2016年春風に誘われていわきの海に美味を求めて,その1（白水阿弥陀堂と塩屋崎灯台編）

2016/04/01 - 2016/04/02

今年は年明けより母の入院や娘の出産と続いたので毎日病院通いでした。
普段元気な私もさすがに癒されたいと思いながら見ていた、テレビの旅番組で紹介されていたのが「福島県いわき市」でした。

そうだ東北へ行こう！
プチ復興のお手伝いに行こう！
美味しいお魚を食べて、癒されたい！「いわき」へ決定しました。

思い起こせば娘達が幼稚園や小学校の頃は「ハワイアンセンター」へ地区の集まりで何度もバスで行ったものでした。
大きなプールに娘たちは大喜びだったのを思い出しました。

家族では「いわきマリンタワー」や「波立海岸弁天島」「石炭化石館」に行った思い出も有るし〜
紅葉の１番美しい時期に「白水阿弥陀堂」にも行きました。

以外と昔は良く行っていたので、とても懐かしい土地です。
震災以降どうなっているのか〜も気になりました。

（＊今回の写真は８年前の紅葉の時のものを使っています。実物はパノラマ　撮影なので迫力に欠けているのが残念です）

エリア いわき市(福島)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

白水阿弥陀堂は、永暦元年（1160年）、藤原清衡の娘・徳姫が建立した平安時代末期の阿弥陀堂で、福島県唯一の国宝建造物に指定されています。

白水阿弥陀堂 名所・史跡

白水阿弥陀堂のパンフレットです。
拝観料大人400円、子供（小学生）250円です。
定休日毎月第4水曜日
拝観時間　4月〜10月 8:30〜16:00
　　　　11月〜3月 8:30〜15:30です。
　　　　＊時間に余裕を持って見学されると良いですね。

白水阿弥陀堂のパンフレットです。
蓮の花が咲く時期と紅葉時期がお薦めのようですね。

通常の駐車場からは公園の中を、お堂までは約500ｍ位？は歩くようです。
でもこの駐車場にしかトイレは無いので、必ず寄ってからがお薦めです。

私たちはトイレに立ち寄ってから、この入口の左側に有る車椅子専用の駐車場を利用しました。砂利道なので動きにくかったですが、国宝なので我慢します。

７〜8年位前、紅葉の１番綺麗な秋に訪れました。
多分４月だと花も咲いていないし、つまらない時期だったのでしょうね。
少し後悔したのですが、いわきに来たかったのでOK！
＊８年前の紅葉時期の写真も入れてみました、比べて見てくださいね。(#^.^#)

