2016/10/20 - 2016/10/20
68位(同エリア225件中)
おそばさん
JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり(大洲編)」に乗車。
松山から伊予大洲。
予讃線の海回り区間の景色と食事を楽しみながら、
「愛ある伊予灘線」との愛称の通りの地域のおもてなしを頂きます。
観光列車ブームとも言えるほど、各社工夫を凝らした観光列車を各地で走らせていますが、
JR四国もすごかった。観光列車「伊予灘ものがたり(大洲編)」の乗車記録です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
愛媛県松山にやってきました。
JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」は1日2往復4便(※運転日注意)。
朝の便から(下りの)1号、(上りの)2号、3号・・・のように番号が附番されますが、
伊予灘ものがたりでは、大洲編、双海編、八幡浜編、道後編と地名が付けられています。
今回は、伊予灘ものがたり大洲編に乗ります。松山駅 (愛媛県) 駅
-
この列車、全席グリーン車指定席になります。
乗車券のほかに、普通車グリーン料金が必要です。
そして、伊予灘ものがたりの特色の1つでもある食事の、お食事券はさらに別途料金です。
(※食事は必須ではありません、乗車だけでも可能です)
途中駅があるので、一部区間だけの乗車もできますが、お食事をする場合は、始発駅から終着駅までの乗車が必須など、細かいルールがあります。
詳しくは公式サイトをご覧になってください。 -
予約は全国のみどりの窓口や旅行会社で1か月前からできますが、
毎日運転する訳ではない上に、1便あたり50席しかありません。
(※さらに言うと一人旅に適した海側席は14席しかありません!)
土日祝の便は全便満席になってしまう事も多く、
また旅行会社がツアー企画に組み込むため平日でも便によっては満席になります。 -
JR四国以外のみどりの窓口で予約する場合、例えば首都圏あたりの駅員さんでは、
「お食事予約券」の存在を知らない事もあると思われますので、
座席の予約だけでなく、食事をする場合はお食事券の予約の希望も必ず伝えましょう。
ちなみに、お食事予約券は乗車の4日前までに予約が必要です。
個人で手配する場合は、しっかり計画が必要となります。 -
一方で楽なのが旅行会社のツアーの利用。
『人気列車「伊予灘ものがたり」に乗る大洲・道後2日間』などですね。
席の手配は旅行会社がやってくれます。
ただ今回ご一緒したツアーの団体さんは、くじ引きで席を決めていました。
どうしても海側の席に座りたい、という要望などがあれば、何か手を打った方が良いかもですね。 -
私が乗車したのは、平日の大洲編。朝の最初の下りの便です。
これは、4便の中でいちばん満席にはなりにくいと思われる便なのですが、
予約開始の数日後にはすでに団体客である程度の予約がされている様子でした。 -
私は一人旅でしたので、海側の席が空いているかを確認して予約しました。
「海側席」と「山側席」があり、
海を眺めるように配置された海側席は一人旅に向いていて、
山側席はすべて向かい合う席なので2人組の旅行に向いています。
山側席で知らない人と向かい合って食事をしながら、は流石に気まずいです(^-^; -
乗車口には、マットが敷かれていました。
乗車します。 -
車内にあった座席表と時刻表。
海側を向いた席は1両に7席、2両合わせて14席しかありません。 -
みきゃんのぬいぐるみ。
-
これが山側席です。
2人での旅行には良さそうです。 -
こちらが海側席。
こう見えても、意外と座ったら隣の人は気になりませんでした。
眼前の景色を満喫できる席です。
一人旅の場合は、絶対こちらがおすすめ。 -
車内の細かいインテリアにも季節感がありました。
-
ここが、私の席です。
クッションもあって座り心地も良かった。 -
座ったらこんな感じに。
そして、いよいよ松山駅を発車します。
駅員さんや整備士さんなどがホームで手を振って見送ってくれます。 -
テーブルにメニューが置いてあります。
-
松山駅を出ると車内検札があって、間もなくお食事タイム。
お食事券を確認、回収されて、朝食が運ばれてきました(*‘∀‘)
メニュー表はすごいボリュームですが、
この皿に全部料理は乗っています(^-^;
これにあとコーヒーが付きます。 -
松山を出てしばらくは内陸部を走ります。
食事中のため写真は撮影しませんでしたが、
市坪駅付近では、「坊っちゃんスタジアム」、
伊予市駅付近では、鰹節工場の「ヤマキ」「マルトモ」の車窓案内がありました。
写真は、向井原駅付近。
ここから予讃線は内陸を内子方面に向かう路線と、海側へ長浜方面に向かう路線に分岐します。
こういうのもちゃんと案内放送してくれます。 -
砥部焼に注がれた食後のコーヒーを飲んでいると・・・
-
車窓には伊予灘が広がってきました。
-
薄い雲がかかっているのが残念ではありました。
-
高野川駅付近から、伊予長浜駅を過ぎて肱川の河口まで、
ずっと伊予灘沿いを列車は走っていきます。 -
今は合併して伊予市になりましたが、
旧・双海(ふたみ)町の中心部、上灘の集落が見えてきました。 -
そして間もなく伊予上灘駅。
扉は開きませんが時々こうやって運転停車があります。伊予上灘駅 駅
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改札口で手を振ってくださる方がいました。
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ここのほかにも、いろんなところで、たくさんの園児たちや沿線住民の方が、
こちらに手を振ってくれていますので、こちらも手を振ってお応えします。 -
そして列車は唯一の途中駅、下灘駅に到着しました。
ここで8分停車するので、下車して写真撮影タイムとなります。 -
海のそばの、絵になる駅です。
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何度も青春18きっぷのポスターになっている事でも有名な駅ですね。
