２０１６台湾・高雄へ節約一人旅

2016/07/12 - 2016/07/14

安い航空券がとれたので台湾、高雄に行きました。台北以外の町は初めてです。暑さは覚悟の上で高雄２泊３日の旅に出発しました。安い航空券の宿命でしょうか深夜２３時３０分に高雄空港に到着、帰国便も２１時２０分に成田空港着で自宅には深夜１２時につきました。暑かったけれど安く行けたので満足しています。使ったお金は下記の通りです。１元3.4円で計算しました。

航空券 14,750円
宿泊費２泊 8,326円
成田までの交通費 2,288円
飲食費 2,040円
ＭＲＴ 918円
フェリー往復 170円
タクシー 1,530円
お土産 2,788円
合 計 32,810円

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

自宅のある駅からＪＲを利用しました。２時間３０分前に成田第２ターミナル駅に到着して、成田第３ターミナルまで歩きます。ターミナルビルの外にある赤青のゴム舗装路を２０分くらい歩きます。ところどころにあと何メートルという図があります。狭くて前をスーツケースを転がしているゆっくり歩いている人がいるとイライラします。追い越しは危ないので時間にはゆとりを持って来たいです。

わかりやすいです。外なので雨天の時はちょっと厳しいかもしれません。ターミナル駅からバスもあるようです。５キロのデイパックを背負って歩きます。

バニラエアJW125便、成田20:25発、高雄23:30着です。

今回は預ける荷物がなく機内持ち込み荷物だけです。並ばずにチェックイン機で搭乗券が簡単に出ます。バニラエアの職員がやってくれました。いるのは予約番号とパスポートだけ。機内持ち込み荷物は１０キロまでということですが計りませんでした。右の国際線方向３０ｍでセキュリティチェックがあります。出国審査はどうなっていたか忘れました。とにかくすいていました。

出国審査、セキュリティチェックも無事に終わり１５０Ｂゲートで搭乗時間まで待ちます。搭乗の放送があったらガラス張りのゲートで搭乗券をチェックして階段を降ります。

階段を降りたらバスが待っていました。運が悪いと座れません。

ほぼ満席で立っている人もいます。中国語しか聞こえません。緑色のパスポートを持っている人が多かったです。けっこうな時間がかかって飛行機のそばまで行きます。

ＬＣＣならではのタラップ搭乗。すっかり暗くなりました。階段には小さな発光ダイオードがたくさん付いていて安全に配慮しています。

ほぼ満席です。バニラエアのＣＡの制服はＬＣＣらしく派手です。ＣＡは離着陸の注意事項や非常時の説明、機内食、免税品の販売等の仕事は的確にこなしていました。

高雄空港到着ロビーに２３時２５分に出てきました。到着予定時間が２３時３０分ですから早いです。気ままな一人旅の私を出迎える人はもちろんいません。深夜でもかなり迎えに来ていました、深夜だからかー。

写真のＡＴＭで外貨引き出しができませんでした。次の日に台湾銀行のＡＴＭでやったら簡単にできました。ＭＲＴの終電の時間が気になってました。

前回台北に行ったときの台湾ドルが残っていたので美麗島駅までＭＲＴに乗って行くことにします。４年前の台北で買った遊遊カードがそのまま使えました。日本語の車内アナウンスがありました。快適です。

２０分くらいで美麗島駅に着きました。改札を出たところのホールはきれいです。世界で最も美しい地下鉄駅ランキングの２位だそうです。カメラのレンズが超広角でないと全景が入りません。

１番出口を出たところを振り返った写真です。内部もきれいですが外も独創的なデザインの駅です。ホテルまでの道をグーグルマップのストリートビューで確認しておいたので迷わずに行けました。熱気がむっとしてきます。

広い歩道、誰もいません。１０分くらい歩きホテルに到着、フロントでパスポートを見せるとバウチャーを忘れても簡単にチェックインができました。海外旅行はいつもAgodaで予約しています。

部屋は６階でした。まあまあの広さです。バスタブもあります。

窓が開きました。二重窓です。フロントで六合夜市が徒歩５分で行けると聞いたので行って見ます。１２時を過ぎています。

わかりやすいです。車道を車通行禁止にして屋台がたくさん出ています。バイクはたくさん通ります。

有名なパパイヤミルクの店かな。

飲んでみました、冷たくておいしい。

時間が遅いせいか屋台の活気はあまり感じません。ローカルな感じです。まったりできます。

次の日はホテルの朝食をパスして興隆居で湯包と豆漿を買ってきました。ホテルで無料自転車をかりて５分くらいでした。道路が広く空いていたので走りやすかったです。

朝６時３０分ですが店の前に行列ができていました。外で肉まんをどんどん蒸していてアジアーという感じです。

レジ袋を自転車ハンドルにぶら下げてホテルに帰り。部屋でいただきます。湯包はおいしかったです。豆漿には油條、卵、ネギ、ザーサイ、キクラゲ、ラー油が入っていては辛かったです。６５元

