５月中旬　青もみじの東福寺とアサヒビール大山崎山荘美術館

2016/05/13 - 2016/05/13

【今回行ったスポット】
・東福寺
・壹錢洋食（京都タカシマヤ店）
・アサヒビール大山崎山荘美術館
・宝積寺（宝寺）
・中村藤吉JR京都駅店
・ジェイアール京都伊勢丹美術館「えき」

今から15年くらい前に老母を連れて秋の東福寺に行きました。
その頃から紅葉の美しさは関西では人気でしたが、
JR東海のＣＭですっかり有名になり、
今では外国人にも知られるようになりました。
混雑がひどくてもう紅葉の時期には行けません。
そこで、青もみじを見に行きました。
また、アサヒビール大山崎山荘美術館が20周年を迎え、特別展が開かれていました。
こちらでも素晴らしい青もみじを楽しんできました。

写真は東福寺本坊庭園の北庭の妙・小市松の庭園です。
すべてが苔に覆われていませんでしたが、それでもこんもりとした美しさは和の美でした。

エリア 京都駅周辺(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

1997年のJR東海の「そうだ、京都行こうキャンペーン」のＣＭで、
東福寺通天橋からの紅葉が流れました。
それまでは京都の人気スポット祇園界隈、
嵐山などからは離れていたのであまり混雑していませんでした。
しかし、年々混雑がひどくなって紅葉シーズンは周辺の渋滞もひどいです。

今回は電車で訪問しました。

東福寺 寺・神社・教会

地元高槻市から移動して東福寺の最寄駅に到着しました。
なお、東福寺周辺は道が狭くて紅葉シーズンは渋滞がひどいです。
バスでの移動も渋滞に巻き込まれるのでお勧めしません。
ＪＲか京阪電鉄の東福寺駅から徒歩での移動をお勧めします。

高槻市駅
↓阪急京都線
河原町駅
↓徒歩５分
祇園四条駅
↓京阪本線
東福寺駅

東福寺塔頭の一華院に到着しました。

東福寺搭頭 一華院 寺・神社・教会

残念ながら拝観はできませんでした。
秋はお茶席などもあって拝観できるようです。

東福寺搭頭 一華院 寺・神社・教会

こちらは「依稀松の庭」が素晴らしいそうです。
依稀松（いきまつ）と読むそうです。

東福寺搭頭 一華院 寺・神社・教会

しんとして誰もいませんでした。

東福寺搭頭 一華院 寺・神社・教会

さて、一華院からもう少し歩くと臥雲橋に到着しました。
駐車禁止や禁煙の看板、車止めもありました。
注意事項が書かれた看板があります。
やはり、車で来てこの辺りで路上駐車する人が多いんでしょう。
写真を撮るとこういう看板が入るのが残念です。

東福寺 寺・神社・教会

木造建築が多い日本では、火事が１番怖いですからね。
また、犬の散歩をさせてふんの始末をしない人も多いから、
こういう看板が増えていくんでしょう。

東福寺 寺・神社・教会

さて、臥雲橋から下をのぞくと緑が美しく、小川が流れていました。

東福寺 寺・神社・教会

こちらは臥雲橋から見た通天橋です。
今はだれもいませんが、紅葉の季節は臥雲橋から押すな押すなの混雑です。

東福寺 寺・神社・教会

さて、入口の日下門へと向かいます。
写真には入れていませんが、両側には「駐車禁止」の看板があります。
この辺りで駐車する人が多いのでしょう。
緑が美しくて気持ち良いなぁ。

東福寺 寺・神社・教会

さて、東福寺に到着しました。

東福寺 寺・神社・教会

東福寺は禅堂、本堂、通天橋、方丈庭園と別々に料金がかかります。
セット料金で割引などはないです。紅葉の季節はあるのかな？

東福寺 寺・神社・教会

こちらは、国宝の三門です。室町時代の建築なんだそうです。
ゴールデンウィークなどは一般公開されているそうです。

東福寺 寺・神社・教会

さて、まずは方丈庭園を見学しましょう。
紅葉時期の写真が案内板にありました。

東福寺 寺・神社・教会

入場料400円を支払って靴を脱いで見学します。

東福寺 寺・神社・教会

パンフレットをいただきました。

東福寺 寺・神社・教会

渡り廊下へと向かいます。

東福寺 寺・神社・教会

横を向くと東庭です。ちょうど影と日差しが良いコントラストを作っています。

東福寺 寺・神社・教会

こちらは北斗七星を表しているそうです。
白砂の模様が美しく、しんとした静かな空間を感じます。

東福寺 寺・神社・教会

さて、南庭に移動して、広縁にゆっくりと座って見物します。
南庭の構造については下記をご覧ください。
http://www.tofukuji.jp/temple_map/hojo_overview.html

