2016/08/10 - 2016/08/16
46位(同エリア92件中)
わいちゃんさん
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北海道バイクツーリングももう6回目になりました。フェリーが2か月前の予約時にもういっぱいになってしまうので、出発日近くになっても日程の変更がききません。なので過去は天気に泣かされることが多かったのですが、今年はほぼ全行程が晴れ!今までのリベンジとばかりに各地に再挑戦です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずは今回の相棒を紹介します。ホンダCB1100SF(通称X11)と申します。スーパーブラックバードCBR1100XXの1137ccエンジンを積んだネイキッドバイクです。1999年式です。
北海道ツーリングは毎回そうですが、荷物を満載するとフォルムもなんだかわからなくなりますね。
でも、そこは北海道。トラブルに遭い原野の中でひとりぼっちで途方に暮れるくらいなら、自分で何でも直せるよういろいろ持っていかなければなりません。
前日茨城の職場から帰宅して、用意しておいた荷物をどんどん積んで・・・。おっと、ETCカードはシートの下だった。あぶないあぶない・・・。
なんとか準備が終わり、起床時刻の午前1時まで仮眠です。 -
予定どおり午前1時に起床し、バイクをガレージから出して午前2時に出発!
都内を抜け関越道に入りました。
最初の休憩は寄居のPAです。当然ですが、あたりはまだ真っ暗。人もいませんねぇ。 -
それでも何台かのトラックと乗用車はいました。みなさんごくろうさまです。
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さらに関越道を北上し、赤城高原SAで再び休憩をとりました。
ここでもまだ真っ暗ですが、行楽なのか里帰りなのか、クルマはけっこういました。
さっそく見ず知らずのバイク乗りさんと情報交換です。これがけっこう大事。 -
ようやく夜が明けるころ越後川口SAへ到着しました。ここで給油します。
関越道で新潟方面に向かわれる方は、給油場所をよく確認されたほうがいいです。赤城高原SAとここは100キロ以上離れていますが、間に給油できるところはありません。 -
去年はここで雨だったけど今年は晴れてます。幸先いいなぁ。バイクもたくさんいますが、荷物が多い人はまず北海道組とみて間違いありません。
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越後川口SAには展望台があり、このようなきれいな風景を楽しむことができます。雨降ってたらまず見ようとは思わないけど。
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無事新潟中央ICで北陸道を退出し、朝の腹ごしらえを松屋さんでしました。
ソーセージエッグW定食に納豆とサラダつき。船の中にも食事ができる設備はありますが、たらふく食べると高くつくのでまずはこういうところで。ね? -
フェリーのりば近くのセブンイレブンで船内でとりあえず必要な飲み物とかつまみの類を仕入れます。考えることはみな同じで、店内はごったがえしていました。
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そしてついにフェリーが待つ新潟山の下埠頭に到着しました。いい天気です。1年ぶりだねぇ。
今年の船は「らいらっく」です。過去2年は「ゆうかり」だったので、久しぶりじゃな。 -
すでにたくさんのバイクが乗船を待っています。予約のときに開始から5分くらいでバイクは満席になってたような・・・。さすがお盆休みは強し!
しかし、これだけのバイク、この何倍もの数の乗用車、そして巨大なトラックも多数、さらにそれらに乗る人々と、どれだけ積載能力のある船なんでしょう。すばらしいの一言に尽きます。 -
乗船が始まりました。船内はこれからの旅への期待からか、みんなニコニコ顔でプロムナードをうろつきます。それを尻目にワタシはお風呂へ。気持ちいいんだな、これが!
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ちょっとピンボケですが、船内中央のモニュメント付近です。今年は風船の飾りつけだけでした。なんかさびしい。
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お風呂から出たころ出航時刻となりました。カモメが何かよこせとばかりに船のまわりに群れています。
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何度もいいますがいい天気です。こんなの初めてです。サイコー!北海道も晴れるといいな。
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船は快調に進んでいきます。お風呂あがりにビールを飲んで潮風にあたるのは何とも気持ちのいいものです。
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みれば特等席で読書にふける人も。勝手に撮っちゃってゴメンナサイ。
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潮風さわやかなデッキから、このフォワードサロン的喫煙室へ来ました。
前方が見えるながめのいい場所です。 -
午後に入り小腹がすいてきたのでカフェテリアにやってきました。選んだのはホッキ貝の入ったカレー。味はふつう。値段は高め。ホッキ貝はおいしいけどね。
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カフェテリアの外側はビヤガーデン的デッキになっていて、ジンギスカンなんかも楽しめます。
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そのあとはお昼寝などしていると、だいぶまわりが暗くなってきました。
アナウンスに沿ってデッキへ出てみると、上りの船「ゆうかり」とすれ違うところでした。こういうのもいいね。 -
月明かりが海を照らし、満点の星空が旅のムードを盛り上げます。船旅っていいな。
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晩ごはんはあまりおなかがすいてなかったので、ビールとたこの刺身だけ。ずっとビールを飲み続けてますが、ごはんまでビールとは・・・。ワタシも好きねぇ。
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お酒で火照った体を船灯のともされたデッキ廊下で冷やします。こういう雰囲気っていいですな。
さて、明日も早い(小樽に午前4時30分着)ので、おやすみなさい。 -
と思ったらもう小樽に着きました。ああ晴れてます。よかったよかった。