ひと休みして出かけます。美麗島駅からＭＲＴオレンジラインで西子湾駅に１０分くらいでつきました。便利です。

フェリーで旗津へ行くつもりでしたが道に迷ってしまいました。軽トラのお兄さんに地図を見せて道を聞いたら乗せて連れて行ってくれました。親切ですねー、旅先でこんなことがあると高雄が好きになります。着いた鼓山輪渡站、きれいなビルです。フェリーは遊遊カードが使えました。２５元。乗客が右、バイクは左で並びます。

港町らしい眺めです。水がきれいです。船を待つ時間にテンションが上がります。

きれいなラインの人道橋です。後で調べたら魚の骨のデザインみたいです。なるほど。観光客が写真を撮っています。

船が入ってきまました。横のステップが降りるとスクーターが次々に走りで行きます。隣の出口からは人が出ます。

２階はエアコンが効いていて快適です。後ろはこんな感じです。日本人は誰もいないようです。１階はバイクの人でいっぱいです。

１０分間の船旅です。途中で向こうから来るフェリーとすれ違います。海の真ん中でサービスなのか一回りします。灯台が見えます。今回の旅の一番よかった時間です。

旗津輪渡站に着きました。国境の検問所のような威厳のある建物です。古い物ではありません。レトロなデザインで台北の総督府の建物を思い出しました。２階はカフェがあるようです。

船から下りると土産物店やタクシー、レンタル自転車店などいろいろあって観光地です。とにかく暑くて直射日光が強烈です。灯台まで歩きます。

１０分くらいで山道の入口につきます。左の旗後砲台に向かって歩きます。暑さでかなりバテています。

休みながら緩やかな坂を登ります。

左手に小さなベンチがあり海水浴場が見えます。

１０分くらい歩いて旗後砲台に着きました。

さらに登りました。

暑くて説明を読む気持ちになりません。

水を飲んで来た道を下ります。入口を今度は右に行きます。登りがつらく休んでいると若者に抜かれます。とうとう旗後灯塔に着きました。灯台の内部は資料が展示されています。

台湾の国旗です。

船で来た海が下に見えます。大きなコンテナ船がゆっくり入ってくるのが見えました。ここでしばらく休憩をして、また暑いのを我慢して旗津輪渡站まで歩きます。フェリーに乗ってタクシーで西子湾駅から美麗島まで行きます。

美麗島駅１番出口から徒歩３０秒の大園環という食堂で昼ご飯です。

肉ご飯と蛤鶏肉スープ８０元。安い早いうまい。暑い。この後ホテルで昼寝しました。

夕方６時、昼寝して元気になったので自由黄昏市場へ行きます。ＭＲＴをおりて歩きます。

屋根のある大きな市場です。床は掃除がされていてきれいです。旅行をすると必ず市場へ行きます。珍しいものがたくさんあります。初めて黒木耳（きくらげ）のジュースを飲みました。

野菜、果物、肉、魚、洋服、雑貨何でもあります。

この東坡肉は、とても大きくてつやつやでおいしそうでした。豆腐くらいの大きさがあります。

お土産にドライフルーツを買いました。

タクシーで龍虎塔へ行って見ました。きれいです。昼間は暑くて大変ですが涼しくなっています。池の周りはサイクリングコースになっていてサイクリングウェアーを着た人が集まっていました。

美麗島駅の近くの聡明鴨肉というお店に入りました。新しいきれいな店です。

２種類のサラダと鴨肉ご飯、スープ付きセット１１０元。鴨はアヒルのことみたいです。おいしかったです。

最終日は昨日と同じ西子湾駅の前、鉄道故事館へ。旧高雄駅が展示になっていて、外はヤードです。蒸気機関車、ディーゼル機関車、客車、貨車等が広大な敷地に置いてあります。

オレンジが鮮やかなディーゼル機関車は日本のＤＤ５１と似てませんか。

日本の９６００形ですか。カウキャッチャー（排障器）がついています。展示が野外なので痛んでいるようです。

ホテルに戻りシャワーを浴びてチェックアウトして、三多商圏駅の大遠百デパートへ。１１階のフードコートで周氏蝦捲の蝦捲き、肉ご飯、杏仁豆腐をいただきます。蝦捲は外がぱりぱり中がもっちりでおいしかったです。１４５元ちょっと高いです。さすがはデパートです。

１７階の書店はとてもきれいで雑貨もあって楽しかったです。地下の食品売り場で羅宋パンを買いました。帰国してから食べましたがおいしかったです。形と大きさで買いました。６０元

帰りはチェックインに１０分くらい並びました。出国審査、セキュリティチェックも無事通過してゲートで待ちます。

帰りの搭乗はバスでなくボーディング・ブリッジでした。

早めに来たので時間があって１時間くらいぶらぶらします。

やっと機内へ、１時間ほどして「３０分後に雨雲があり揺れる」というアナウンスがあり、すこし揺れが続きました。どのくらい大きく揺れるのか、いつまで続くのか不安でした。幸いすぐにベルトサインが消えました。成田は雨でタラップを降りるとビニールの通路を通り階段を昇ってターミナルまで歩きました。

入国審査では人がたくさんいましたが日本人の窓口はすいていてすぐに通過できました。荷物を預けていないのですぐに第３ターミナルから歩いて成田第２ターミナル駅へいきます。

１０時１９分発の快速に乗りました。車内は空いています。１２時前に自宅に到着できました。自宅発自宅着で２泊３日５６時間の一人旅でした。