手前の白砂は八海、岩は左から瀛洲、蓬莱、壺梁、方丈のみたてです。
白砂の模様がまるでしずくを垂らした時の水紋のようです。
この日は暑い日でしたが、一陣の風が吹いたように感じました。
この辺り、外国人も何人かいましたが理解できているかな？

東福寺 寺・神社・教会

京都五山を表しています。

東福寺 寺・神社・教会

恩寵門

東福寺 寺・神社・教会

通天台という見晴らし台があります。
そこからは向こうに通天橋が見えます。やはり、ほとんど人がいません。

東福寺 寺・神社・教会

通天台にも、もみじがたくさんありました。

東福寺 寺・神社・教会

ここからも通天橋がよく見えます。

東福寺 寺・神社・教会

方丈の小部屋に丸窓がありました。
こういう窓って好きです。

東福寺 寺・神社・教会

さて、旅行記の表紙にもした北庭の小市松にきました。
ちょっと時期が悪かったせいか全面的にきれいに苔は生えていませんでした。
しかし、この庭を見ているとエッシャーを思い出しました。
この角度で見ると、左→右へと時間と変化の流れを感じます。
和と洋を問わず、人間の考えにはあまり差がないのかもしれません。

東福寺 寺・神社・教会

影になっているところはこんもりと苔が茂っていました。
美しいなぁ。

東福寺 寺・神社・教会

季節によっては奥にツツジが咲いており、ツツジのピンクと苔の緑が楽しめます。
この辺りも空いていましたが、紅葉シーズンは混雑していることでしょう。

東福寺 寺・神社・教会

さて、もう一度南庭を見て方丈庭園を後にします。
強い雨の日などは手入れが大変でしょうね。

東福寺 寺・神社・教会

さて、そろそろ通天橋を渡ってみましょう。
通天橋渡るのと開山堂の見学で400円です。受付はこの写真では左手にあります。

東福寺 寺・神社・教会

そろそろ、通天橋を渡ってみましょう。

東福寺 寺・神社・教会

チケットはやはり紅葉シーズンの通天橋ですね。
今となってはこの写真を撮るのは不可能です…。
以前、テレビで紅葉シーズンの東福寺を一般の人が訪問するのを映していました。
紅葉シーズンは8:30から拝観時間なんだそうですが、
１〜２時間前から並んで開門と同時に通天橋に走るそうです。

