2016/08/16 - 2016/08/17
55位(同エリア312件中)
櫻さん
8月・激アツの台湾。
今回は、去年訪れて気に入った墾丁・花蓮をそれぞれリピートしてみました。
まずは墾丁に2泊、その後花蓮に移動して3泊。
墾丁までは高雄を経由してバスで2、3時間ほど。
成田-高雄の直行便があるんですが、それだと高雄着は夕方なので移動だけで1日潰れてしまいます。
しかし桃園着の早朝便に乗り、そこから高鐡とバスを乗り継いで行くと、乗り換えがイチイチ面倒でも高雄直行便を使うより軽く2時間は短縮できることを発見。
帰りも桃園を使ったので、滞在地は2ヶ所ですが、結果として初の台湾一周ができちゃいました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 バイク
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というわけで、イミグレも荷物のピックアップもスルスルと通過して、午前9時前に高鐡桃園站行きのバスに乗車。
台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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10分ほどで到着。
高鉄桃園駅 駅
-
駅前の様子。
台湾北部はこのような曇天。
南部はどうだろうか? -
高鐡にゅい〜んと入線。
9:43発。
左營には11:20に到着します。 -
でもって到着。
早朝便だったので車中ずっと爆睡。高鉄左営駅 駅
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墾丁快線のバスに乗り換え。
左營站だとこのバスに乗れて、墾丁までは2時間ほど。
30分間隔で運行。
11時半発のがあったんですが、ギリギリ乗れずに12時発のに乗車。
高雄の小港機場には何故かこのバスは停車してくれず、各停に乗って3時間くらい掛かります。 -
また1時間ほど寝る。
そして目が覚めるとアラララララ。 -
土砂降りです。
テンションだだ下がり。
“シソエソ”という、なんだかよく分からない看板にクスリとも出来ず。 -
いわゆる突風を伴う豪雨。
あとで知ったんですが、熱帯低気圧の影響だそうです。 -
恒春の街を通過。
雨脚が落ち着いてきました。
南国特有のスコールだから、もう少しすれば止むだろうという希望に賭ける。恒春 散歩・街歩き
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そして午後2時過ぎに墾丁に到着。
賭けに勝ったのか、本当に雨はやみました。
しかし重々しい雲が広がる。墾丁/墾丁国家公園 散歩・街歩き
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今回のお宿にチェックイン。
「美芳旅店(メイフォン ホステル」。
墾丁大街に面した綺麗な宿です。
バス停からも歩いて2〜3分ほど。
agodaで1泊朝食付きで5000円くらいだったかな?
「とても清潔」
「宿のスタッフが親切」
という良好な評判で決めました。
そのほか詳細は、よろしければクチコミをご覧ください。メイフォン ホステル ホテル
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ところで前回滞在したときは
「デカいスーツケース引っ張ってウロウロ歩き回りたくないから、バス停から歩いてすぐ」
を条件に宿を選んだらエレベーターがなく、あてがわれた部屋が4階で、結局デカいスーツケースを抱えてえっちらおっちら階段を昇るハメになりました。
なので今回は前回の失敗を踏まえ
「バス停から多少歩いてもいいからエレベーターのある宿」
を探したら、料金的にも好条件の宿を見つけました。
が、なぜかこのエレベーター、1階−2階間を利用できず2階から上階間のみの運行。
とにかく2階までは荷物抱えてえっちらおっちら昇り降りしなければなりません。
どういうこっちゃ。 -
今年に入ってからすっかりクセになった原付での移動。
こんな空模様なので借りようか迷ったんですが、原付がないと今回の旅の計画が全てパーになるし、台湾でのみ臆することなく着られる雨ガッパも持参してるので、降ったら降ったでまぁいいや、ということでレンタル。
1日300元也。
2日間レンタル。
左のウィンカーランプが壊れてたのと、過去に使った方々がキーの抜き差しが乱暴だったようで、なかなか鍵が差し込まらない、という不具合以外は快適に走れました。 -
墾丁大街から西側に走って15分ほど。
まずは魚市場に到着。恒春区漁会 現代・近代建築
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台湾ではおなじみの光景の1つ。
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建物の中には食事処が並んでいます。
しかし最低消費料金がとてもお一人様で消化できる量の料理ではありません。
団体さんでしか利用できないようです。 -
ウロウロお魚さんたちを見物。
お刺身食べたかったなぁ。 -
象牙棒。
日本名は何だろう?とネットで「象牙棒 日本」と入力して検索したら、
象牙の密輸絡みばかり出てきました。 -
再びバイクを走らせる。
うっすら青空が見えるような…。 -
こんな石碑を眺めつつ。
-
今回の墾丁滞在中に必ず訪れようと思ってた場所に到着。