橋の手すりも以前と比べて、色が褪せています。
国宝なのに予算が無いのかな？残念な気がしました。
こんなに美しい庭園なのに、予算を回して欲しいです。

池には鳥がいますね。

こちらが８年前の紅葉時期に撮影した写真です。
本当に美しかったです。

こちらが８年前の紅葉時期に撮影した写真です。
晴れていたので、湖面に映えてとても綺麗でした。

こちらが８年前の紅葉時期に撮影した写真です。
晴れていたので、とても綺麗でした。

実は太鼓橋なので、車椅子を押すのってすごく疲れます。
寒い日なのに汗をかいてしまいました。

住所は　福島県いわき市内郷白水町広畑219
電話番号　0246-26-7008です。
この阿弥陀堂は美しいです。

以前紅葉の１番綺麗な時期に訪れているので、本音は少しがっかりなのですが庭園が素敵なのでゆっくりと散策したいです。

こちらが８年前の紅葉時期に撮影した写真です。
晴れていたので、鮮やかでした。

お線香をあげている人はいません〜風が強いしね。

こちらが８年前の紅葉時期に撮影した写真です。
イチョウの色が綺麗です。

秋の紅葉時期は、一面金色に輝く絨毯のようです。

こちらが８年前の紅葉時期に撮影した写真です。
一面金色の絨毯のようで、本当に美しかったです。

永歴元年（1160年）にこの地を治めていた岩城則道の妻が、ふるさと平泉にある金色堂にならって建設したとされる。
阿弥陀堂は方三間の単層宝形造で屋根は柿葺。堂内の壁板には壁画が描かれていたと思われるが、現在は一部に僅かな面影が残っているのみである。内部には阿弥陀如来像を中心に、両脇侍の観世音菩薩像と勢至菩薩像、ならびに二天像（持国天像、多聞天像）の5体の仏像が安置されている。東北地方に現存する平安時代の建築は、岩手県平泉町の中尊寺金色堂、宮城県角田市の高蔵寺阿弥陀堂、当堂の3ヶ所のみである。
阿弥陀堂は桁行と梁間はともに3間、一重の宝形造である。
1952年（昭和27年）3月29日、国宝（建造物）に指定された。HPより

お堂は白木造の柱の間が3つある方三間で、屋根は宝形造りこけらぶき。なだらかな三角の線が美しく、軒回りは出組という組み物が円柱の上から屋根を支える。内部は4本の柱によって形成された方一間を内陣に、黒うるし塗りの須弥壇（しゅみだん）の上に、阿弥陀三尊像と二天部が安置されている。復元された浄土庭園は蓮沼の御堂といわれた平安の昔を想像させる。 HPより

是非紅葉の時期に訪れて見たいです。歴史を感じる大木が素晴らしい！

こちらが８年前の紅葉時期に撮影した写真です。
本当に美しかったです。

阿弥陀堂の中は撮影禁止です。
仏像の数々は、重厚な雰囲気で良かったです。＊あっさりコメントですみません。

岩の上に亀です。何となく心が和みます。

甲羅干しは気持ちが良いですか？
やっと春が来て良かったね。

池を一周出来る遊歩道が有るので、歩いてみました。

平安時代末期に盛んだった浄土式庭園の様を成している。これらの構造は、徳姫が奥州藤原氏の娘であることも手伝って、毛越寺や無量光院といった平泉の寺院の構造に影響を受けている。実際に「白水」という地名は、平泉の「泉」という文字を2つに分けた物で、岩城氏の本拠地であった平という地名の由来も平泉の「平」を取った物だという説がある。　HPより

7月中旬から9月初旬にかけては「古代ハス」が見頃になるそうです。
秋の紅葉も美しい場所です。

こちらが８年前の紅葉時期に撮影した写真です。
晴れていたので、湖面に映えてとても綺麗でした。
本当に美しかったです。浄土を思わせるかな？

梅の花が〜春を感じました。

こちらが８年前の紅葉時期に撮影した写真です。
湖面に写りこんで本当に美しかったです。夢のようでした。

鳥が飛び立ちました。

北・東・西は山で囲まれており、阿弥陀堂を中心としたこれらの空間は、正に平安時代末期に盛んだった浄土式庭園の様を成している。　HPより

静かな佇まいの中〜のんびりと散策するのにはちょうど良かったです。

そろそろ入口に戻ります。

梅の良い匂いがしてきました。

白水阿弥陀堂の駐車場の先に桜が咲いていました。
欄干の朱色と合いますね。

さくらが大好きなので、嬉しいな(#^.^#)

実は風が強いので、何枚もピンボケになりました〜

いわきマリンタワーにも来たのですが、とにかく風が強いので寒くて見学はパスしました。

いわきマリンタワー 名所・史跡

公園の中はとても広いのです。
昔はおさるさんとか色々な動物がいたので、家族連れには楽しい場所でした。
今はいないみたいです？

マリンタワー正面です。
周りには人影が全然いないので、寂しいですね。
震災の影響もあるのでしょうね。

広大な駐車場に車は少しだけ停まっています。

塩屋埼灯台は、福島県いわき市平薄磯に建つ大型灯台です。
立地と、白亜の美しい外観から「日本の灯台50選」にも選ばれています。
地元では「豊間の灯台」とも呼ばれているようです。

塩屋埼灯台 名所・史跡

映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台です。当時の塩屋埼灯台長夫人・田中きよさんの手記「海を守る夫とともに20年」が原案だそうです。
灯台職員とその家族が日本全国の辺地の灯台勤務で積み重ねる、長い人生の哀歓を描いた映画作品となりました。
私も小学生の頃？見た記憶が有りますが覚えていませんでした。

