2016/06/10 - 2016/06/11
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うーぱんのパパさんさん
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2016年の初旅行は新緑の北東北へ。
一度は行ってみたいと思っていた奥入瀬渓流ホテルを中心に、青森県の南寄りを横断する旅を計画しました。
「ここはまさに青い森の国なんだなぁ・・・」奥入瀬や八甲田山をドライブ&散策していた時に実感することしきり。豊かな自然にのどかな里の情景、美味しい食事、高原ホテルリゾートを満喫した2日間でした。
1日目の行程
新幹線で八戸まで行きレンタカーで出発→寺下観音・潮山神社→奥入瀬渓流ドライブ→十和田湖畔散策→奥入瀬渓流ホテル
2日目の行程
奥入瀬渓流をウォーキング→八甲田ロープウェーで田茂萢岳登山&ゴードラインをウォーキング→盛美園・猿賀神社→青森空港→飛行機で帰京
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
日本列島の西半分が梅雨に入り始めたこの時期、少しでも天気がよくて爽やかな場所に行きたい!と北を目指す旅行を計画し、選んだのが青森の奥入瀬。
幸いお天気にも恵まれ、青い空と新緑の山と清流、そして居心地のよいリゾートホテルでのひとときを楽しんだ旅の記録です。 -
奥入瀬渓流ホテルといえば、この「森の神話」です。窓の向こうに広がっている樹々ともいいコンビネーション。
広々とした館内は全体に清潔でビュッフェの食事もおいしく、満足度の高いホテルです。さすが星野リゾートと感心(?)。 -
行きは東北新幹線を利用。大宮発9:06のはやぶさに乗って一路北へ。
盛岡から先の東北新幹線は、なんと今回が初めて(トンネルばっかりだったですが)。 -
到着した八戸駅は快晴。さい先の良い旅の始まりです。
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ドライブ前に駅の構内でさっそく東北らしいお買い物。
出回り始めたさくらんぼが1パック300円!ちょっとキズもの(ワレ)と表示されてましたが、味はもちろんgood。甘酸っぱいさくらんぼを頬ばりながら旅してました。 -
最初に向かったのは階上町にある寺下観音(潮山神社)。太平洋をチラ見しながら真新しい八戸久慈自動車道を南下し、45分ほどで到着。入り口には駐車場とトイレが整備されてます。
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右側が一帯の案内図。せせらぎ(沢)を挟んで左手に寺下観音、右手に潮山神社が鎮座。
駐車場の手前には茶屋の「東門」があり、お蕎麦などを食べたりジャズを聞けたりできるそうです。ただ我々の訪問した日は(13時頃だったにも関わらず)準備中の札がかかって入れず。不定休なのかも。
寺下観音などの案内もありますので、ご参考まで。
http://www.t-toumon.jp/toumon/ -
こちらの鳥居から沢の渓流に沿って参道が伸びています。
今回この寺下観音を訪ねたのは、NHK「にっぽん縦断こころ旅」で火野正平さんが訪ねていたのを見て「清々しい所だなあ」と印象に残っていたから。
その時の印象どおり心が安らぐ場所でした。訪ねて良かった。 -
最初に寺下観音をお参りしに左へ向かいます。
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せせらぎを渡って階段を上った小高い場所にある寺下観音。小さな本堂の周りには仁王門と鐘楼もあり。鐘をつかせていただきましたが、いい音でした。
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そして、木漏れ日の道を進んで潮山神社へ。
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イチオシ
苔むした境内が荘厳な雰囲気を醸し出しています。
ここでは地元の女性の方おひとりに会っただけで、ほんとに静かな時間の中で参拝・見学できました。
(流れる水の音と蛙の声だけが響いていた) -
御祭神は「経津主命」。
神社としての創建は神仏分離令が発せられた明治初期ですが、お寺としての由緒を辿ると奈良時代の神亀二年(725年)まで溯るそうです。 -
北の大地の人々の暮らしをずっと見守ってきたのでしょう。
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穏やかないい気持ちで散策(参拝)を終えました。
春の新緑もいい感じですが、秋の紅葉時期も綺麗なのかも。
機会を見つけて、別の季節にも来てみたいと思いました。 -
八戸まで戻った後はそのままおいらせ町〜六戸町を経由して車を十和田湖方面に走らせます。
途中「ろくのへ」と「とわだぴあ」の2ヵ所の道の駅に立ち寄り、地元の物産品やお土産などを見て回りました。
写真は「とわだぴあ」駐車場より眺めた八甲田連峰。間近に迫ってきてます。 -
午後3時半頃に奥入瀬渓流ホテルに着き、まずはチェックイン。
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部屋はスタンダードタイプのツインルーム。場所は東館2階の「東の湯」の近く。
それほど広くはないのですが、モダンな雰囲気にまとめられ、ベッドも寝心地いいエアウィーヴなのが嬉しい。
少しだけ気になったのは部屋の防音。隣の声(テレビ?)が若干気になったのと、朝風呂に向かう人達のスリッパの音がわりと聞こえちゃってました。 -
それでも窓からの新緑の山とその奥を流れる(そして聞こえる)奥入瀬川のチラッとの眺めが無料でついてくるんで満足まんぞく。
朝陽のあたる時間帯の景色はこんな感じ。 -
部屋に荷物をおいた後、奥入瀬ウォーキングは次の日にして、車で十和田湖へと向かいました。
渓流沿いの森の道をドライブしながら、定番の銚子大滝を観賞。 -
やっぱり迫力ありますね。ゴーゴーと音を立てて流れ落ちる水量に圧巻です。
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流れが落ち込むところをアップで撮影。
谷底だからか滞在時は日陰になっていましたが、陽が射し込んでたらまた違った美しさだったんだろうな。 -
下流側の渓流遊歩道もちょっとだけ歩いてみました。まさに森林浴です。
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まだまだ明るい17時頃に休屋に着きました。
一番日が長い時期なので夕闇迫るという感じはなく、青空が戻ってきた湖畔の散策を始めます。 -
お日様と湖面のキラキラが眩しい!