東福寺 寺・神社・教会

通天橋を渡る前に周囲を散策しました。
青もみじが美しいです。
紅葉シーズンはこの辺りはすべて紅葉します。

東福寺 寺・神社・教会

その昔、老母と東福寺に紅葉を見に行ったことを思い出しました。
最近は誘っても混雑を理由に行かなくなりました…。

東福寺 寺・神社・教会

通天橋もこんなにガラガラ。
紅葉のシーズンは通勤ラッシュ並みなんですけどね。

東福寺 寺・神社・教会

橋の下をのぞくと緑が美しい

東福寺 寺・神社・教会

静かな景色です。

東福寺 寺・神社・教会

通天橋からさきほど見学した方丈庭園の通天台が見えます。

東福寺 寺・神社・教会

さて、通天橋の中央まできました。紅葉の季節に来たかったな。

東福寺 寺・神社・教会

ここが、CMなどで見る景色ですね。
真っ赤に染まるのでしょう。でも、青もみじもきれいです。

東福寺 寺・神社・教会

紅葉シーズンは大混雑で渋滞していますが、通天橋が人間ならどう思うんでしょう？

東福寺 寺・神社・教会

向こうには臥雲橋が見えます。

東福寺 寺・神社・教会

前を見ても後ろを振り返っても誰もいません。
時折、人が通る時もありますが静かな空間を楽しめます。

東福寺 寺・神社・教会

誰もいない東福寺を楽しむなら青もみじの季節がおすすめです。

東福寺 寺・神社・教会

下を見ると小川が流れています。水がきらきらしてきれいです。

東福寺 寺・神社・教会

通天橋はすごく高い場所にあるんですよ。
建築技術がすごいなぁ。

東福寺 寺・神社・教会

さて、橋を渡り切ったところで美しい苔がありました。
後でみる小市松の西庭といい、日本人ほど苔が好きな国民はいないかもしれません。
外国人が来日して、「モスバーガー」を見たとき、「苔バーガー?!」とびっくりしたそうです。
日本人って他国の人から見ると少し変わっているのかもしれません。