福島県いわき市平薄磯字宿崎34
駐車場からスロープにて数メートルの距離にあり、歌碑の前に立つとセンサーが反応して塩屋岬をモチーフにした歌詞の唄、「みだれ髪」が大音量で流れますからびっくりしました！

故美空ひばりさんが大病後の復帰第一弾として発表した名曲「みだれ髪」がこの塩屋岬が舞台であるため、親しまれているそうです。

私はファンでも無かったし、団塊の世代でも無いし！ユーミンや吉田拓郎、山口百恵世代〜（すみません、若いふりしています。）　
旦那に聞くまで知りませんでした。
団塊の世代の旦那が、今回ここに行きたいと言った理由も納得しました。

故美空ひばり碑
昭和２０年代に誕生した方達が、懐かしむ俳優や歌手が眠る記念碑や慰霊碑を巡る旅が人気急上昇中だそうです。
旦那も石原裕次郎さんが大好きで、私が昔社員旅行で「小樽の石原裕次郎記念館」へ行った時に羨ましがっていました。そう言えば上司が裕次郎さんの写真と記念撮影をして興奮していましたね。　あの記念館は豪華で凄かった記憶が有ります。
団塊の世代の皆様の人気スポットのようで、この場所だけは次から次へと観光客が来ていたのに納得した旅です。

では宿へと向かいます。

この旅行記へのコメント （2）

• こあひるさん 2016/06/07 10:28:08

  紅葉の思い出

  ごまさん、こんにちは。
  
  白水阿弥陀堂って、行ってみたいのですよね〜。仏像って（撮影は不可でも）見ることができるのですね〜〜！それを知ったら、さらに行きたくなっちゃった・・・でも車じゃないとダメかなぁ。
  
  最も美しかった紅葉の白水阿弥陀堂のインパクトが強かったのですね〜。一度、最も素晴らしいものを見ちゃうと、どうしても比べちゃいますよね（笑）。
  
  金色堂を模して造られたのですね〜。これも知りませんでした。
  
  こあひる

  ごまさん からの返信 2016/06/07 23:15:02

  RE: 紅葉の思い出

  こあひるさんへ
  
  こんばんは、書き込み有難うございました。
  >
  > 白水阿弥陀堂って、行ってみたいのですよね〜。仏像って（撮影は不可でも）見ることができるのですね〜〜！それを知ったら、さらに行きたくなっちゃった・・・でも車じゃないとダメかなぁ。
  
  鉄道とバスでも行けるようですね。
  ＊鉄道：JR常磐線いわき駅下車、川平行きバス、あみだ堂バス停下車、徒歩5分らしいですね。
  >
  > 最も美しかった紅葉の白水阿弥陀堂のインパクトが強かったのですね〜。一度、最も素晴らしいものを見ちゃうと、どうしても比べちゃいますよね（笑）。
  
  そうなのですよね。最も美しかった紅葉の白水阿弥陀堂が頭から離れないので、今回は「あーっ　やっちゃった」と思いました(・_・;)
  ８年前はこんなに綺麗なお堂と庭園が有るのが信じられ無かったです。
  それなので、かなり未練がましく８年前の写真が登場です！
  
  こあひるさんも「蓮の花」が咲く時期か、紅葉時期に是非行かれるのをお勧めします。
  >
  > 金色堂を模して造られたのですね〜。これも知りませんでした。
  
  内部は金色堂の華やかな雰囲気は全然無いですが、仏像が良いお顔をされていました。お坊さんの説明も聞くことが出来ました。
  徳姫が奥州藤原氏の娘であることも手伝って、毛越寺や無量光院といった平泉の寺院の構造に影響を受けていると聞いていましたので、私も平泉の毛越寺の庭園は大好きな場所ですから〜想像を膨らませて行きました。
  ８年前は期待通りの白水阿弥陀堂でしたね。
  
  行く度に良くも悪くも、変化が有るのも旅の楽しみなのでしょうか〜
  わがままを言えるのも幸せと思います。
  
  　ごま