だいぶ前のGWに来た時は観光客が多かったですが、平日の夕方ということで人影もまばら、静かな散歩を楽しみました。 -
これも定番、乙女の像。
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続いて十和田神社に参拝。
境内に向かう参道は神秘的な雰囲気が感じられます。 -
鳥居をくぐって石段を上っていった先に本殿が姿を現します。
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神様に日頃の御礼と旅の無事を祈ってきました。
ちょうど神主さんが来ていて、ご朱印をいただくこともできました。 -
ご主人さんのお供で参拝に来ていたわんこ。
いい子で待っていますね。 -
イチオシ
ここからは翌日の朝に出かけた奥入瀬渓流ウォーキングの写真です。
朝食後、8時発のホテル送迎バス(渓流シャトル)に乗るつもりが少々遅れてしまい、車で石ヶ戸まで行って、帰りの一部区間で渓流シャトルを使うことに。
新緑を通して届く朝陽を浴びながら、石ヶ戸の瀬から雲井の滝に向けて出発。 -
原生林の中、相当な量の水が流れている川のすぐ傍を歩くという経験は滅多にないもの(自分にとっては)。
目・耳・鼻で奥入瀬の大自然を感じながらのウォーキング。 -
早瀬でしぶきを上げながら流れている所もあれば、こんなゆったりとした流れの所もあり、変化に富んだ渓谷の風景が続きます。
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もこもこ葉の植物(素人ちっくな表現ですいません)。
苔やシダが詳しい人は、これまた楽しい観察ウォークになるんだろうな。 -
阿修羅の流れ付近。
時折、横の国道を車やトラックが通り過ぎますが、ごくたまになので、それ以外は自然の真っ只中にいる!っていう印象。比較的すいている時期ならではの印象でしょうか。 -
新緑の樹々越しの陽光キラキラ。
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清流の景色を楽しんだり小鳥のさえずりを聞きながら、遊歩道を進んでいきました。
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1時間弱で雲井の滝に到着。
想像していたより規模の大きな滝だったので、ちょっとびっくり。 -
ザーザーという音を聞いてると、不思議と癒されます。
奥入瀬に来て良かったとつくづく感じました。
雲井の滝から「渓流シャトル」で石ヶ戸の駐車場まで戻り、レンタカーに乗り換えてホテルに戻りました。
本数の多い渓流シャトルバスはなにかと便利。 -
多くの方が旅行記で紹介していますが・・・
奥入瀬渓流ホテルをちょっと紹介。
東館レセプションの先のラウンジにあるのは「森の神話」。実物はなかなかの迫力です。 -
「森の神話」の階下にある読書コーナーもいい雰囲気。
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西館のラウンジには「河神」がでーんと鎮座。
なんだか「あ〜れ〜」って滑り落ちてる人のようにも見えてしまう。
(岡本太郎先生、ごめんなさい) -
ラウンジ「河神」からも鮮やかな新緑を眺めることができます。
ゆったりとした気分で過ごせる空間です。 -
夕食は今春リニューアルオープンした「青森りんごキッチン」でのビュッフェディナー。
混んでいる時間帯に多少わさわさする(人の間を縫いながら料理を取りに行く)のは仕方ないところ。 -
モチーフのりんごがそこかしこに。
料理の方もりんごを上手に使った(組み込んだ)料理が多く、どれも美味で青森らしさを堪能できるディナーでした。 -
窓辺の席で、こんな感じに盛りつけた料理をいただきます。
飲み物はりんごワイン・りんご梅酒をチョイス。 -
料理の後はデザートタイム。アップルパイとりんごのコンポート。
ソフトクリームを絡ませてアップルパイをいただく・・・至福の時です。 -
朝食も同じ青森りんごキッチンで。
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りんごジャムをたっぷりつけて食べたパンが美味しかった。
写ってませんが、HPで紹介されているアップルトーストもオススメです。 -
青森りんごキッチンからも森の景色は見えますが、こちらの渓流テラスはほんとに自然の中で食事ができるスペース。いま写真を見直すだけでも惹かれますよね〜。
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次に来た時は渓流テラス朝食を楽しんでみたいな。
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これも岡本太郎先生作のオブジェ。
そのほか温泉展望風呂も広くてなかなか快適。
たった1泊だったけど、ゆったりくつろいで過ごして日頃の疲れを癒したのでした。 -
11時過ぎまで滞在してからホテルを後にし、八甲田山へと車を走らせます。
原生林ドライブを堪能しつつロープウェー乗り場に着いたのが12時頃。
いい天気なので山頂駅まで上ってみることに。 -
ぐんぐん高度を増して山頂駅に近づいていきます。
上るとともに青森市街、陸奥湾の海岸線、下北半島の山並みまできれいに見渡せました。 -
山頂駅から岩木山の展望。
涼しい空気に包まれて清々しい(乗り場に掲示されていた山頂の気温は15〜16℃だったです)。 -
ゴードラインのピクニックを楽しむことにして、田茂萢湿原を目指します。
緩やかなアップダウンや階段はあるけど歩きやすい山道を、景色を見ながら進みます。
歩いたのはお手軽30分コースの方
http://www.hakkoda-ropeway.jp/service/trekking -
八甲田の山々が目の前に!