東福寺 寺・神社・教会

木漏れ日が苔に映えてまるで、印象派のような色合いです。

東福寺 寺・神社・教会

開山堂へ向かう途中に真っ赤に色づいた紅葉の木がありました。
気が早いですね〜。

東福寺 寺・神社・教会

さて、開山堂へ到着しました。
庭園が美しいです。こちらも人が少ないです。

東福寺 寺・神社・教会

方丈庭園とはまた違った庭ですね。

東福寺 寺・神社・教会

こちらも白砂がありました。
片側が緑や水、反対側が白砂と対照的です。

東福寺 寺・神社・教会

ゆっくりと開山堂へと歩いていきます。

東福寺 寺・神社・教会

上がって見学はこの時期はできませんでした。
板戸に二匹の鹿が描かれています。

東福寺 寺・神社・教会

こちらでも縁側に腰かけてゆっくりと見学します。
白砂がまるで海のように見えます。

東福寺 寺・神社・教会

こちらの白砂は模様が変わっているなぁ。
まるで白い敷石のようです。

東福寺 寺・神社・教会

開山堂の床の敷石は趣があってよいです。

東福寺 寺・神社・教会

開山堂は花は少なかったのですが、少し咲いていました。

東福寺 寺・神社・教会

ここも紅葉シーズンは混雑しているのかな？
でも、団体ツアーだとここまでくる時間はないかもしれません。

東福寺 寺・神社・教会

この回廊も素敵でした。

東福寺 寺・神社・教会

気の早い一番紅葉に別れを告げます。

東福寺 寺・神社・教会

さて、東福寺内の愛染堂には、愛染明王が祭られています。

東福寺 寺・神社・教会

この辺りも青もみじが美しです。
これは寄生植物のヤドリギでしょうか？

東福寺 寺・神社・教会

これは何の実なのかな？サクランボなのかな？

東福寺 寺・神社・教会

愛染堂の周りにもモミジが多いです。

東福寺 寺・神社・教会

葉っぱをみると桜のようなんですけど…。

東福寺 寺・神社・教会

合間から通天橋が見えます。

東福寺 寺・神社・教会

この辺りも秋には紅葉して真っ赤に染まるのでしょう。

東福寺 寺・神社・教会

また、機会があれば紅葉シーズンに行ってみようかな。

東福寺 寺・神社・教会

日ごろはインドア派なので美しい庭園を歩くのが好きです。

東福寺 寺・神社・教会

秋になったらきれいなんだろうな。

東福寺 寺・神社・教会

緑をいっぱいみて気持ち良かったです。
でも、これ以上季節が進むと暑くなるので、私は京都へ行くのは無理です。

東福寺 寺・神社・教会

少しですが観光客がいました。半島か大陸の人でしょう。

さて、次はアサヒビール大山崎山荘美術館へ向かいます。
その前に昼ご飯を軽く食べたいな。
この辺りはあまりお店が多くないので、四条河原町へ移動します。

東福寺 寺・神社・教会

東福寺駅
↓京阪本線
祇園四条駅
　
京都タカシマヤの地下に行きました。
１人なのでさっと食べて移動したかったからです。

壹錢洋食のお店があったので、イートインスペースで食べることにしました。
暑い日だったので、まずは冷た〜いビールを頂きました♪

壹銭洋食 グルメ・レストラン

こちらが壹錢洋食です。
甘辛いソースがかかっており、牛スジとこんにゃくが甘辛く煮込んであります。
これ１枚では少し少ないです。軽いおやつ感覚ですね。

生ビール：550円（税込）と壹錢洋食：680円（税込）で1230円でした♪

壹銭洋食 グルメ・レストラン

さて、アサヒビール大山崎山荘美術館へ向かいましょう。
阪急電車と無料送迎バスで移動します。

京都河原町駅
↓阪急京都線
大山崎駅

阪急大山崎駅とJR山崎駅からは無料送迎バスが出ています。
かなり坂がきついので無料送迎バスの利用をお勧めします。
本数が少ないので事前に確認しておきましょう。
なお、美術館には駐車場はありません。

行きは無料送迎バスでこのトンネル「琅玕洞」をくぐります。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

送迎バスを降りると緑の木立の門がありました。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

アサヒビール大山崎山荘美術館

この山荘は関西の実業家・加賀正太郎が大正時代に山荘（別荘）として建てました。加賀正太郎はニッカウヰスキーの創業にも参画しました。
その後、アサヒビールの初代社長・山本爲三郎がこの山荘の持ち主になりました。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

どんどん老朽化が進み、バブル時期には山荘を取り壊し、
大規模マンションを建てる計画があったそうです。
しかし、地元住民の意向や有志、京都府や大山崎町の意向によってアサヒビールが山荘は美術館として再出発することになりました。
もし建てていたら、バブル崩壊後はこんな坂道の上にマンションを建てても、
値段はかなり暴落していたでしょうね。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

こんな建築物、一度壊したらもう建てられないですよ。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

あぁ、照明まで素晴らしい。
何回か、この美術館には来たことがあるんですよ。
いつも５月頃に来るのですが秋にも行ってみようかな。

こちらの美術館の中心は、山本爲三郎（ためさぶろう）コレクションです。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

なお、内部の撮影は禁止です。
下記のリンクから建物内の写真へと飛びます。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/design/#point1

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

１階の池の前
素晴らしい建物なのが分かるでしょう。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

さて、２回に上ってみました。
池をのぞいてみました。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

左側にあるのは山手館です。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

あちらに見えるのは栖霞楼（物見塔）です。

大山崎山荘栖霞楼 名所・史跡

説明板がテラスにありました。

大山崎山荘栖霞楼 名所・史跡

さて、２階も山小屋風の建物の雰囲気を楽しみます。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

２階のテラスから見た景色です。
向こうに見える三重塔は宝積寺（宝寺）です。
手前に見えるのは美術館の地中館への通路です。

宝積寺(宝寺) 寺・神社・教会

すでに先に地中館の美術品は見学しました。
20周年の展覧会だったので素晴らしい作品が出品されていました。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

２階のカフェはケーキとお茶、ビールが楽しめます。
もちろん、ビールはアサヒビールです。

店内の席も素敵ですが、テラスにも席があります。

この中でお茶を飲んだこともあります。
コーヒーがおいしかったですよ。

バーナード・リーチ：「鉄絵組タイル」
アサヒビール大森工場［東京、2002年閉鎖］竣工時の記念として制作されました。
工場の入口を長きにわたり飾っていた作品です。
陶板の一面には、ビール工場にちなみホップの絵も描かれています。

大森工場で働いていた人は懐かしいでしょうね。

テラスからは素晴らしい景色が見えます。

男山 自然・景勝地

あの山は男山といって八幡市になります。

男山 自然・景勝地

さて、展覧会も満喫しました。次は庭園を散策しましょう。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

あちこちにレトロな雰囲気が残っています。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

京都の中心地から離れた場所に大正時代にこんなに素敵な空間が作られたなんて！

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

庭園は洋風の部分と和風の庭園がうまく融合しています。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

季節によって様々な花が咲きます。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

ウサギの彫刻がありました。月を捕まえるのかな？

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

反対側から見たら、また雰囲気が違います。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

さっきからほとんど人がいないでしょ！
展覧会も良かったのにガラガラなんですよ。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

石橋は渡ってよし、横から見てもよしでした。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

これは菖蒲なのか、燕子花なのか？
わからないです。そういえば、昨年は根津美術館に行ったなぁ。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