「潮音寺」です。 -
カメラアプリの水平機能を使って撮ったんですが、0度に合わせると逆に傾いて撮れるというポンコツ具合。
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第二次大戦末期、南方へ向かう日本の輸送船がアメリカ軍の魚雷によって撃沈され、多くの乗組員の遺体がこの地に流れ着きました。
奇跡的に生還した元乗組員の中嶋秀次さん(故人)が、戦友たちの為に1981年に建立し、以後多くの現地ボランティア団体の手で維持されていました。 -
しかし建物の老朽化・風害などで維持が難しくなり、今は現地の管理委員会によって維持されています。
台湾人の善意でこのような施設が存続していることも、日本人として知らなければいけない現状です。 -
墾丁も今は人気のリゾート地でも、過去には戦争の悲しい爪痕が残る場所。
実際に激戦地になったわけではありませんが、沖縄と通じるものがあるなぁと感じました。 -
毎年11月には日本からの慰霊祭ツアーも実施されています。
それ以外はお寺には管理者が常駐していない為、見学には事前に電話かメールで連絡をしなければいけないそうです。 -
ここら辺、観光客は訪れないような場所なんですね。
たまに車やバイクが数台通り過ぎるだけ。 -
さてさて、半島の西側を北上します。
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台湾海峡が見渡せる。
ぼちぼち夕陽が沈むころ。
天気が良ければさぞや美しい景色が見れたろうに。 -
福徳宮という廟に辿り着きました。
關山夕照景観平台 観光名所
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廟自体を撮るのを忘れた。
廟前の観景台から見る墾丁大街方面。 -
あっちは恒春市街方面。
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廟の裏側には、アメリカのCNNによる
「世界で最も美しい夕陽が見られる12スポットの1つ」
に選ばれた絶景スポットがあります。
夕陽は見られないけど、どんな場所かとりあえず行ってみましょう。 -
遊歩道を進んでいくと…。
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あれ?お金取るの?
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僅かな入場料とはいえ、肝心な夕陽が見れないのにお金払うのは勿体ない。
Uターンします。 -
宿に戻る途中の南湾ビーチ。
もちろん遊泳禁止ですが、ビーチには人がたくさんいました。南湾 ビーチ
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荒々しい。
明日は晴れるといいなぁ。 -
宿に戻って来ました。
ポツポツと雨が降ったりやんだり。
でも土砂降りにならなくてよかった。メイフォン ホステル ホテル
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部屋で一休みしてから、夕食を求めて夜市に繰り出します。
まずはお馴染みの西瓜汁を購入。墾丁夜市 市場
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なんだかんだ食べるものは大体いつも決まってるんだよなぁ。
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イカ焼き。
この店のは器に入って、鰹節やかいわれまで乗っていました。 -
去年来た時はいなかったこの方。
今年の妄想天国さんの墾丁旅行記で見かけて一目惚れ。 -
肉類も食べたくなりました。
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有名な窯焼きピザの屋台。
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日が沈むと人も増えてきます。
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イカと肉で結構お腹いっぱいになりました。
早々に〆のデザート。
今年もひと夏のアバンチュールを楽しもうぜ、マンゴーちゃん。 -
でも、やっぱり身も心も本命に戻る。
だって十分な濃度感を与えてくれるから。 -
“大甲”は訳さなくてもいいんだよ。
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愛おしいわ〜…。
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お茶が。
中身は芋頭牛奶です。 -
墾丁夜市の定番、カットフルーツ。
1パック40元、3パック100元也。
西瓜・芒果・芭樂を買って、今晩用と翌朝用に詰め替えました。 -
明けて2日目。
バイクをレンタルする際に色々アドバイスをくれたり、クチコミ通り宿の老闆は親切でとても感じのいい方です。
お部屋もホントに清潔だし。
ただ、エレベーターに引き続き残念なポイントがこのTV。
見続けていくと画像が乱れて来て、仕舞いには何も映らなくなります。メイフォン ホステル ホテル
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チェックイン時、翌朝の朝食を吐司・漢堡・豆漿・珈琲などの中から選びます。
