2016/07/21 - 2016/07/21
649位(同エリア2368件中)
おそばさん
日本三景「安芸の宮島」は広島定番の観光スポット。
世界遺産の厳島神社と、重文豊国神社(千畳閣)、ロープウェイを利用して弥山山頂へ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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広島駅から山陽線下り(岩国方面)へ約30分。
宮島への玄関口、宮島口で下車します。
宮島へのフェリー乗り場は駅を出て、地下道を歩いてすぐです。宮島口駅 駅
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宮島口駅前にある、穴子飯の有名店。
あなごめしうえの 宮島口本店 グルメ・レストラン
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宮島口駅には10時43分に到着、たくさんの観光客が同じ列車を降り、
真っ先にお店に直行して、同じ列車で来た人の中では一番にお店に到着しましたが、
すぐに私の後ろにお客さんが並びました。
混雑する時間帯を避けるために、宮島に渡る前のこの開店直後に近い時間帯にお店に行く人も多いようですが、それでも10時45分で既に店内は20分待ちでした。
夏休みに入る時期ではありますが、平日でもこういう状況でした。
お弁当なら待たずに購入できますので、お弁当にしました。 -
フェリー乗り場もすぐ近くです。
宮島口と宮島を結ぶ宮島航路は、宮島松大汽船とJR西日本宮島フェリーがあります。
今回は、JR西日本宮島フェリーを利用します。宮島フェリー 乗り物
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フェリーは通常15分間隔、多客期は10分間隔の運行ですので、時刻表を調べておかなくても大丈夫。
運賃は片道180円。JR西日本フェリーなら青春18きっぷでも乗船できます。
IC乗車券は、ICOCAとPASPY(広島電鉄系)は使えますが、Suicaなどその他のIC乗車券は使えません。
ついでに言うと、宮島島内は観光スポットと市街地が密集しており、狭い道で交通規制もあるので、レンタカーなど車で来る場合でも、車では渡らずに、宮島口側の駐車場に止めて徒歩で渡るのが良いかと思います。 -
JR西日本宮島フェリーの、日中(9時10分〜16時10分)の宮島口発の便は、厳島神社の大鳥居を正面に眺めることができる航路で向かいます。
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大野瀬戸を横切ります。
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大鳥居を眺められるのは、進行方向右側。
みんな写真を撮るために右側に集まります。 -
所要時間も運賃も、フェリー2社とも一緒です。
JR西日本フェリーだけ鳥居の方に接近します。 -
まもなく宮島の桟橋に到着。
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所要時間は10分。
あっという間ですね。 -
乗ってきたフェリー。
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宮島桟橋を右側に出たところ。平清盛像。
観光案内所は宮島桟橋にあります。
観光マップもあります。トイレ、コインロッカーもあります。平清盛像 名所・史跡
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ここで、さっき買ったあなごめしを食べます(^^)
到着したフェリーは、すぐに折り返していきました。
フェリー乗り場の近くですが、本当はこんな場所で食べるのは結構危険です(^-^; -
なぜなら鹿がいるから。
今回は鹿がいない間にさっと完食しましたが、
何か食べ物を食べていると、欲しがって寄ってきてしまいます。
(実は食べ終わった頃に、2頭の牡鹿にロックオンされた(^-^;)
奈良公園の鹿と比べると、人間との距離が少し大きいように思います。
奈良公園の鹿は観光客がおやつ(鹿せんべい)を与えることができますが、
宮島では観光客が食べ物を与えてはいけない事になっていますので、その違いでしょうか。
普通に歩いているだけでは、鹿に食べ物をねだられる事はないようです。
奈良よりおとなしい鹿です。 -
桟橋から厳島神社へは海岸沿いの道や、商店街を通る道などがありますが、
どちらも観光客が多く、賑わっています。
厳島神社に行く前に、五重塔と千畳閣に行きます。 -
階段を登ったところにある、1407年建立の五重塔(重文)。
五重塔 名所・史跡
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五重塔の隣にある豊国神社の千畳閣(重文)です。
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豊臣秀吉が、戦没将士を慰霊するために1587年に建立した大経堂です。
豊国神社(千畳閣) 名所・史跡
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その広さから千畳閣と呼ばれています。
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昇殿料100円。
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千畳閣から見る五重塔。
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厳島神社の屋根が見えます。
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2か所入口がありますが、階段を登っていくのがしんどいです(^-^;
夏は特に。 -
では、厳島神社に。
入る前に、大鳥居を眺めます。高さ16m。
潮が満ちて海の中に立っていますが、潮が引くと、鳥居の下まで歩いていくことができます。御笠浜 名所・史跡
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それでは厳島神社へ。
昇殿初穂料300円。 -
平清盛によって整えられた社殿は、現在6棟が国宝、14棟が重文に指定されています。
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千畳閣の屋根と五重塔が見えます。
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海の上の建物を廻廊がつないでいます。
厳島神社 寺・神社・教会