大体到着から30分くらい下船までかかるのであせらないあせらない。 -
車輛甲板ではみんな下船の準備に大忙しです。これからどこへ行くのかな。
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さて、無事下船しました。まず最初に立ち寄ったのは、ここ田中酒造さん。「宝川」というおいしいお酒を作っている酒蔵です・・・。
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ではなくて、そのとなりにあるセブンイレブンでした。小樽勝納埠頭の近くにセイコーマートがあるのですが、まだ営業時間前だったのでこちらに寄ったのでした。
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買い込んだパン類は途中で食べることにして、さっそく札樽自動車道・道央自動車道へと進み、一路滝川ICを目指します。
途中立ち寄った岩見沢PAで、それらを食べることにしました。
本当は砂川ハイウェイオアシスまで行くつもりでしたが、あまりの寒さにくじけてしまいました。
Tシャツの上にツーリングジャケットでは少し薄着過ぎたようですな。でも真夏なんだけどね。ここは改装なってとてもキレイになってました。 -
道央道を滝川ICで降り、暑寒国道ことR451を西へ向かいます。なぜ暑寒国道かというと「通ったことがない。」から。同じ道を走るのはあまり好きでないのです。
浜益で日本海側へ出て北上し、ここで休憩しました。
ここは浜益ラヴァーズオーシャンというところです。ハートマークのモニュメントがありますね。
北海道版恋人岬といったところでしょうか。 -
イチオシ
ここからの日本海の眺めはとってもキレイ。愛を打ち明けたくもなりますなぁ。
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そして本日最初の目的地、留萌本線の終着・増毛駅に着きました。
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イチオシ
「○○本線の終着駅」と呼ぶには寂しいところです。留萌本線は留萌−増毛間が廃止になるという話があり、路線が現役のときにどうしても訪れておきたかったというわけです。
昔はもっとにぎやかだったでしょうが、現在は1面1線のわびしく短いホームがあるだけです。 -
入場券は駅でなく近くの風待食堂さんで購入します。ドラマみたいなネーミンングですね。
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食堂のとなりには、けっこうなレトロ感満載の宿屋さんがありました。
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増毛駅に別れを告げ、日本海沿いを北上します。R231は大変眺めのよい道路で、バイクにもクルマにも人気の道です。
写真は途中休憩した道の駅「風Wとままえ」。苫前町にあります。 -
さらに北上を続け、道の駅「富士見」まできました。ここは雨の記憶しかないけど、キレイに晴れてます。
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イチオシ
道の駅を出て遠別町に入り、国道をそれて「開拓農道町道浜更岸線」に入りました。一直線で標識もなにもない道路、青い空、緑の草むら・・・。
まさに北海道です。 -
天塩町を過ぎて、さらにさらに北上を続けるとオトンルイ風力発電所の威容が迫ってきました。3キロもの距離に風車が並んでいるのは圧巻です。
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オトンルイ風力発電所の少し先で昨年のリベンジです。
昨年は雨で立ち寄る気にならなかったサロベツビジターセンターの巨大鉄塔展望台です。
てっぺんまで上るとけっこう息が切れます。 -
でも上った先ではサロベツ原野の長沼などが一望できます。静かでおだやかな風景が広がります。サイコー!
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海沿いのオロロンラインに戻ります。
ビジターセンターのある幌延町あたりは北緯45度に位置していて、それを示すモニュメントがこんな感じであったりします。ライダーに人気の写真スポットです。 -
道はいつしか稚内市内に入りました。しかしワタシはそれに目もくれず、一路宗谷村を目指します。
途中宗谷岬方面を写したショット。宗谷岬ウィンドファーム(風力発電所)の風車が並んでいるさまがはるかに見えます。
これをみてエヴァンゲリオンを思い浮かべたアナタ、ふふマニアですね。 -
宗谷丘陵にやってきました。きれいな青空に緑が映えます。
なんと壮大な眺めだろう。そしてここでもリベンジが。 -
イチオシ
これなんです。白いホタテ貝の貝殻を砕いて敷き詰めた道が宗谷にいくつかあります。昨年見たかったけど雨で無理でした。
空の青と草の緑と白い道・・・。ああリベンジ万歳。 -
どこまでもこんな風景が続きます。まさに北海道!
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白い貝殻の道の余韻にひたりつつ宗谷岬へやってきました。
まさにライダーの聖地!
ここまで来るのはなかなか大変です。 -
宗谷岬から先はオホーツク海側を走ります。ホタテで有名な猿払村の道の駅。近代的な建物ですが人はまばら。
でも・・・。 -
ここにはこんなものがあるんです!道路を横断している地下道なんだけど、極彩色に彩られ、なんとも美しい演出です。
でも誰もいません。ワタシがみているあいだ、人は誰も来ませんでした。 -
イチオシ
猿払から先は、あまりに有名な「村道浜猿払エサヌカ線」を通ります。
一直線でガードレールや標識一切なし!これが8キロも続きます。逃げ水のレベルもハンパありません。何度来てもスバラシイ! -
エサヌカ線の終点まで来ると浜頓別はすぐそこです。
ラムサール条約で保護されているクッチャロ湖を擁する温泉地です。
ここは「はまとんべつ温泉ウィング」という町営の宿泊施設で、キャンプをする人はここでお風呂に入れるのです。有料だけど。 -
クッチャロ湖は夕陽がキレイで有名とのことでしたが、まさにそのとおり!
外人さんも訪れる人は増加しているそうな。 -
湖畔のキャンプ場に到着しました。日が沈んでも湖は光っています。
どんなに疲れていても、そんなの忘れてしまう風景です。
しかしなんという美しさ!来てよかった! -
お風呂に入りに行く途中にこんなのもあります。
縄文時代の竪穴式住居とな。 -
イチオシ
お風呂に入って汗を流し、湖畔を渡る涼しい風を感じ、ビールを飲みながら、美しい湖水を眺める・・・。しかも自分のテントの真ん前にこの風景があるのです。
まさに天国のような場所で、2016年北海道ツーリングの初日は夜を迎えたのでした。
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