そして湿原の沼も見えてきました。 -
田茂萢湿原に到着。自然が作り出した庭園という趣きです。
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新鮮な空気を吸いながら美しい風景を眺めていると、心が洗われるよう。
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向こうの丸い山が八甲田山主峰の大岳。
ゴードライン散策を含め田茂萢山頂駅の周辺で1時間近く滞在してからロープウェーで下り、黒石市方面に向かいました。 -
当初は岩木山神社に行こうかと考えていましたが、前日にネットで見つけた平川市の「盛美園」を訪ねることにしました。
八甲田山の駐車場からは50分ほどの道のり。
地元の名家(清藤家)が作り上げた庭と建物が見所の名勝です。桜で有名な弘前公園は訪問したことがありましたが、ここは初めて。
http://www.seibien.jp/ -
美しい庭園を前に佇む「盛美館」。
建物の右後ろに御宝殿があり一緒に見学できます(ただし30分おきに5分ほど開けるという時間制で写真撮影は禁止)。
この御宝殿の豪華絢爛な内装も必見ですよ。 -
2階の展望室を見上げてみる。和風と洋風の不思議な組み合わせですが、日本らしい造形とも言えそう。
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イチオシ
庭園もきれいに整備されていて、ゆったりとした時の流れを想像させる空間。
池を中心に「真」「行」「草」の3部構成の庭なんだそうです(HPに書いてありました)。 -
縁側に座って庭を眺めるのも一興。
八甲田の山上に比べて下界は暑かったので、この日陰が心地よかった。 -
「行」の築山を囲む樹々の新緑もまた、美しい彩りの情景です。
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入口にある茅葺き屋根の建物内はこのような休憩コーナーになっていて、飲み物などをいただけます。周りには宮崎駿監督の映画ポスターなどが飾られてました。
そして小さいながらショップも併設。
この盛美園、なかなかいい所でした。 -
最後に、盛美園からほど近い猿賀神社を参拝。
この神社も由緒ある「奥州津軽の聖地」とのこと。 -
樹々に覆われた拝殿に向かいます。
前面の木は桜、春の開花時期はこれまた綺麗なんでしょうね。 -
欄間(といっていいのかな?)の彫物の竜がなかなか立派。見応えあります。
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参拝した後はすぐ横(東側)に広がる鏡ヶ池にも足を運びました。
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大きな池で、真ん中に島もあります。
島の赤い建物は胸肩神社。 -
涼しい風が吹き抜ける橋を渡って、胸肩神社もお参りをしました。
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その胸肩神社を違う方角から写したショット。
飛行機の時間が迫ってきたので、ここで観光を終えて青森空港へと向かったのでした。でも素敵な見所を効率よく散策・参拝できてよかったです。 -
急に食べ物の写真ですいません・・・
青森空港で搭乗を待つ間、遅い昼食を「森のレストラン ライアン」で。
これは帆立・海老・鮭の海鮮フライセット。海老でっかい、しかもぷりぷり! -
こちらはこの時期限定(たぶん)の「もっちりつるりん」冷やし麺。
こっちもちゃんと帆立とアスパラが乗っていて青森らしい料理です。
両方とも美味しくいただきました。 -
楽しかった青森旅行も終わり、JALの翼で青森を離れます。
昼間に登った八甲田山を見ながらテイクオフ。さよなら〜 -
イチオシ
津軽半島側を旋回しながら、南に針路をとって羽田へと向かったのでした。
ラスト1枚は上空からの津軽の大地。この時期らしく水の張った田んぼが大きく広がってて「日本は水の国なんだ」と感じられる好みの景色です。
また次の旅行を夢見ながら日々頑張ります(笑)。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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