。
階段を上がった2階大ホール正面の「朝日の間」の左右の壁面には小磯良平画伯の大きな油絵(「絵画」と「音楽」)が飾られています。(この写真には写っていません)
ホールの中心には8本のイタリア産大理石でコリント様式の大円柱(高さ約5.47m)が並んでいます。 -
迎賓館赤坂離宮 見学を終えて出口へ 10:55頃
館内の見学時間は30分ほどでした。
「壁や扉などに手や荷物が触れないように注意してください」とのことでしたが、
階段の手すりはつかまっても大丈夫でした。 -
迎賓館赤坂離宮 本館(南西の角)
気温も上がり暑いです。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 本館
館内の見学を終えてテント下で休憩する人も多いです。
(館内の廊下にも椅子が少し置かれていますが、友人が座ると「体調が悪いのですか?」と声を掛けられたそうです。)迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 本館 主庭に回ります
迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 本館
建物は地上2階、地下1階建ての鉄骨補強煉瓦造りの耐震、耐火構造。
骨材の鉄骨総重量は2,800トン。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 本館(南側の正面)
迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 本館
南側から建物の全景を撮ろうとしたのですが近すぎました。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 主庭噴水池
これも国宝です。
この後、休憩室で少し休ませてもらい、写真集(書店では買えないとのこと)を買って、前庭へ移動しました。 -
迎賓館赤坂離宮 主庭から前庭に移動します 11:30頃
主庭から西門の近くにあるゲートから直接前庭に入れました。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 前庭から
こちらは北側のため逆光になります。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 前庭の正面入口
賓客は、この玄関から入り、中央階段を上って2階の部屋に進まれるのでしょうか。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 前庭から見た全景
建物の外壁は、茨城県産の花崗岩。
東西125m、南北89m、高さ23.2m迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 前庭から見た建物の正面
屋根の上の飾り物は日本の甲冑のようです。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 前庭から見た建物の屋根
甲冑をアップで。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 前庭から見た建物の屋根
(この写真は2月11日に撮影したもの。)迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 正面玄関
(この写真は2月11日に撮影したもの。)迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 正面玄関のドア
(この写真は2月11日に撮影したもの。)迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 正面玄関
菊の御門もデザインされています。
(この写真は2月11日に撮影したもの。)迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 建物の正面2階部分
(この写真は2月11日に撮影したもの。)迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 建物の正面(玄関右側) 壁のモチーフ
(この写真は2月11日に撮影したもの。)迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 建物の正面左側
(この写真は2月11日に撮影したもの。)迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 左端にある扉
中に入ると階段でしょうか。
(この写真は2月11日に撮影したもの。)迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 中門
塀の上の装飾も立派です
(2月11日に撮影した写真です。)
この時は一般公開が始まったばかりで混雑していました。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 正面入口へ続く道
直進もできるのですが、左へ曲がり西衛舎の前を通ります。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 西衛舎
解説がなく、詳しくは分かりませんが、今は使われていないのでしょうか。迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 西衛舎の玄関の上の飾り
何のデザインでしょうか?迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 正門(内側から)
これも国宝です。
一般公開では、前庭だけの見学は無料で、ここから入れます。
(手荷物検査などはあります。)迎賓館赤坂離宮 名所・史跡
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迎賓館赤坂離宮 11:45頃
本館、主庭を見学する人の行列が長くなっていました。
この日の翌日からは、外国からの賓客を迎えるため1週間ほど一般公開は中止となっていましたが、その後も、続けて賓客があり暫く見学が出来ないそうです。
お出掛けになる場合は、内閣府のHPで確認の上、「お早目に!」。
(おしまい)
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