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本殿から見た大鳥居。
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とても人が多いので載せられる写真があまりありません。
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反橋(重文)。
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外に出て、西側から大鳥居。
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同じ場所から見た社殿。
西側出口の近くには、宝物館もあります。
桟橋から、ゆっくり千畳閣、厳島神社、宝物館を見て2時間というところでしょうか。 -
今回はここから、島の最高峰、標高535mの弥山(みせん)に登ります。
市街地の外れから、森の中の散策路のような道を歩いてロープウェー乗り場に向かいます。 -
途中にロープウェー乗り場を示す案内板がいくつか置いてあります。
きつい道ではないですが、荷物が多い方や体力に自信がない方は、ロープウェー乗り場行きの無料バスが利用できます。
無料バスは1時間に3本しかなく、島内はタクシーもほぼ使えない(そもそも3台しかない)状況なので、バス利用の場合は計画を立てておいた方が良いです。紅葉谷公園 公園・植物園
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赤い欄干のもみじ谷橋を渡ると、
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ロープウェー乗り場はもうすぐ。
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厳島神社の出口から、紅葉谷公園を通り、迷わず向かって12分歩きました。
乗り場にトイレがあります。 -
途中で乗り換え駅を挟んで、2回ロープウェーに乗ります。
まず、紅葉谷駅から、途中の榧谷(かやたに)駅まで乗ります。
1分間隔で客車がぐるぐるしている循環式で、次々にロープウェーが来ます。
1つの客車は最大で8人乗りですが、8人も乗ると相当窮屈でしょう。
天上も低いし、4人ぐらいが快適に乗れる限界ではないかと。宮島ロープウエー(広島観光開発) 乗り物
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往復で1800円。
片道券も1000円ありますが、まあ普通の観光客は往復券でしょうね。
登山で来る人は、片道利用もあり得ると思いますが、
思っていた以上に急峻な山で、素人では簡単には登れそうにない山です。 -
紅葉谷駅を出た直後。
最初はワクワクだったのですが・・・ -
高い(^-^;
そして怖い。
振り返った写真は、下りで載せますね。
安全とは言え、高所恐怖症の人は、覚悟しておいた方が良いかと。 -
紅葉谷駅から10分で、途中の乗り換え駅の榧谷(かやたに)駅に到着。
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ここから終点の獅子岩駅までは、2台のロープウェーが交互に走るタイプになります。
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さっきの循環式と違って、交走式と呼び、通常15分間隔で動きます。
ですので、タイミングによってはこの駅で少し待ちます。
30人乗りだそうですけど、座れるのは8人が限界かな。
椅子が少ないので、若い人は立ってないといけません。
まあそんなに混まないように、多客期には臨時便が運行されるようで、
この日も平日でしたが、臨時便の案内が放送されていました。 -
ここから獅子岩駅まで4分です。
客車内では宮島や弥山の案内放送があります。 -
獅子岩駅に着きました。
駅を出ると、すぐ左手に獅子岩展望台への階段があります。 -
右側を見ると見えるのが弥山の山頂。
あそこまで山歩きになります。
獅子岩展望台からも瀬戸内の景色は楽しめますので、
自信がない方は無理されない方が良いでしょう。
実際、ここから山頂までの往復は、7月の炎天下ではかなり大変でした。 -
登山道はしっかり整備されていますが、山歩きですので歩きやすい靴が必要です。
サンダルでは危険です。 -
平日の12時30分ごろ。
宮島に宿泊された方はもう下山する時間ですが、この時間からでもまだまだ登っているかたはいました。
半分以上が外国人でした。
広島は福岡と違って欧米系の外国人観光客の割合が多いですね。 -
人が結構歩いていますので、あまり迷う事はないかなと思います。
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一体は「弥山原始林」として天然記念物に指定されています。
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途中、休憩するベンチがありますが、自動販売機は中腹の弥山本堂までありません。
飲み物は、ロープウェーの駅までに購入しておかないといけません。 -
大きな岩がごろごろしています。
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途中で展望が開ける場所もあります。
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一応、麓からの登山ルートも3つほどあるようで、ネットでも紹介されていますが、
普段登山をされない方には、まあ難易度は高いかと思います。
ロープウェー使って、獅子岩駅から弥山山頂往復だけでもなかなかのボリューム。 -
距離的にはそんなでもないように見えるんですけどね。
麓からだと、普通の登山と違って、海抜0mからの登山になります。 -
弥山本堂に到着です。
階段を上った岩の向こう側に広場があります。
弥山本堂と、霊火堂を挟むように広場があり、本堂には多くの人が休憩しています。
ここまでで獅子岩駅から約20分とされています。
私は16分で来ましたが、本堂前で10分くらい休憩。すぐには動けませんでした。 -
弥山本堂には飲料の自動販売機がありますが、山岳料金ですし、
夏場は売り切れになる可能性もありそうです。弥山本堂 寺・神社・教会
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霊火堂は「消えずの火」が燃え続けています。
燃えている様子をちゃんと撮ってくれば良かったのに、燃えてるように見えない写真('A`)
撮影失敗です。霊火堂 寺・神社・教会
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霊火堂の右側に、山頂へ向かう階段があります。