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晴れてたら、空が青かったらもっと良かったと思いますね。
伊予灘ものがたり グルメ・レストラン
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民家が少しあるだけで、駅前に商店などは何にもありません。
駅ノートとトイレがあります。 -
駅にはこんな台車がありましたww
下灘駅 駅
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下灘駅を出発します。
少し進むと、下灘漁港と集落があります。
駅は集落の外れの方にありました。 -
次の串駅を過ぎると、列車は歩くスピードまで減速します。
-
ここは鉄橋が海岸線をまたいでいて、真下に海が見えるスポットを通過します。
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道路も海の上を橋で渡っています。
国道378号は「夕やけこやけライン」との愛称があります。 -
夕焼けはきれいに見えそうですね。
伊予灘ものがたり道後編では、季節によっては夕景が見えるようです。 -
次の喜多灘駅でも扉は開きませんが停車します。
-
喜多灘駅には、大洲市と伊予市の市境があって、ホームに線が引いてありました。
-
この看板はJR四国のアテンダントさんの手作り。
大洲市は、るり姫、伊予白滝駅付近にある滝、猫島でもある青島、
伊予市は、五色姫と夕景の絵になっていますね。喜多灘駅 駅
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校内に水族館のある愛媛県立長浜高校に近い、伊予長浜駅付近まで海沿いが続きますが、
-
伊予長浜駅を過ぎると海から離れ、
内陸に肱川沿いを遡上していきます。
肱川の河口のところでは赤い長浜大橋が見えました。 -
このあたりで、車内ではグッズやお土産販売があります。
-
雰囲気が、球磨川沿いに入っていく肥薩線に似ている気がしました。
最初のところだけ。 -
観光列車の定番、フォトサービスもあります。
一人旅でもせっかくなので恥ずかしがらずに(^-^; -
大洲市からのお土産もあって、
観光マップ、飲食店のクーポン、さといもカレーなどが入っていました。 -
球磨川と違って、河川敷が広く、穏やかな流れですね。
-
五郎駅やその近くでは沿線の方が多く手を振ってくださいます。
こういう、お手製の看板もありました。五郎駅 駅
-
まもなく列車は大洲編の終着駅の伊予大洲へ。
アテンダントさんが、一人ひとりに「今日はいかがでしたか」とお声かけしてくれます。
そして私は、JR四国のバースデーきっぷでの乗車でしたので、
更なるサプライズまで(検札の時にバースデーきっぷ利用であるのをチェックしてある)。
予想を上回るおもてなしを用意してあります。
JR四国は頑張ってるな~というのが伝わってきました。 -
伊予大洲では、地元のパンやラーメンの販売がありました。
伊予大洲駅 駅
-
伊予大洲駅に停車中の伊予灘ものがたり。
この後、今度は上り松山行きの双海編になります。 -
大洲編を利用した場合は、時間的にもここから大洲観光ができそうです。
大洲城や、赤煉瓦館、城下町の街並みなどが名所になっています。
伊予灘ものがたりの到着に合わせた、市内の循環バスの案内もありました。
(私はすぐ松山に引き返して、その後高知まで行きました) -
松山までの戻りは、アンパンマンのラッピング列車。
-
伊予灘ものがたりは、海沿いの愛ある伊予灘線を2時間かけて走りましたが、
特急宇和海は、大洲から内子経由で松山まで、43分で走ります。
松山に来たので、
松山城や道後温泉にも行きたいところですが、今回はこれから高知へ向かいます。
予土線経由でも良いのですが、
予土線は行ったことがあるし、今回はバースデイきっぷなので、
グリーン車を利用するために松山、丸亀と経由して特急列車で大回りします。 -
長時間乗車になる前に、駅前で一服とお土産タイム。
駅前には、道後温泉方面行きの路面電車乗り場もすぐ近く。 -
いよてつバスもみかん色。
-
松山駅の改札。
ちょっと見切れる位置ですが、
改札内にはお弁当屋さんがあります。 -
お弁当屋さんで松山鮨を買いました。
じゃこ天とタルトは、松山駅を出て右手側にあるお土産店で買いました。 -
松山鮨。
見た目よりご飯が多くボリュームありました。 -
列車を待つ間に食べようと思いましたが、
朝食をしっかり食べたので、蓋をしてあとで列車内で食べました。 -
高縄半島をぐるっと半周しますので、波方あたりまで瀬戸内海が見えます。
特急しおかぜで丸亀まで乗り、丸亀から特急南風に乗り換えて高知を目指します。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- satobuさん 2016/10/26 12:48:45
- 初めまして。
- おそばさま
先日は、わたしの旅行記を見に来てくれてありがとうございました。
おそばさんも、伊予灘ものがたり、乗られたんですね〜♪
わたしも、また、乗りたくなりました〜^^
凄い丁寧に細かく書いてくれていて、情報満載で、アッパレです^^
次は高知に向かったんですね。
楽しみにしています。
ありがとうございました。
satobu
- おそばさん からの返信 2016/10/27 23:31:16
- RE: 初めまして。
- satobuさん、メッセージをいただきありがとうございます。
旅行の計画の時の事は、すっかり忘れていましたが、
今思えばsatobuさんの旅行記を拝見したことが、
今回伊予灘ものがたりにを体験する事になったきっかけの1つだったかもしれません。
私は大洲編だけでしたが、道後編のデザートも良さそうですね。
今回の私の旅は、駆け足の四国めぐりになってしまいましたが、
またいつか、今度は内子や大洲、松山の観光を合わせて、
伊予灘ものがたりに乗りに来たいなと思いましたね。
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