そして時間を指定すると、ちゃ〜んとその時間通りに部屋まで運んでくれるシステムです。
運んで来てくれたのは老闆の奥さん。
この豆漿、カップを持たずにストロー挿してすぐさま飲んだら“熱”でした。
口の中、軽く火傷。 -
時刻は8時前。
(映りの悪い)TVの天気予報だと、今日も前日のような天候になるみたいですが、ひとまず午前中は大丈夫そう。
出掛ける私をわざわざ玄関の外まで老闆の奥さんが見送ってくれました。
バイクを走らせ、宿から5分ほどの船帆石が見えるビーチに到着。 -
風は相変わらず強い。
もちろん今日も遊泳禁止。
シュノーケルやろうと思って一式持って来たんだけどなぁ。 -
朝もはよから若者たちが波と戯れています。
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自撮りカメラに向かって何やら喋り続ける青年。
ユーチューバー? -
船帆石。
「帆に風を受け出航を待っている帆船のような形をした岩石」
だそうですが、私は人の横顔に見える。 -
お次は砂島ビーチ。
砂浜の砂の90%くらいが貝殻でできていて貴重な場所なので、保護のためビーチに入ることが出来ないそうです。墾丁砂島 ビーチ
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現在地。
今日は海沿いを反時計回りに走り、港口から内陸に入って恒春に向かう予定。 -
ビーチ横の岩場は入っても没問題。
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ベンチに最適な流木があったので、腰かけて暫しノンビリ。
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朝8時半で既に灼熱だけど、風があるので多少はマシ。
穏やかなひと時です。 -
遠くにはお散歩中の老人が一人。
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ビーチ脇にあるトイレの外壁。
珊瑚で出来ています。
澎湖を思い出すわ〜。 -
それでは、いよいよ台湾最南端を目指します。
去年訪れた時は鵝鑾鼻公園内から通じる桟道から向かおうとしたら、その桟道が修復中で通行止めでした。
そこを使えないとなると一旦公園を出てグルッと迂回しなければならず、去年は徒歩だったので断念。
なので1年越しのリベンジです。
最南端そばには駐車場あり。
でも大型車でない限り、路駐にユルい台湾ならわざわざ駐車場に停める必要ナッシング。 -
この道の奥が最南端に通じる遊歩道。
バイクなら遊歩道入口まで行けちゃいます。 -
というわけで遊歩道入口。
この脇にバイク停めました。 -
バイクに乗ってる時と木陰を歩いている時はとても涼しい。
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あ!なんか見えて来たよ〜。
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ピンボケで申し訳ない。
遂に到着、台湾最南端。最南點 散歩・街歩き
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こういう所に来ると、東西南北すべての端っこを制覇したくなる。
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バシー海峡。
数多くの日本輸送船が撃沈され、数多くの日本人の魂が眠る海です。
日本は今、平和な世を送っています。
どうぞ安らかにお眠りください。 -
2日前が終戦記念日でした。
戦争のない日常を当たり前に送れていることに感謝し、世界中もそうであって欲しいと願いつつ。 -
墾丁バイクでぐるぐるの旅、まだまだ絶景スポットやらマイナースポットやらが出てきます。
2日目後編に続く。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mengさん 2016/08/26 22:27:12
- 環島ですね!
- おかえりなさいませ
九時前に桃園に着いているって・・・もう早すぎて意味不明で・・・笑
そして二時にケンティンに着いてるって・・・(-_-;)
朝に弱い私なんて二時に桃園着く飛行機でも朝はやいはやいと文句ですわ。
でも早く行動すると、はんと有効にすごせますね〜
ケンティンは行きたいと思っていてもなかなか実行に移せず、櫻さんの旅行記楽しみにしていまーす
- 櫻さん からの返信 2016/08/27 08:51:04
- RE: 環島ですね!
- 早速読んでいただき、ありがと〜ございま〜〜す。
飛行機・電車・バスetc…どんな乗り物の中でも寝られる、
という得な体質なので、早朝便とか深夜便とか苦にならないん
ですよねぇ。
花蓮ではお約束の大王に行って来ましたよ〜。
mengさんは花蓮旅行記を書かれるトラベラーさんの中で
お気に入りの一人なので、のちのちお名前を出させていただく
かもしれません。
そのほか、相変わらずmengさんのストーカー状態な感じで
動いてました。
しかも「そこまで真似するか?」ってことが今回起きまして…。
その模様は、今回の旅行記の最終章で出てくるかも(引っ張るなぁ)。
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