ここから山頂へはさらに約10分とされています。 -
霊火堂の横の階段を登ったところにある三鬼堂(さんきどう)。
三鬼堂 寺・神社・教会
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まだしばらく上りの階段が続きます。
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山頂が近い雰囲気になってきます。
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2つのお堂、観音堂と文殊堂が並ぶ横を歩いていきます。
観音堂 文殊堂 寺・神社・教会
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この辺りからは北側に展望が開けます。
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さらに階段を登って・・・
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大きな岩が見えてきます。
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くぐり岩というアーチ状の岩をくぐって・・・
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南側に広がる絶景を横目に、巨岩の隙間を抜けると・・・
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ようやく弥山の山頂、弥山展望台に到着です。
弥山本堂から10分かかりました。 -
展望台の入り口。
トイレもあります。
多くの人が中でぐったりしています(^-^;弥山展望休憩所 名所・史跡
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展望台からは四方が開けています。
こちらは登ってきた南側。あの岩の隙間から上ってきました。弥山 自然・景勝地
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こちらは東側に見える、ロープウェーの獅子岩駅と、獅子岩展望台。
島は大奈佐美島というようです。 -
こちらは西側。もう一のピークが見えます。
さらにその向こうには本土の廿日市市大野の市街地も見えます。 -
こちらは北側。宮島の市街地と、対岸奥の方には広島市の市街地が臨めます。
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宮島の市街地をアップで。
手前の方に千畳閣、奥に宮島桟橋が見えます。 -
景色を楽しんで、呼吸も整ったら下ります。
弥山本堂まで降りてきたところ。
ロープウェー方面への下り口はこちら。 -
帰りは途中まで下りが続きますし、気分的にも楽です。
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途中で登山道との分岐があるので、そこだけ注意。
ちなみにパンフレットには、ここから紅葉谷公園まで下山は50分とありました。
ロープウェーから見下ろした景色は深々とした森林でしたので、私には無理です。 -
最後にロープウェーの駅に向かっての登り。
最後のひと踏ん張りです。 -
せっかくなので駅を通り越して、獅子岩展望台からの眺めも楽しみたいと思います。
登山と比べると、ちょっと階段を上るだけで楽です。 -
こちらからでも十分、瀬戸内の多島美が楽しめます。
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こうやって見るとやはり山頂が遠くに見えます。
獅子岩駅から弥山展望台までの登山は所要時間1時間とされていますが、
休憩時間をとらなければ最低1時間というところだと思います。
私は実際に淡々と1人で往復しましたが、山頂で10分休憩して往復70分かかっています。
体力が自信がある方でも往復1時間半の余裕を持っておきたいところです。獅子岩展望台 名所・史跡
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駅に戻ります。
駅は冷房が効いていて、暑い季節では人が滞ってしまうようです。 -
臨時便が出るとの事で、乗り場に急ぎます。
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榧谷駅に下る途中での景色。
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実は結構、登山で力尽きた状態でした。
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榧谷駅で乗り換え。
一緒の便で榧谷駅まで降りてきた人の行列ができていました。
おひとり様が連続で並んでいたため、ここは相席をお願いされました。 -
駅出たとたんに広がる、この急降下感。
怖い!
スピードはゆっくりなんですが。 -
怖いけど、絶景。
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降りてきて、登山で疲れたので帰りは無料バスを使おうかと思ったのですが、
残念ながらバスは出たばかり。
バスの人は、クチコミ通りあまりいい感じがしなかったので、頑張って歩いて帰ります。 -
帰りはなだらかな下りなのであっという間に市街地に。
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ここが市街地側の無料バス乗り場。
ここからロープウェー乗り場行きのバスが出ます。 -
厳島神社へ戻ると潮が引いていて、
大鳥居にところまで歩けるようになっていました。
私は以前の訪問の時に大鳥居まで降りたことがあるので、今回はパス。御笠浜 名所・史跡
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宮島桟橋に戻って来ました。
帰りはタイミングが合う方のフェリーにのれば良いですので、
乗船券は往復ではなく、行きと帰りそれぞれで片道券を買うのが良いと思います。
往復割引もないですし。宮島桟橋 乗り物
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フェリーに一番乗りして撮った船内の様子。
この後、宮島口からJRで広島へ戻り、原爆ドーム、平和記念資料館に行き、お好み焼きを食べて帰りました。
駆け足の日帰り広島・宮島旅行でしたが、やはりかなりタイトなスケジュールでした。
宮島観光で弥山山頂まで行くときは、広島市か宮島で一泊が必要だと感じました。
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