◎自生石楠花を求めて

2016/05/21 - 2016/05/22

お久しぶりです
昨年末から地獄巡りを４ケ月
その内容は近いうち報告するといたしましょう。
ただ地獄のすぐ隣りが天国だったとは！　驚きでした。

体力も気力もめっきり落ちたようで、回復のためいつもの奥日光へ向かう。
今回は今まで出会えなかった満開の石楠花に間に合いました。


　・石楠花に会えば楚々として頬紅し　　

　・瑠璃が飛び水玉跳ねる湯滝かな
　
　・男体は見上げるばかり夏模様　　＜悠遊人＞

エリア 日光湯元温泉(栃木)

やっと満開に出会えました。自生のアズマシャクナゲは品があって、美しい。ピンクとはこういう色を言うのです。

　・石楠花に会えば楚々としてほほ紅し　　　　＜悠遊人＞

ここは奥日光、湯ノ湖西岸

●自生や群生とは実は原産地と同じく非常に重要なことであって、植物は常に安住の地を求め、移動するものなのです。環境がその植物に適合して初めて群生できるのです。同族のツツジやサツキに比べ、シャクナゲはより高地、寒冷地、陽のあまり当たらない所でしか群生できません。　実は移動することは他の植物にも言えることで、動物も、さらには人間にも当てはまることなのです。たとえば水芭蕉は尾瀬に移動していったように、アジアでは、人は砂漠化によってより東に東に流れてきたのです。

湯ノ湖をバックに桃色ピンク

トウゴクミツバツツジと

湯滝上のシャクナゲ

　自生の大株です

湯滝のトウゴクミツバツツジ
　この時期満開です。

　

湯滝

　・瑠璃が飛び水玉跳ねる湯滝かな

湯滝の釣り人

湯滝の釣り人（２）

戦場ヶ原ではズミはまだでしたが、
もうワタスゲが咲き始めました。
今年のワタスゲは期待できそうです。

中禅寺湖南岸

　・男体山見上げるばかり夏の空

　・日光の梅雨を集めて中禅寺


　

中禅寺湖東岸

●この湖はいろは坂（昔はなかった）を登った人間が見つけたのではなく、裏側から男体山に登った勝道上人が発見したもので、八世紀の話です。　わたしにはここからが本来の「日光」と考えています。　家康さんの日光とは時代も違うまったくの別物です。

南岸のヤマツツジと

　葉っぱが紅くなったらまた来ましょう

華厳の滝

　紅葉の時期もいいが、新緑時もすがすがしい

華厳の滝

　見てほしいのはイワツバメ1羽
　（見えますか？）

トウゴクミツバツツジも満開です。

　これから奥日光は　ズミ、クリンソウ、ワタスゲが咲き乱れます。
　その頃、また来ます。

これはキジバトでしょうか？

　下流域では、皆さんオオルリがいる、と追っかけてましたが・・・

◎原爆投下の正当性(2) 　 　　　　　　　　 　　 　　 2016.5.27　悠遊人
　通常爆弾は軍事基地や軍艦、戦車、そして軍人をピンポイントで狙うものだが、戦争だからこれは当然のこと。
　ところ原爆となるとそうはいかない。それは一つの都市すべてを破壊するからだ。当然一般市民である女子供も皆殺しだ。米国はこれ以上の被害者を出さないため、早く戦争を終結させるためと原爆投下を正当化したわけだが、それは違うだろう。ハワイの軍事基地を攻撃したのとは訳が違う。
　戦争で軍人同士が殺しあうのは当然としても、最初から一般人を狙うのは許せない行為だ。せめて一般人に対して原爆投下を前もって宣告することはできなかったのか、これからは原爆に対しては原爆で対抗することになる。