緑の中に青い花が映えます。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

庭園には写真のようにくりぬいて、円から景色をみるようになっている岩がありました。
源光庵の「悟りの窓」を思い出しました。
http://souda-kyoto.jp/campaign/archives_autumn.html
あそこも以前は京都でもマイナーだったんですが、有名になりましたね。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

日本庭園かと思うとこんな洋風庭園もあって不思議な空間です。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

見上げれば青もみじ。やはり、秋にもう一度来てみよう！

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

自然な岩をくりぬいた「つくばい」がありました。
おおらかな形で、山荘にあるつくばいとしてふさわしいと思いました。
そうえいば、龍安寺の「吾唯足知」のつくばいはずっと見に行っていないなぁ。
http://www.ryoanji.jp/smph/guide/grounds.html
また、空いていそうな時期に行ってみようかな。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

これは、安藤忠雄が設計した美術館の地中館を横から見た写真です。
安藤忠雄は大阪が生んだ世界的な建築家として有名です。
しかし、正直にいうと彼の設計は好きじゃないんです。
実際に利用する立場になると不便なんですよね。
よく行く兵庫県立美術館も動線が悪くて、雨の日の訪問は最悪です。
一旦傘をたたんで進むと途中でまた雨に濡れる箇所があったり、
エレベーター前の踊り場が狭くて混雑したりと。

こちらも階段を昇り降りしないといけません。
エレベーターはありますが。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

さて、そろそろ帰りましょう。
帰りは送迎バスが往路より下の方に到着します。
送迎バス乗り場まで歩きながら途中の景色を楽しみましょう。
バラが咲いていました…。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

季節によって様々な花が咲いている山荘美術館です。
下記に季節の庭園のリンクがあります。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/garden/

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

美しく整備されった坂を降りていきます。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

秋にはきっと紅葉のトンネルになるんだろうな。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

まるで別世界のような雰囲気です。
こちらにも気の早いモミジが赤く染まっていました！

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

途中で説明板があったので読んでみました。
夏目漱石がこの山荘を訪問したそうです。
ロンドンで精神的につらかった夏目漱石は、胃腸の調子の悪い中、京都を訪問した時にまだ完成していなかった大山崎山荘を訪問します。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

「宝寺の隣に住んで桜哉」
漱石は訪問の記念に俳句を残しています。

さて、忙しいのですが次はＪＲに乗って京都駅へ向かいます。
ＪＲ京都駅すぐのジェイアール京都伊勢丹の店内にある美術館で、
「よりぬき長谷川町子展」を見るために移動します。
http://www.asahi.com/event/machikoten/

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

長谷川町子展を見る前に、疲れたのでちょっと休憩しましょう。
京都駅だし、久しぶりに中村藤吉のアイスを食べよう！
一応、３階の店舗の方に行ってみましたが、やはり1時間は待ち時間がかかりそう…。
１階下のカウンターで注文して横のコーナーで食べようっと。
少し並んでいましたが、10分以内に注文できました。

中村藤吉 京都駅店NEXT 専門店

ほうじ茶・抹茶のソフトクリームにあんこ、白玉団子がのったソフトクリームにしました♪
暑い日だったので甘くて冷たいのが美味しい♪
ほうじ茶アイスは変わっているのでお勧めです。
また、中村藤吉で私が１番好きなのは、生茶チャコレートのほうじ茶。
ぜひ、お土産に買って帰ってください！

中村藤吉 京都駅店NEXT 専門店

スプーンがついているのがいいですね♪
390円で満足、満腹♪
甘いものを食べると落ち着きます♪

中村藤吉 京都駅店NEXT 専門店

さて、体力を取り戻したので展覧会に行きましょう。
展覧会は撮影禁止なので、内容は移せません。
昔、家にサザエさんの単行本がありました。
表紙の展示もあって懐かしかったです。

美しい青もみじを堪能して、美術品のような建築物と展覧会、サザエさん、
ビールと一銭洋食、ソフトクリームと楽しい１日でした。
京都というと、中心地に集まりがちですが、混雑がひどいです。
山崎方面はまだ空いているところも多いですよ。
行ってみてはいかがでしょうか。

おしまい！

東福寺 寺・神社・教会